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2006/10/20(金)
吉田寮立て替え案に対しての私見
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吉田寮立て替え問題の話し合いにいってきた。6時から始まって8時間。このままだとリアルに朝まで生吉田だったので、2時で中座してきた。永遠につきない議論である。
で、もうここからは私の私見である。私は吉田寮やそこに住む人たちが好きで、芝居をしたり度々遊びにいったりするが、しょせん住人ではなく自治についてもしっかり把握してない人間であることをふまえたうえでである。唐仁原・臼田をはじめ、大切な友人たちに住居として、権力との不当な圧力と戦う自治の場としての意義もあるが、やはいrここは高間響個人のわがままと笑の内閣総裁としての立場としての私見だ。
内閣としては、やはり過去2回公演をした、吉田寮食堂の現状なされている機能の維持が最重要課題であり、23日に予定される東山副学長との団交でそれを確約させる(と、いっても私は、団交が決まった時点ですでにシフトを出した後だったため、バイトでいけないんだが)。もう、それ以外は妥協できるのである。
そのためには1・寮に現状の機能を維持できる食堂(ある程度の広さをもった集会所のようなもの)を建設する。その点で集会所の建設について、すでに大学側は建設を了解しているので問題がないように見える
しかし、不安がないことはない。あくまで大学が想定しているのは寮生が全員集まって会議をするために、でかいスペースが必要だから集会所を建設するよって感じなのだ。例えば、そこの管理権が今までどおり寮自治会がもてるのかが書いていない。管理は大学で、寮で会議する時は大学が寮に貸し出すというのでは、大学から見れば部外者の我々に貸し出す義理がないので使用できんのである。
大学が、現状の外部団体も使用する使用方法を考慮に入れていないのであれば、寮内(例えば部屋の下の1階とかね)に組みこまれる(今のように離れてないから、住居の中でどんぱち芝居やライブはできん)。空きスペースになった隣に、教授の研究室がたてられる(同じようにドンパチしているとうるせえ、研究ができねえだろと抗議が来る恐れがある)などの問題も考えられるのである。私は吉田寮食堂の価値と言うのは、無料と言うのも歩けど、24時間使えて、干渉なしに無茶な表現が出来るってことである。それが、通るか、まあ気になって提議してきたんだけど
あと、心配なのが立て替えた場合の寮生の気質がどうなるかってところだ。今の吉田寮に住む人と楽しい時間を過ごせるのは、やつらが毎晩共有スペースで酒を飲んだくれながら、真面目な時事問題からくだらない下ネタまで喋れる愉快な連中だからだ。しかし、これが新しいピカピカの寮になったとき、そういう気質を持った奴らだけじゃなくなるんじゃないかという危惧がある。失礼ながら、あの、ボロボロでプライベートなどほぼないような吉田寮に住もうってには、ある程度の豪快さがあると思う。唐仁原も臼田もそんな奴らだから楽しい。しかし、新しい寮になったら。いくら、立て替えで寮費が値上げされたって、ヨソに比べりゃ滅茶苦茶安い。単に安いってだけで、自治についてとか深く考えてない、牙をぬかれた寮生が入ってきたら、そういう人たちはプライベートとかも大事にするだろうから、我々みたいな寮外生がガヤガヤ遊びに来るのも嫌がって、芝居のみならず普通にズカズカ出入りすることまで規制されるかもというのは心配しすぎだろうか
で、結論として、今の古い建物自体へのノスタルジックな愛着の観点からも、大学の要求をそのまま飲む危険性、そして2週間で回答を迫るという急すぎる設定の不当性への抗議からも出来れば立て替えないで欲しい!なんだが、今回出されてる条件は自治を守る点ではかなりマシな方だし、現在の尾池総長ー東山副学長体制ってのは、学生ヨリらしいのだ。尾池総長退任後に、立て替え案がでてもこれ以上よい案になる可能性は低いらしく、それどころか反動的な人物がなったら、古くて危ないから問答無用で廃寮だと言い出しかねないかもしれない。そう考えると、妥協できるラインかもしれないともいえるし。ああ、わかんええずら
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