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2005/04/30(土) 朝まで生ゴヅラへの想い
昨夜も朝の4時頃まで哲ちゃんと桃鉄していた。今日はカメや無限大、チハルも止まっていたので飲んだくれていた。ぼろい寮で朝まで飲むとは40年前くらいの大学生(ゲームをのぞき)みたいな暮らしをしている。昔の学生は楽しそうだなあ。今日は午前中リハ。午後からは返し稽古をした。吉田寮3日目ということで慣れたもの。すっかり、近所のファミマの常連になった。エメラルドの時も散々世話になったファミマだ。ファミマの弁当は全種類食い尽くしたといっても過言ではないだろう。

 さて、今回の話実際おもしろいのだろうか?そもそも生ゴヅラという作品は思い入れが違う。なにしろこの話最初に考えたのは中3だから構想7年である。第1項を書いたのは高3だから、それでも4年である。

私がこのお話を書こうと思ったきっかけはふたつある。1つはインデペンデスデイという映画を見た時だ。これは宇宙人が侵略してくるってよくあるハリウット映画なんですが、ラストに大統領が戦闘機に乗って撃退するってとんでもねえ話なんですね。私はこの終わりはないだろと怒りがこみ上げてきたのですが、これを見てアメリカ人は喜んでいるのが馬鹿かと。少なくとも作品として自分らのリーダーをかっこよく描くなんて表現者として恥ずかしくないのか?権力者はこきおろしてこそ表現者だろうがと思ったわけです。だって、実際日本でこれつくったら、とんでもない駄作でしょう。実際古谷一行主演の「宣戦布告」っていう映画では北の工作員が上陸したと知った総理がまったく躊躇なく自衛隊出撃命令をだすが、絶対そんなうまくいかないと思う。日本なら宇宙人が攻めてきても、おろおろしてなにもできないって方がリアルで面白いと思う。
 で、丁度その頃「空想科学論争」という、空想科学読本シリーズの社会版みたいな本に、ゴジラがでても、縦割り行政で優柔不断な政府に自衛隊はすぐ出撃できるのか疑問?って記事をみつけて、そういや前前からなんで憲法9条のある日本で怪獣がでたからって、あんなすぐ自衛隊だせたり、ましてやメカゴジラみたいな、近隣諸国の神経逆なでするような兵器を持てるんだと思っていたので、これは面白いと思いました

 次に、森総理を見た時です。私は元々政治好きでしたが、森さんは衝撃的でした。彼の、そこで言わなきゃいい一言を我慢できずに言ってしまうという失言癖はとても他人とは思えなかった。自分もダメなくせにダメな人を見るとほっとけけない私は、森さんのダメっぷりにすっかり好きになりました(森内閣自身や彼の政策・思想はとても支持できないが)。で、いつかそんなダメ内閣の話が書きたいと

 で、このお話は、最終的にダメな人たちのの成長物語です。このお話にはダメな人がいっぱい出てきます。そんなわけですべてのダメな人たちへののエールになればと。いいわけすると風刺としては甘いです。私は政治に対してはかなり不満をもっていますが、その怒りはHP上のい日記やブログに書いてあるのでそっちを見ていただきたい。ただ、もちろんかなり皮肉といえる政治ネタ・時事ネタは用意はしてます。政治ドラマとしては楽しんでいただけると思います。また、タイトルやビラにばんばんのせてるくせに怪獣一切でないというJAROに訴えかねられないアホさがうりですが、音響全部伊福部昭だし、ゴジラファンしかわからんような小ネタだらけなので特撮ファンにも楽しんでもらえるかな。ようはこのお話は××だって規定しなきゃならんものでもないでしょう。コメディなんだから最終的に笑ってもらえりゃ充分です。付加価値として、ダメな人が勇気を持ったり、ゴジラを見たことない人が興味をもったり、今まで政治に興味がなかった人が選挙に行ってくれたらなお嬉しいけどさ。とりあえず笑ってもらいたい。笑ってさえくれればOKだってことで

 私はオイジナリティのない作家だから、この話はずいぶんといろんなところからとってきた。ゴジラのパロの部分が全作品(「大怪獣東京に現る」もね)からとってきたのはもちろん、政治の部分は「THEニュースペーパー」「その場しのぎの男たち」「レッツゴー永田町」「東京原発」「加治隆介の儀」「クニミツの政」「内閣総理大臣織田信長」「パンダ内閣」と舞台からギャグ漫画までとってきたが、一番は「総理と呼ばないで」だろう。だって、リャンさんにも指摘されたけど、まんまパクリだもん。最初に失言するところとか、総理が愚痴るシーンとか。イメージ的にも総理=総理。家城=鶴田真由。波川=西村雅彦。真船=戸田恵子だしね。でも、三谷さんだって最初はニール・サイモンやビリー・ワイルダーのパクリから入ったわけだから(いい加減卒業せなあかん時期だが)。「総理と呼ばないで」は三谷作品の中では評価が低いが、私は最高傑作だと思ってる。少なくてもテレビドラマで呼吸困難になるほど笑ったのはこれと伊東四郎がいた時代の「コメディーお江戸でござる」だけだ。正直これがなぜ受けなかったのかはさっぱりわからない。これは簡単に言えば、みんな勉強してないから笑えないんだと思う。政治とコメディが合わないというのは私は絶対にそんなことはないと思っている。政治は興味を持てばとてもおもしろい題材だし、最高のコメディをかけると思う。その挑戦の第一歩です。頑張ります。


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