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2006/06/25(日)
ありがとう、マイスウィートハニー
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その女と待ち合わせしたのは、14時半。三条河原町のロータリーだった。これは今を去ること丁度1年7ヶ月前の11月25日、その女と付き合うことになった日に待ち合わせした場所と同じだった。しかし、今日は3週間前別れた女として会わなければならない。 3週間ぶりにあった彼女は病気をしたらしくげっそり痩せていたので、変わらず元気そうだったと言えなかったが、つい一月前まではなんのありがたみもなく触れた彼女の肌を、今日は触れられないのがとても苦痛だった
私は未だに、彼女のことが好きであった。さっさと忘れた方が楽になると思ったが、どうしてももう一度ヨリを戻してほしいという気持ちは抑えられなかった。結果は私の望みどおりではなくとても残酷なものだった、とても悔しい、こうなることを止めるチャンスは何度もあったはずなのに、いや、私にもう少し思いやりがあれば絶対に防げたはずなのに、本当に悔しい。でも、だいぶすっきりして新たな一歩を踏み出す決心はついた。
彼女はとても魅力的でチャーミングな女性だった。前の前の付き合っていた女は畠山鈴香みたいな女だったけど、彼女には感謝の気持ちしかない。畠山鈴香に致命傷をくらって1年立ち直れなかった私を救ってくれた恩人だ。1年半本当に楽しい思いをさせてくれた。絶対に芝居で売れなければならないと思えたのも彼女の存在があったからだ(それが彼女には不満だったのだろうけど、まともに就職て選択肢ははなからなかったからねえ)、まあ、別れたからって守るもんなくなったから猶予あるし、テキトーにやろうとも思わんし。今日も体調崩して、精神的にも辛いのに最後まで付き合ってくれるなんて本当にいい女だ、改めて惚れ直してしまった(惚れ直したらあかんのだけど)。彼女はいまとても忙しいようだが、漢字通り心までは亡くさないようにいつまでも素敵な女性でいてもらいたいもんだ。これからは友人として末永くつきあっていきたいもんだ。今まで本当にありがとう、そしてこれからもよろしくだ
昨日までこの先どうやって生きていけばいいのか、まったくわからなかったけれど、ようやく道が見えた。内閣で成功して富も名声も得た立派な人になって、彼女には後悔してもらうつもりだ。そして、彼女にも罪悪感を感じず新たな道を歩んでもらうためにも私も早く立ち直らないならんとわかった。とりあえず、てっとり早いのは代わりの女だな。今まで彼女しか見えなかったけれど、いい女がいいぱいいるじゃないか。今まで価値に築かなかったけど、ものすごいいい職場で務めてるし、劇団主宰なんて、女優を食うための職じゃないか。世界に誇る大天才の私がもてないはずがないではないか。私に思いを寄せていた幾多の女たちは今がチャンスだな。と、いうことで早速紫のバラシに行って、物色してきた、今年は女の子8人入ったみたいね、1人覗いてみんな幸薄そうな顔してるけど、乳でかい子が多くてなかなかじゃないかね。早速、口説いてきた・・・・・内閣にだけど
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