|
2006/06/11(日)
どうするK−P
|
|
|
今日で千秋楽である。今日も西部に朝来てとまり。やっぱし24時間いれる小屋は良いわ。芝居はアウトがない小屋でやるにかぎるね(そんなの普通はテント芝居するか、西部と吉田寮しかないけど)。24時間みんなで過ごせるのは楽しい。まさに、非日常である。次の内閣の8月の公演の時もずっと泊まろうっと。小出・菅原あたりもずっと泊まっていた。滋賀まで帰れないはるきはともかく、家がすぐの小出君まで。
今回は、自分自身の不調と、公演観に来てメール送るヒマあったら出演交渉メール送るのが先なので、ゴテゴテにまわった結果、知り合いが共演者のチケットで予約取ったため、あまり客をよべなかった。でも、独占できる両親や店メイドや常連さんで挽回できたが。なんと合計で250行ったかいかないかくらい来たと思う。もちろん、京都来てから最多だ。これだけ大勢の人達に見れてもらえたというのはすごく嬉しいし、同じテロプロ主催の劇団としてこの中の何人もが内閣に流れて欲しい。ひとつだけいえば、元嫁には来て欲しかった。別に嫌いになって別れたわけじゃないんだし、仕事が忙しかったから仕方ないんだけど、そもそも土日まで忙しいという状況でさえなければもっと話し合えたのになと思った。今回はそこまで総合的な出来も自分自身もそこまで自信ある公演じゃないけど、それでもかつて付き合ってた人には、私の晴れ姿は観に来て欲しかった。特に私の出番じゃないけどさ、大人になった彼女と大人になれない彼氏が別れていく話があったからさ、わしはガキのままだったということだ(そりゃ働きもせず芝居するなんてガキだ)まあ、こられてセックスセックス叫んでるのみられるのもあれだが。
ってことで、結局ひとりも増えなかった(私の態度が原因ならまだ私が悪いからまだしも、出演者全員夏があいてなかった)ので、内閣にとってはまったくマイナスだけの公演だったが、役者高間響としては楽しかったよ。憧れのスターだった、蜜比呂人氏と出会え、同じ阪神ファンだとわかり。菱安さん、中山さん、木原さんという頼れる大人の女性と出会え、まみちゃんヒロポンという魅力的でチャーミングな女性と出会え。やまちゃんというこの先も色々仲良くなっていけそうないい友人と出会え。バックダンサーズのみなさんとも出会えてね。
普段では絶対出会えないような、バンド関係のみなさんと仲良くなれたのも大きかった。同じ芸術を続けるものとしての共感と、逆に芝居との違い(芝居があらゆる芸術活動の中でいかに非効率的かわかった、そりゃ音楽の仕込み期間なら正社員でも出来るわな。芝居はもってる有給以上に休まんとできんから、正社員は無理だが、他ジャンルの人が理解できんのがわかったわい)もわかり視野が広まったのがよかった。音楽の人達と意気投合し、興味深い話がいっぱいできた。なにせ、他のジャンルが興味をしめさないわしが、今度クラブハウスにバンドさんのライブに行きますって約束したり、500円とはいえ、出演者のCD買っちゃったんだからすごいことだよ。やはり人と人とのかかわりだね。ありがとう。本打ち上げにいけないのが非常に残念だが、留学する小出くんのためには今週末じゃないと間に合わないなら仕方無い。さらばロザンナ。ありがとう。わしは今日の西部での仮打ち上げで満足したよ。
次回からはきちんと内閣のためにでるってのはやめよう。単純に役者として楽しめるか、ためになるかいなかで判断しよう。そうしないとイライラするだけだもんね。それと、自分の公演の準備期間は公演いれないって反省点もわかった。
しかし、カーテンコール後の突然の解散宣言はびっくりした。解散もクソも、ほとんど今回が旗揚げ公演みたいなもんじゃないか。彼はこの先どうする気なんだろう、正直彼の演出した作品は好きだが、脚本はストレートで気恥ずかしくなるかつ説教臭いかつ、ネタがあんま好きじゃない(なら、なんで出たんだってか。彼が空きなのと見せてもらえなかったからだ!)のはあるが、それでも彼の関わる芝居は好きだから心配だ。続けて欲しい。ってか、芝居のために同居してんのにやめられたら困るよ、最低2年契約なんだからあと2年は。続けてくださいね、あんた大好きだし。
|
|
|