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2006/10/15(日)
卒公は楽日に限る
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今日は昨日みそこねた同志社小劇場を観にいった。今回の作演出の大崎くんってのは、知り合いではないがキャッツが「おもしろいシチュエーションコメディを書く」というので、同じコメディ作家として偵察に行ってきた。有望ならライバルは早めにつぶしとかなあかん、うそ共存共栄していきたい。
面白かったですね。去年彼の作品を見た時は問題点が多く見られたが、今回はちゃんと笑えた。あとはたぶんに、三谷の影響が見られるのがいい意味でも悪い意味でもどう考えるかだね。「王子様みたいだ」とかHRだしね。私も初期の作品はモロ三谷だった。そこからどう脱却するかを重ねた上、今の馬鹿丸出しに至ったわけだが。それが正しい道だったかはわからんので、彼には王道を突き進んで欲しい。物足りなさとしては、その登場人物がどういうことを考え、どういう目的で行動し、そのシュチュエーションが結果として笑いにつながるかにしっかりしたものが感じられなかった。せっかく、ウソをついてごまかすとか面白くなるものを用意しているのに、キャラが弱かったり説得力が弱かったりして歯がゆい部分があった。でも、笑えたからOK。次に期待したいし、話がしたいと思った。
終わったら、小劇OGの第2次及び第3次笑の内閣環境大臣に久々にあった。東京からわざわざ日帰りで観に来たらしい。いい先輩がいっぱいいて(紫の先輩がよくないという意味じゃないよ。結構遠くから来てくれるし)いいですね。小劇さんは仲がよくてうらやましいです。やっぱり卒業公演は千秋楽に観に来るに限る。最後で泣く子を見ると、知らない子でも感動する。あんな苦しめられた片岡でも感動するんだから
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