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2007/12/17(月)
大河書かせろ
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風林火山が終わった。久々に重厚な大河だった。大河は結構昔から見ているが、竹中直人節満載の秀吉、狂言師レスラー・ラストサムライ・ベンジャミン伊東・ピーター・ギバちゃん・吹越さん・そして北村一輝を世に出した全員過剰演技でくどすぎる時宗。三谷ファン新撰組ファンとして夢の組み合わせだった新選組!など好きなものはたくさんあるが、風林火山は最高傑作かもしれん。山本勘助が主役て聞いた時は、マキバオーかと思ったけどね。
なにがよかったといえば、ちゃんと戦国時代の価値観で書いてたことだ。ようするに現代の価値観でみると悪いやつらばかりでてきたのだ。しかし、戦国時代ならそれが当たり前なんだわな。元々謀略が多い話が好きなので(だから政治好きなのね)楽しめたし。一応私は勉強しなかったとはいえ史学科出身、専攻は日本中世史だから戦国時代の価値観てのはずいぶんと勉強した。もちろん時代考証として、間違っていることはいっぱいあるのだが、んなもんドラマに歴史的に間違ってるて文句つけるなどナンセンスである。面白くなきゃ意味ないんだから。今回よかったのはその面白くする方向を、当時ありえん反戦平和主義にしないで、ドロドロしたもんにしたからであろう。最後に落ち武者狩りしてるババアとかまで出してるのは戦国のグロい歴史だしね
キャスティングにしても、主役がしっかりしてたし、下手なジャニ系も使ってないで無名でも実力派の舞台系つかってたし、ガクトに関しても賛否両論だが、謙信てのは当時の価値観でははかれんエキセントリックな人だったのだからガクトでよいのだ。ガクトの世界とか我々もわからんだろう。川中島で終わったとはいえ、義信や飯富の切腹や流しのノ悲惨な敗戦、木曽・穴山・小山田の裏切り滅亡までグロく書いて見たかったわね。合戦シーンがものたりんとか不満もあるが、金がなけりゃ仕方ない。角川みたいな合戦は無理だわな。
と、いうことで来年はまたホームドラマみたいな大河にしたいとか、ニーズをとらえてないことを言うんだわ。NHKは学習しないと思う。時宗といい悪人ばかりの謀略物がおもしろいのだ(時宗の史実無視ぶりはすごかったけどおもしろいからいい)。壬申の乱くらいやってほしいもんだ、壬申の乱なんか下手したら天皇制否定になるからNHKじゃ絶対で金だろうがね
いやほんまに私に書かせてほしい。総裁の目標はあくまで大河執筆なのだ。昔江頭に信長やらせたいとか、クールキャッツに秀吉やらせたいとか、卒論のテーマだった長宗我部が書きたいとか、高間脚本のウリは主役ダメ男だから足利義昭とかならおもしろくかけるとかもう、書ければなんだっていいのだが、プロレス劇団にするならやはり大河ドラマ「アントニオ猪木」だろう。
猪木の人生はほんまに大河にして1年持つくらいの浮き沈みの激しい人生だしな。ぜひ、猪木はやはりアントキノ猪木で長州は小力で、坂口征二は坂口憲二だろう。内閣からも、ちっく=シン(ギャンブル狂いて点では安田か)、眞野=ブッチャー、野口=ミスター高橋でだな。プロレスシーンは本当に試合してももらう。猪木が死んでからじゃないとできないだろうが、いつか内閣の舞台で猪木の一生を追うミュージカルぐらい出来ればいいね。役者に猪木の名勝負を再現できるレスリング能力がつけば
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