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2006/06/14(水)
マスターになりたい
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で、実家に帰った。実家は今まではぼろい教員住宅だったが、3月からマイホームになった。父は天下の公務員なので、ローンなして一括で払ったらしい。男らしい。
入ってびっくり。母の趣味でものすごく、女の子女の子した、かわいらしいグッズに溢れている。カーテン・壁掛け・小物にいたるまで、装飾品という装飾品がかわいい。前の家からそうだったが、今までは借家ということと広さの問題で出来なかったことが、どんどんなされている。トイレ・風呂・庭に至るまで部屋という部屋がかわいい。こりゃ、きゃぴたるに文句の言いたくなる気持ちはわかる。実家のがよほどメイド喫茶っぽい。まったく知らない人に比較させたら、ほとんど実家のがメイド喫茶だと答えるだろう。
また、徹底的にうちの猫たちに住みやすいようなつくりになってるのも特徴だ。猫達も昔からここに住んでいたように飛び回っている。しかし、問題は私の寝る場所がないということだ。寝室には両親のベットしかない。客間がないのである。・・・どこでねりゃいいんだ。いや、私は茶の間にふとんしけばいいけど、来客は?友達とか連れてこれるのか?私が家族できてもつれてこれんぞ。どうせ、芝居で失敗して結婚できるほどの予定がないと思ってやがんのか、なめやがって
今日は、おなじみの芝居好き阪神ファンのマスターのいる喫茶店へ行った。今まで住んでいた所なら車で10分だったが、引越しで一時間以上かかる。それでも常連として通っている母はえらい。今日はマスターが忙しくて(常連以外の客が多くて、後回しにされた。まあ仕方無い、新規の客はちゃんとお喋りしてはつかまないとならんが、わしはほっといても来るから)あまり話せなかったが、次回の脚本は読んでもらえってダメ出ししてもらうことになったのでよかった。
今日はママにメイド喫茶の経営についての相談のがメインになった。まあ、この店はマスターとママの個人経営だから人件費がかからんという決定的な違いはあるが、国道沿いとはいえ交通量の少ないど田舎・かつ安価であるながら、儲かってはいないが赤字ではないので、経営に興味を持ってる私から言えば先輩だ。マスターもママも「自分ではテキトーに経営してる。儲ける気ない引退後の道楽なんだから」といいながら、それでもしっかりとしたものは持ってるのだから参考になった。手作りパンの作り方とか習った。他にもメニューはあったが、コスト的に人件費がかかる店ではやりづらいメニューが多かったので習っても仕方なかった(だって材料の山菜を山に採りに行くとかいう世界だもん)。
いや、でもマスターは幸せものだな。根からのお喋り好きを、店をやることによって実現できてるんだから(まあ、退職前の貯えが充分あるからだけど)。私も芝居で夢破れたら店持ちたいなあ。どっかの大学の側に、演劇人のたまり場にさせたい(無限洞みたく、芝居ならホイホイ広告費あげたりしてね)。もしくわ、親がこの家住めなくなったら、この家を喫茶店にするのもいいな。充分出来るわ。1階広いし。まあ、理想はでかいテナント借りて、劇団員給料払うかわりに従業員として働かして店締めたあと、そこで稽古する演劇喫茶にすることだな。昔、ナカノ実験室氏があみだした構想なので、乗ってみるかな
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