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2006/08/04(金)
起承転結
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今日はみんなグダグダ。ロケにいくはずが、迎さんも雄輔も倒れて行けず。
芝居に関して大胆に変更することにした。私の芝居は起承転結である。なにを当たり前のことをというかもしれないが、芝居ってのは結がないとか、起がないとか、順番が入れ替わってるとかよくあることである。確かに、そうした方が効果的という芝居はたくさんある。ただ、私はそういうのがあまり好きじゃないし、なにより苦手だ。だから、時系列は常にまっすぐ進む。と、いうかリアルタイムものが多いのは、三谷さんの影響も強いが、単にいじるとめんどくさいからともいえる。
しかし、今回通しをみて、時系列が入れ替わろうとも芝居の開始ですぐ第1試合はばーんと見せてお客様の心を掴んだ方がいいんじゃないかと思った。とにかく、時間を短くするのも大事だが体感時間を減らさんことには話にならん。逆に言えば、体感時間さへ減らせれば長くてもいいのだ。そのために、量を減らさなくても入れ替えるという方法はある。それを、わけへだてなく稽古場で相談するというのは、本当は演出としては正しくないのかもしれない。しかし、出来るというのは心強い
そして、その後前入っていた予定が中止になったので(というか中止にした)、未踏座御用達のバー、ゴサに行って飲んできた。ゴサでは迎さん帰還の歓迎の宴をしていた、ほとんど未踏座系の人で知らん人も多かったが、それでも楽しく話せるのがいい。私もここまで好かれたいなあ、わしが東京行って夏に帰ったらこんなことやってくれる人はいるかな。迎さんの人望もあるが、未踏座の人はみんな義理堅くていいなあ。チケットも誰か一人でもでていたら当たり前のように団員全員買ってくれるし、教育がしっかりしてるのかなあ(まあ、そんなこと芝居やってりゃ誰から教えられなくたって当たり前のことなんだか)。
そういう空間として店を提供しているマスターはかっこいい。マスター自身も話がおもしろくて、すごい芝居好きで、演劇論があって、常連がでてる芝居は必ず見に来てくれるから芝居人が溜まるんだろうけど。そんな芝居人の悩みであったり、色んなものを受け止める度量のある男だ。そういう男になりたいね。
とりあえず、今日は明日のことを考えてゴサにいってはじめてスピリタス一気を我慢したので、私もひとつ大人になったもんだ
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