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2006/03/19(日)
芝居連ちゃん
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今日はまず西部の総会があった。西部講堂はいうまでもなく自主管理空間である。しかし、自主管理とは難しい。権威に頼るのは安易だが、制約を伴う。ここの理念はたいへん勉強になる。まだまだ関わって行きたいもんだ。
その後、悪い芝居を見に行く。久々に、知り合いがまったくいないのに、評判だけで見に行った芝居だ。作・演の方はたぶん私の一個上の同世代だ。どうやら、同世代で一番動員を記録してるらしいのでこれは偵察にいかなあかん
で、感想は悔しかった。京都で同世代の作・演ではじめて嫉妬した。やってる芝居は全然違うし、彼がやってる芝居は私の目指すところではないのだがそれでもだ。別に今までみた京都で見た同世代の作・演出の誰よりも優れていると思ってるわけではない(ここ数年の京都の学生劇団出の中では上位な自信はあるけどさ)が、嫉妬までするのははじめてだ。なんとうか、詳しくストーリーは書けないがこの手があったかって展開だ。表現するということに確固たるものがあるのだろうと思った。ちっとだけネタばらしすると、台詞の中に「売れるだけの芝居も書かなあかんのかな」ってのがあった。裏を返せば、この作品は一般受け狙ってないけど、書こうと思えば売れる芝居を書く自信があるということなのか。それこそわしは、やりたい芝居が=売れる芝居、これでもかというくらいわかりやすく頭悪い馬鹿馬鹿しい芝居だが、それでもなかなか売れない。実際現時点でも、わかりやすいうちより、難解な悪い芝居のが勝っている(大衆が馬鹿だとはいわんが普通はわかりやすい方が売れるはずだ)のだから、彼に本気で売れることされたら太刀打ちできないではないか。これはすごい悔しい。あー、チクショー。まあ、嫉妬が人を成長させると考えればやっと危機感をもてる目標が出来たのかもしれんが
で、連ちゃんで劇団酒呑童子の松山工業物語に。チハルとプリンス・コウがなんとなくたちあげて(でかすする野望を持ってるとか、どうしてもやりたい脚本があったわけでもなく)、タイトルも唐仁が酒の席でテキトーに言った企画ってことで、あまり期待してなかった(酒の席のノリではじめるとこはあかん)が、まあそこそこでしたよ。当然、本も演技も未熟だったが、わしはああいうどうしようもなくくだらないのは大好きだよ。馬鹿がやりたいのねとわかったし。まあ、チハルさんが今後どんな形で続けるかはわからんが、わしは身内の贔屓があったとしても松山隆行ファンだ。
その後、当たり前のように打ち上げに参加。その際二人も出演者を確保した。立命芸術劇場の深沢周代氏と野口雄輔氏。まあ前々から出たがってるという情報をキャッチs手いたので今日は査定の意味合いもあったんだが、無事決定。2次会など、主宰2人もいない中、何故か10人中半分が参加者じゃなかったが
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