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2006/11/05(日)
リツゲイ
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今日は、笑の内閣の閣僚を3人も出てくれた立命芸術劇場の卒業公演を観にいった。皇族・オタク・ブラクジャックなどやばい役を5役もした新井が作・演出で、私の秘書をやったダメ男好き深沢が主演である。ここは、いつもおとなしめな芝居をやるところなので、私の好みではないのだけどね。そんなところの子が大挙して対照的な思い切り馬鹿な内閣に出ているというのがまたおもしろい。
しかし、この劇団の侮れないところは、新入生に酷いあだ名をつける伝統があるところであろう。その多くが下ネタ系であり、下ネタリング名では評価の高いプロ研に匹敵する酷い下ネタも多い。あだ名だけじゃなく、過去には素っ裸で近くの平野神社まで行き逮捕された人もいるらしい。若いうちは権威や権力に対しこういう無茶をして、別にしなくてもいいような反抗を続けていくというのはとても大事なことである。未踏座の鴨川渡りといい、昨今は権力側の取締りの強化で無茶なことがしづらい風潮になっているが、若者が無茶をしなければ文化は廃れていくのだ。こういう伝統は大事にして欲しいものだ。しかし、作品はとても真面目だった。そのギャップが素晴らしい
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