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2006/02/27(月)
バイナラ上京区
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公演は終わったが制作は終わらない。とんでもないアクシンデトがあった。楽ステで本番中ものすごい音がした。一瞬、客が落ちたかと思って冷や汗かいたが、ビデオカメラだった。お客様の誰かがひっかかったらしい、とはいえそんなところに置いた我々が悪い。でも、客は怪我をしても自然治癒するが、ビデオは直ってくれなかった。学校の備品だ。保険も利かないようだ。ピンチである。ああ、ああ、ああ
うちあげの後にバラシをするのはほんましんどい。丸一日使えるのだからいつもよりよほど時間があるのだが、ちっともはかどらない。なにが頭にくるってみな定刻に来ないことだ。私もよく遅刻する人間だから人のことはいえんが。そのご返却のためトラックに乗り、京都市内を廻ったが、2時間半後帰ってきてもちっとも進んでなかったのは、同情していたあの温厚な長町も憤慨していた。
が、バラシなどしてる場合じゃなく、今日は我が家の荷造りをなんとかせなあかんのだ。いや、しかしまだこの家生活できるぞ。おかしい、今日は寝具も完全に封鎖しかみさんの家に泊まるはずが、いるぞ。どういうことだ。
北野ハイツとは今晩でお別れだ。はっきりいって、別に感慨深くはない。決して満足してこの家にしたわけではない。京都に家選びに来た時に時間切れで、候補の中で一番マシなここにしただけで、わしは不満でいっぱいだった。本当に6畳あるのかという狭さ。学校から遠いというのが主だ。露天風呂のある銭湯に近い。市の中心部からは距離はあるが、坂はないので(その分学校行くのに上るが)飲み会帰りは楽。コンビニが異常に近いという利点もあったが。家といっても、やったことはほとんど寝るだけ状態。おきてる時はパソコン、読書、ちょっとだけ勉強くらい。来客は多かったけどね。高校時代もクラスで唯一の下宿だったのに、悪いことするたまり場にさせなかった私が、(あらゆる下宿人の中で一番狭い部屋に住んでるのに)今じゃすっかり家に人呼んで馬鹿騒ぎしてるんだから。あと、伝説に残るようなこともしたし、そもそも不幸になる失態もしたね。でも、幸せな場所でもあるね。むしろ、他人の思い出の場であったりもしたね、そこも今では思い出したくない場所になってしまったみたいだが
と、いうことでこの家から書く日記も今日が最後だ。この直後パソも布団でつつむ。バイナラ
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