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2005/05/06(金) 搬出は涙雨
 今日は雨の中搬出。無事終わってよかった。みんなありがとう。ってことでみんなへのメッセージです。

 ヨウスケの総理については、一番苦労かけた。この総理の子供がそのまま大きくなったようなダメっぷりは森総理もモデルだが、ほとんど私の分身である。タカマヒビキを演じろというのはとても辛いことだったと思う。でも、ヨウスケの総理は絶対私がやるよりも魅力的だ。総理のダメだけど、友情のためにいざって時に頑張る姿。そしてよくよく考えると結局は非常に自分勝手でなにも解決してないダメっぷりは、ヨウスケだからこそだせた魅力だ。

 家城助手の琥珀練習中、少々鬱気味でかなりまいったが、ホール入り後なにかふっきれたのかグンとよくなった。総理に小刀を突きつけられながら、タンカを切ってそれを罵倒する閣下に対し、総理をかばうシーンは自分で書いた脚本のくせにうるっときてしまった。よく成長したと思う。ダメ男をかばう家城は、私にとって理想の女性である。彼女の家城には私は恋できたから合格だ

 武は、カツゼツ悪いわ。くどい芝居するわ。一番生ゴヅラには詳しいはずなのに、どうもよく脚本を読んでないんじゃないかと思わせるものが多かった。が、本番でいきなりよくなった。総理との友情、故郷滋賀への想いをきちんとだせたので話が成立した。

 みずのさんは今回あまり目立たせてあげることが出来なかったが、脇のソファーで雑誌の切り抜きばかりしてる姿はキュートだった。「文句ばかり言って仕事をしない大臣(田中真紀子がモデル)」というキャラは普通にやったのでは嫌な気分になるだけなので、嫌味にならずによかった。そして内に秘める母性本能がとても魅力的だった。助手が解放されてソファーに座り込んだ時そっと手をかける優しさにはまいった。

 チハルは、去年に比べて異常に声質が悪くなった。煙草を吸い始めた時期からなので、それが原因だろう。彼は技術はまだまだだが、非常にタカマヒビキ作品に向いている役者だと思う。姑息な小物の多胡(福田康夫がモデル)のキャラは彼によくあっていた。彼の映像の中でいった(安全性をアピールするためにカニを食べるシーンで)「これ安全なお味ですね」というアドリブはおもしろすぎる。凄い才能を感じる。手放したくない役者の一人だ

 HIROFUMIは・・本当におもしろい。奴は今まで所属したどの劇団でも邪険にあつかわれてきた。自業自得だろう。でも私はそれでも彼を愛せないというのは勿体ないと思う。これだけおもしろい素材を、うっとおしいというだけで使えなかった人にはなんとか今回の芝居を観に来て悔しがってほしかった。彼は多分今回役者人生で一番幸せな役をもらったと思う。はっきりいってド下手である。でも、私は彼をつかっていきたい

 まつもさんは、見事に新境地を開拓してくれた。彼女が雨垂からも誘われながらうちにきてくれたのは、未踏座出身者がもつまつもさんのイメージを打破した演出家のところに行きたかったとのこと。仲林さんから「何故、まつもをここのつけたの」というのを聞かれた。確かに一見本人のイメージからいえば、三枝や波川のが似合ってるかもしれない。本当に真面目な人にそのポジションを当てはめると見ていて嫌な人物になってしまう。白神の普段は華麗だけど、いざという時融通が聞かないとか、この話にでる女性の中で唯一母性がない「私愚痴る男を可愛いと思うタイプじゃないから無駄ですよ」というのはまさにまつもさんのポジションだと思う。と言ったら「君はよく見てる」と言われた。「今までまつもが苦手だったところをよくふってくれた」と感謝までされるとちょっと気がひけたが、本人もここにきた甲斐があったと言ってくれたのでとても嬉しかった

 唐仁原は今回一番の掘り出し物だ。残念ながらすでに今年の予定がつまってしまているのだが、それでも来年以降は手放したくない役者だ。演技は勿論、演出の手助け(自転車は唐仁のアイディア)もしてくれたし、普段の会話はさすが寮生だけあって下ネタから政治経済までなるほどと思わせる意見を多く言ってくれる。全員の実力を見た時超カッコイイ閣下の役は、相当の実力者(中曽根や野中がモデルだもの)じゃないとと思っていたので、彼がいてよかった。本当に芝居だけじゃなく一生一緒にいたい男だ。まあ、出トチリは問題外だがね

 谷内っちは、第1次から来てもらってるのに目立たせてあげれなかったな。谷内さんは美人ですが、性欲を感じません。おかんに似てるからというのもありますが、どうもそれだけではなさそうです。今回の波川は、男も女も感じさせない冷静沈着な官僚だけど、サイボーグではなく人間味はないと困るという自分で書いててもしんどい役でした。だからこそ、谷内さんしかいないと思ったわけです。

 ユカリーナには最初に渇いれてもらって気がひきしまった。笑いをとろうという野心にあふれるコメディエンヌだ。上手いという点で見習うべき人だと思う。「まだ出しちゃダメ」のエロさや、真船さんの母性は彼女だからだせる技。正直真船という役は他に比べ弱点がない分埋没しちゃうんじゃないかと思ってたが杞憂でした

 哲は・・やっぱ役者じゃねえな。おもしろいけど本読みが一番面白い。

 ひろたは間違いなく彼の役者史上最高の役でしょう。おもしろかったよ。でも2度は通用しないよ

 酒井君は非常に可能性を感じさせる男だ。自分の魅せ方をよく知っている、よく1年で会得したものだ。まあただ彼のやりたい芝居は私の芝居とは違うね。とりあえず、あの遅刻癖はぶちキレそうなので、直さないとこれ以上は通用しないぜ

 誠サマは、まあ誠サマでるところはショウダウンっぽくなるわなと考えていたので、考えていた通りでしたね。でもいてくれて本当によかった。彼のなにがなんでも、おもしろいことやるという精神は私の作品にはあわなくても、みんなに刺激になった。意識を高めるには丁度よかったです。

 みんなありがとう。ではでは


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