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2006/06/08(木)
大好きな同居人
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今日から本番である。しかし、本番の実感がない。この公演期間中、私は色んなものを失った。そもそもは、内閣の公演が延期になり、この公演の役者を紹介してもらえたら、うちからも紹介するといわれたから自分も出て2人紹介したのだ。しかし、未だに誰も紹介してもらえない。このままでは、練習に出てその他の交渉の時間や準備期間が減った分、笑の内閣にはマイナスにしかならなかった公演だ。文句を言ったら「いっぱいここで出会った人がいるんだから、自分で誘えば」といわれた。本気で怒っている。そうでなくても、練習終了時間がルーズだったり、週2・3で良いと言われていたのにほとんど出勤させられたりと話が違うし、私にオファーをかけた段階での構想と大きく違う(まあ、これは彼の責任じゃなく、他の要因で変更せざるをえなくなったから許すけど)、そして今回の公演において私の大切な人達を傷つけ、好きな人同士がいがみあっている状態になっていることが非常に腹立たしい。かなりあたまにきた。しかもそれでやるきがまったくなくなって、練習態度が悪くなったら、印象が悪くなってますます回りの役者が出てもらえない。態度が悪くなるのは私のせいだが、なら出なきゃよかった(そこで態度よくしようじゃなく、出なきゃよかったと思うのが私のダメなところだが)と思うことがいっぱいあった。それで余裕がなくなり、元嫁さんの変化を受け止められずこういう結果になってしまった。加えて骨折と、店の内紛もあるし、ここまで困難な2ヵ月半はなかった。
しかし、彼は同居するほど仲が良いのだ。なにより、今まで出会った中で一番信頼し、一緒にやって生きたいと思う親友だ。だから、彼に私の演技が好きだと言われて、出て欲しいと言われた時はすごく嬉しかったし、絶対にいいものをやって期待に応えたい。いい芝居がしたいのだ。もう、大学生じゃないのだ。遊びでやってられんのだ。私の目標は笑の内閣の名をとどろかせる事だ。それ以外に興味はない。オファーを出す、準備をするという直接的なことではマイナスにしかならない公演でも、私がうまくやればこのおもしろい役者の主宰する劇団だという効果はある。なら頑張るしかない。
今回の芝居で、私は飛び道具だ。一部コロス的なダンスや、タップも踊るんだけど、集団演技が苦痛でしかない私には苦痛だ。やはり見せ場は、好き勝手やれる所だ。演出は私が本番でよほどガツンとこれやるなと言った事以外は、好き勝手やるとわかってくれていて、それをやられても困らない、むしろやってくれた方がいいという状況でしか使わないという私を理解してくれてる男だ(だから信頼して出られる)。今回はオープニングで、自慢の美声をつかった歌。ものすごいアホな女装。そして、セックス・ドラック・ロックンロールと叫ぶだけのアホな歌(+超能力を使った勝手な演技)を歌うという3点だ。今回は意志の疎通がうまくいかなくて、演出から「客席にダイブしたら」といわれて、本気でダイブし、客を襲うということまでしたが、さすがに終演後それはNGだされたけど、本気にしちゃいけない演出でしたね。危ないもん。お客さんごめんなさい。でも、怪優高間響の面目は躍如したでしょう。明日からは客席にはかまわず、センターマイクの位置でちゃんと歌おう。それでも、セックスセックス叫んでるだけなんだけど、この歌詞はアドリブじゃなくて、演出ががっつり書いたものとはいえ、こんなにセックスセックス叫んでたらやっぱりセックスのことしか考えてないと思われるじゃないか、ってかそういうのが似合う役者だと思われてんのか、まわりから
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