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2006/10/13(金)
ウィリアムVSヒビサマ
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郵便局にはじめて内容証明というものをだしてしまいましたよ。行数だの、なんだの色々規定がめんどくさくてたいへんです。たかが、2万に満たない未払い給料のためにどえらい額をとられた。これで決裂し東京まで裁判起こしに行ったらとれる額を超える。しかし、泣き寝入りするのが悔しいって感情だけで戦う気である。ダメだなあ。
今日は川渕チェアマンとちっくがでる。タイタス・アンドロニカスを観にいった。シェイクスピアである。あのウィリアムさんの作品である。行ったら知り合いばっかし。狭いぞ京都演劇界。
で、感想は・・よい点から行くと、意外にも長いと感じなかった。ウィリアムさんなんてしんどいだろうな、昨日ちゃんと寝てないし危ないかもなあと思ってたが大丈夫だった。あっさりしていた。しかし、ここが非常に問題点に感じた。たぶん、これが「ロミジュリ」や「ハムレット」や「マクベス」や「ベニスの商人」だったら、この演出方法でよくみれたと思うのだ。これらに共通するものは、私が知っているということだ。ストーリーもだいたいわかるし、ロミオもジュリエットもハムレットもオフィーリアもマクベスもマクベス夫人もシャイロックもだいたい、どういうキャラかもわかっている。しかし、「タイタス・アンドロニカス」は残念ながらわからんのだ。それはどうかといえば、だいたいの人は知らんと思う(てか普通の人はロミジュリしか知らないわな。あと、ハムレットの「生きるべきか〜」の台詞くらいかね。手塚漫画を読んでれば間久部録郎はわかるけど)。
ようは、お客さんが知ってる前提で演出してるんじゃないかと感じられたんですね。しかし私は、ストーリーもしらないし、タイタス・アンドロニカスがどんな人であり、ゴートの女王がどんな人でありという、予備知識がないわけなので、あの演出ではわからんままに終わってしまうのです。それはシェイクスピアなんだから「知らん方が悪い」のか、それでも「知らん奴にもわかるようにやれよ」というとどっちが正しいかはわかりませんがね。川渕社長から、事前に「現代に置き換えている」という設定を聞いていたのですが、どうも音響や衣装でそれを感じても他ではわからないし。まだ終わってないのでネタバレできないけれど、ちょっと奇をてらった演出もあったがとく意図がわからなかったです。
で、終わった後は酒が入っての感想いいあい。チケット代にプラスしてこれがあるから、観劇は金がかかるのだ
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