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2005/04/29(金)
八つ当たりしてごめんね
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今日は仕込み2日目。今日からは映像オペをしてくれることになったカメも合流した。しかし、困った事態がひとつでてきた。映像の出力がまだ解決しないのである。そーたさんのパソでは無理と言うことで結果的には必要なかったのに、私は一旦家に帰ってしまうなど大混乱。結果谷内さんパソを谷内さんの妹(また似てるんだか似てないんだか微妙な姉妹である、私は妹のが好みですが)に持ってきてもらって作業を開始するが、なれない作業のため何回も壁にぶち当たる。私は機械が言うこときかない時は一番イライラするので人のパソコンじゃなければ、ぶんなげているところだった。
今回の反省について思うのは、ピリピリしすぎたということである。演出と言う重責に耐えかね、ほんまに些細なことですぐカッとなって人に八つ当たりしていた。特にひげっちはよく耐えてくれた。確かに彼はどうよ?と思わせる失敗も多かったが、結果的にはよくやってくれたにも関わらず、そこまで怒らんでもという些細なことでもすぐに怒鳴ってしまった。哲とひろたの2人もそうだ。酒井君にぶちきれた時は無断欠席だったので、まだいいが、この2人は半分以上八つ当たりであった。それdころか関係ない今西や山さんにも八つ当たりをしていた。あまり知らない人にはカッときても耐えてるんだから、ひげ、哲、ひろたに対しては気を許してるという甘えもあっただろう。ほんまに短気になった。父も相当些細どころか理不尽なことですぐぶちきれる短気な男だが(しかも怒るときの口調が同じ)そのフォローも上手い・・かどうかはわからんが少なくとも母にも私にも恨まれてないんだから上手いんだろう。私はどうなんだろうか?みんなはヒビサマは愛されてると言ってくれるが、でもそれに甘えちゃいけないね。もっと大人にならなきゃ。
その後今日はリハーサル。寮食の特徴の一つに、まずここは常にバードマンチームという団体が飛行機をつくっているのである(念のため断っておくけど飛行機と言ってもパラグライダーもたいなやつだぜ)。普段は寮食全体でイベントがある時でも舞台裏で細々とつくっている(おかげで少し交流ができて、何人かには見に来てもらえた)。なんで、ハケ裏とかで下手に触って壊すとたいへんだ。また、隣にある厨房では頻繁にバンドが練習している。そのため非常にうるさい。結果基本本番リハ時間があらかじめきっちり時間を指定しとかなあかんのよ、である。なので、はじめて時間にせまられた展開。ここできっかけレベチェはしなくてはならない。しかし、心配は杞憂であった。照明はほんま地明かり芝居(なにしろ哲が役者やりながらハケ裏で操作してるんだもの)だし、音響は劇団衛星の正社員小島そーたがやってるのだ。きちんときっかけや音レベルを決めなくても、その日の役者の調子にあわせて、ベストの操作をしてくれるんだからさすがだ。今回セレクトしてくれた音響も、基本全部ゴジラから持ってきてくれと頼んだら本当にほとんどゴジラから持ってきてくれた。全編伊福部昭の音楽で統一される芝居には感動を覚えた。効果的な場面にどんどんいい音をいれ、いれない方がいい場面はどんどん削除する。また、ネタ音に対しても理解が深い、役者が江頭っぽく動くときに布袋寅泰の「スリル」をいれたり、アリアスの応援歌をいれたり、いい場面でギャグ言ったときに音響をカットアウトしたり、紫の音響じゃ絶対やってくれなかっよな。「恋は遠い日の花火ではない」すらなかなかGOだしてもらえなかったし。仕込みのしきりについても仕切ってくれたし、映像にしてもそう。本当にそーたさんがいて助かった。
むしろ手間取ったのは映像の操作。なかなかスクリーンをおろすタイミングと、それにあわせ照明を消すタイミングと映像をいれるタイミングがあわず苦労。本当はうしろの壁にうつす方がいいんだが、その間に出ハケがあるので仕方ない。なんとかこれで冷めないようにせねば。
今日も泊まり、哲と一緒に風呂に行った。そこは昔エメラルドの時水道管破裂事件以来の銭湯だった。
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