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2006/06/21(水) 嫌われヒビキの一生
 京都に帰った。実家から帰るのはいつも寂しいが、その分京都に待っている人さへいれば寂しくないもんだ。ようは女がいりゃいいんだよ、あえなかった分の愛情爆発させて、我慢してた分のセックスすりゃあ、親や猫と別れた寂しさなどふっとぶ。今まで13回帰省したが、彼女がいない時が7回。いる時が6回(大学4年間で彼女が居る期間のが長いのにいないときのが帰省してる回数が多いってのが私も正直だなあ)か、うーん、厳しいなあ。しかし、今回はとりわけ寂しい。なにが厳しいって、女がいないだけならいいが、さらにきゃぴたると内閣という受難があるからである。今日も、帰る足取りが重い、なんとか佛大までいったがな

人間とことん不幸な時は自分より不幸な人間を見るに限る。さりとて、本当に不幸な人を見て喜ぶほど、嫌な人間にもなりたくないので、嫌われ松子が見たい。でも、一緒に見に行く人がいなくなった(まあ、彼女がいたとしても彼女と行きたい映画でもない、というかいたら行く必要がない映画だ)し、誰か友人を誘っていきたい映画でもないし、かといって一人で見たいもんでもない。困ったもんである。

 この3ヶ月、不幸の連続だ。今日もただでさえ少ない役者が、一人降板の危機にある。それは、私の責任でも本人の責任でもないところで、これを不運といわずになんと言えばいいだろう。断られるのは私に魅力がないと諦められるが、こうした手の届かないところで起きると悔しい。しかも確率的に今まで第1次のひげっちの時にしか起こらなかったことが、13分の3で起きている。厄年か

この3ヶ月で随分色んな人に見限られた。原因はデフレだ。最初ちょっと一人から断られただけでやる気がなくなって投げやりになって、約束を守ってもらえなくて(これに関してはブログに反論を書く、これは私は悪くない)悲観的になってどんどんどんどん負のオーラがでて、気がついたらまわりに誰もいなくなった。確かに、きっかけを作った人は何人もいるけど悪いのは私だ、もう取り返しがつかないところまできてるかもしれない。

 いや、オファーを断られた件に関して言えば、ほとんどの人は見限ったというより、本当に都合があわなかっただけなのだが、私がどんな用事を投げ打ってでも馳せ参じたいほどの魅力がある人間であればきてくれたはずだ。よく考えれば、私はもう大学を卒業しているのである、私と一緒に芝居をしていた人間は同期か一個下、そいつらはほとんど社会に出ている(社会に出るために就活をしてる)のだから、今まで集まった連中が集まりにくくなるのは当たり前であった(なのに、今まで以上に役者が必要な芝居書いてるんだからね)。今うちに馳せ参じている人は、まだモラトリアムの時間がある学生か、すでにフリーターが板についた人だけだ。環境が変わり、人間も変わったなら、私も同時に変わらなくてはならなかったのだ。それが嫌だ、いつまでもドリーマーな子供でいたいなら、もっと前にこいつについて行けば大丈夫だと思わせておかなければなからなかったのだ。まだ間に合うのか、もう間に合わないのかはわからんけど。まあ、本気で困っている私のために、残業を断り、貴重な有給を本番の日に使うということまでしてくれて馳せ参じてくれることになった谷内さんには感謝のしようがない。

 それでもまだなおついてきてくれている人はいる。全然数は足りないけど、まあなんとかなるだろうとは思っている。思い上がりといわれようとなんと言われようと私は、この世で一番おもしろい芝居を作ることが出来る人間だと思っている。なにを言ってるんだといわれるかもしれないが、私は自分の作品がこの世で一番おもしろいと思えない奴は作・演出をする資格はないと思ってる。今回人が集まらないことで、泣き言もたくさん言ったがしかし、タマさへそろえば絶対にうまく行くと思っている。自信ではない、確信だ。

 では、断った方々には後悔してもらおうじゃないか。いや、みんなほとんどやむなく断ったのだし、そのことで誰も恨んじゃいないけど、あえて挑発的なことを書いて自分をふるいたたさせようと思う。素晴らしい芝居にして断った連中には全員後悔してもらう。迷って同じ時期のヨソの芝居に行った人には、こっちに出ておけばよかったと、バイトやその他の用事に出られなかった人たちには、お金がなくても用事なんか投げ打ってでも内閣に出ておけばよかったと、テストがあるとか研修があるとかいう人は単位とれなくても、内定が取り消されれも内閣に出ておけばよかったと、元嫁にも高間響は絶対売れる、別れなければ幸せな暮らしが出来たと後悔してもらおう。きゃぴたるの方々にも、BOSSほどの天才にもっと色々任せればいい店になると思ってもらおう(それはちょっと芝居とちゃうけど)。ああ私たちは見る目がありませんでいた、どうかお許し下さい高間さんと土下座してもらおう、それだけの芝居にする。それが嫌われヒビキの挑戦だ。


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