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2006/10/22(日) 武結城の考察(IN菊花賞)
 劇団紫の1個下の笑の内閣唯一のレギュラーである武結城笑の農林水産大臣と私は、とても仲がよいことで有名です。彼は私の大切なアッシー君であり、ハゲで優柔不断で情けないキャラという私の芝居には欠かせない役者である、私が西大路通り沿い、彼は家が亀岡で円町から帰るうことで、毎日帰り道で馬鹿なことをグダグダいいあい、それが笑の内閣誕生につながったという間柄だ。実際の彼も抜け毛が気になり、優柔不断で情けないキャラであるが、そんなところは私は可愛くて可愛くて仕方ないのである。

 そんな彼には最近彼女ができた。私は彼に出会って3年、彼の恋愛にたいする相談や愚痴を聞いてきたのでとても嬉しいことです。特に笑の内閣の閣僚であったことが嬉しい。まさに、高市早苗ー山本拓。野田聖子ー鶴保庸介とならぶ党内恋愛(野田は離党中だがもうすぐ復党するでしょ)、すなわち私がいなければ出会ってないというのが気持ちいい。(まあ、狭い京都演劇界なのでいずれ出会ってた確率は高いが)その間、ほとんどの期間彼女がいたのに、丁度私が別れた時ににできやがったというのがすごくムカつくけれど。

 しかし、彼の問題がギャンブルが好きだということだ。競馬・パチンコ・麻雀大好きである。不思議なのはそれを想像すると豪快なダメ男に見えるが、実際の彼の見た目はそこから最もかけ離れているダメ男だというところだ。基本的に彼のような人間はギャンブルに向かない。これは彼のいいところであるのだが、悪いことが出来ないからである。実際彼は勝負事に非常に弱い。特に、ババヌキをした際の彼がババを引いたときのわかりやすさは類をみないほどである。彼は競馬が命であり、頭の中の3割くらい馬のことを考えているのだろうが、生涯回収率は1割を切っている。敗因は色々あるが、一見データ主義といいながら、血統や騎手に自分の好き嫌いの主観が入っているからだと思う。私も競馬の収支はマイナスだが、パドックでの調子+データも確率論的見方という方法なのでまだ当たる。

 そんな彼が、菊花賞であるこの日、競馬所に彼女を連れてくるという暴挙に出たのである。賭場に自分の女を連れてくるのがどうか(競馬場は社交場です。私はギャンブルだと思ってないしね)という意味ではないが、競馬に連れて来るのはアホだとは思う。競馬場は彼にとって一番楽しいところの一つであろう。自分の好きなところにつれて行きたいといいのはわからんではないが、往々にして相手はさほど興味持たず退屈することが多い。それなら、重賞のないすいてる日(あと、武兄弟がいる日ってのは重要、一般人は騎手は豊と幸四郎しか知らない)につれてくるべきである、G1開催日は人が多くて、はじめてでは楽しめないからだ

しかも自分も楽しもうと思ったら、たいしてかまえないという問題もある。私が、基本甲子園など自分が好きなところに嫁はん(阪神ファンなら別だが)を連れて行かないのは、絶対に放置する自信があるし、一人で充分楽しいのにかまってたら楽しくないからだ。しかし、彼は結構な時間ほおっておいて競馬仲間と予想談義をしていた。

と、いうか、誘うならせめて2人で来なさいよ、私や浪崎ちっくあたりを誘うなら彼女も演劇仲間なんだからまだいいが、彼女にとって彼の競馬仲間は私以外、彼氏の知り合いであって知り合いでもなんでもないのである。こういうケースはいきなり意気投合できる場合もある(しかもたいていの場合、お互い彼の悪口を言い合うことで)が、きまずい雰囲気になる場合のが圧倒的に多い。私もつい最近演劇仲間と学校の友達と3人で電車に乗るということをしたが、芝居の話をしづらいは学校の話もしづらいはと調整に苦労したが、彼はかまわず競馬の話をしていた。彼女は馬を見て喜んだり、それなりに楽しそうにはしていたが、ふと見ると暇そうにしていた時間も多かった。

なにより、今日の彼はいつもどおりだがかっこ悪かった。この馬券をとったらディープのぬいぐるみを買ってやるときばった馬券は、当てたものの元返し(点数はって1500円買ったら1500円にしかならなかった。ある意味はずすよりかっこ悪い)。肝心の菊花賞では、まったくマークしていない8番人気のソングオブウィンドが買ったことがよほど納得いかないのか、「信じられへん」「データ的に勝つわけがない馬だ」「(買った武幸四郎騎手は)菊花賞を勝っていい器じゃない」とか何様だという恥ずかしい発言をしていた。それがあるのが競馬なのに、じゃあしなきゃいいのに。

そんなどうしようもない彼が私は大好きである。情けないことを書いたが、彼はしっかり彼女を楽しませようと初心者用解説を熱心にしたり、儲けはでなかったけどぬいぐるみは買ってあげていたし、なによりいつもてんで当たらない彼が3勝し、収支は結局マイナスだったけど、1勝しかできなかった私よりはマシな成績だったから彼女の前では面目を保ったのである。彼とは何度も競馬に行っているが、収支で負けたはなど初めてだし、というか負けるのは恥だというくらい弱いのである。私はいくら彼が可愛くても金がかかってることは手ぬいたりはしないので、これはよくやった。

そして、今日の彼のデートは確かに配慮できてない面は見られたが、彼女への信頼があるからこそ出来た行動であろうととてもほほえましく見れた。私は、嫁さんが男と二人で遊びに行くのも全然OKというような拘束しない男だが、過去に色々あって猜疑心が強くなってしまっているのでこういうことは出来ないのである。

 で、肝心の菊の反省会は・・・すいません。いつもは、惜しいって感じでしたが、今回はサムソン1着固定でアランとかアペリティフとか入れてるとい、うてんで当たってない結果です。でも、幸四郎コールくらいしてやっれよ場内。予想が当たらなかったからって冷たいぞ!


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