ヒビサマ今日の一言
ヒビサマの挑戦に力を
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2007/03/29(木) 宣伝
よう考えたら、狂い酒サンダーロードのついて日記上にきちんとした案内を載せてないのよ

 第5次笑の内閣「狂い酒サンダーロード」
 4月6日(金)〜9日(月) 各14時・18時(開場は30分前)
 各ステージ20席限定ですので予約が必要になります
 また、上演10分前までにご来場いただけないと、ご入場頂けない場合もございます

 予約連絡先は090−9754−7946 
     Waraino-naikaku@hotmail.co.jp
  もしくわ、私かナギサに直接ですね
 
  料金は1ドリンクつきで1500円です(お酒を飲めない方も当然、ノンアルコールカクテルもご用意できます)

会場であるわが職場ナギサクラブは、三条河原町を2筋下がって、ハマムラさんて中華料理屋さんのところを東入るなんですがね。当日は前でスタッフがまってるはずです

 ってことでご来場おまちしてます。

 さらに今回は、いわゆる大物はいませんが、すてきな若手が揃っています

 どす恋太郎は、私の出身である劇団紫の後輩です。入った頃は大丈夫かと思うほど、声が裏返ったり(あと、行動も一緒に歩いてたらついてきてなかったりとかあった)と不安な子でしたが、3年でいい個性派俳優になりました。私はいつか、演出したい。ダメ男が似合う役者だ。いい主役をさせたいと思っていたので、内閣といえば第4次をのぞき、すべてダメ男が主役!ってことで、今回は主演です。技術はまだまだだが、味で魅せる役者なんで、今回もいい味だしてます

 今井ひとみは、下劇の看板女優。前回の内閣に誘いましたが、期待以上の色っぽい演技とレスリングを魅せてくれました。人間としてもなかなかアホで理不尽なお嬢で可愛い後輩です。今回も前回の社長の愛人と似たような、ダメ男を甘やかす(ある意味総裁の理想の女性ですね、男の作家はたいていヒロインは理想の女性にするもんです)奥様を演じます。そういうのが映えるんだが、また別の彼女もみてみたい、アホでワガママも映えると思うんで、いつかマリー・アントワネットをやってほしい女優です。

 濱本真由は、総裁直属の制作の後輩。2回の冬に入った芸歴わずか1年の彼女ですが、真面目で声量以外の基礎と、これといった武器はないものの応用力はあるので使い勝手がいい子です。人としても、私が教える立場とはいえ、私よりしっかりしてるので安心できます。今回は、無難に行くよりぶっとんだ方がいいだろうってことで、ぶっとんだ役をしてもらってます

 そして、おなじみ、京都演劇界一性格のうざい男HIROFUMI。彼にはさんざん、悪態をついてますが私は彼が大好きなんですよ。過去の内閣でも生ゴヅラの桜井防衛庁長官・教頭の鬼塚先生ともに、HIROFUMIのうざさを最大限にいかしたものをだしてくれました。今回は、あて書き基本の私の本には珍しく、脚本の段階ではそこまでうざくないうえ、HIROFUMIは普段しないつっこみに挑戦してもらってますが、それでも十分うざいのでこうご期待です

ちなみにあらすじは
KO大学助教授別所新一博士は、スコットランドを旅行中貴重なスコッチのボトルを手に入れ、馴染みのマスターに電話をするも、中身まで手に入れたと誤解され、本当のことを言うに言えず、中身に別な酒を入れて渡してしまう。調子に乗ったマスターは、常連客を集めてパーティーを開くことに、このままでは偽の酒をいれたことがばれてしまう。その前にごまかさなくては、別所博士の長い夜がはじまった

2007/03/28(水) 京セラには恨みはないが
野球の季節がはじまった。今日は今年京セラドームに我が郷土北海道の英雄日ハムがやってきたので応援に行ったのだ。明日がスカイマークで、明日もいけんこたない。聖地甲子園は別格として、自然にかこまれデザインもいい三宮からすら30分かかるアクセスの悪さ以外は日本一居心地のいいスカイマークと、雨がない以外利点のないドームなうえ、スコアボードがみれん席のある最低の球場京セラドームでは比べものにならんのだが、やはりまだ寒いからドームにした。あと今日の八木と明日のスウィーニーならどう考えても今日のが勝てる確率が高い。

京セラドームは、去年の内閣で芝居中で使う映像(私の役はホリエモンのパロの経営者役だったので、近鉄買収を企て近鉄ファンに囲まれるという映像を撮ったんですね。わずが7秒の映像撮りに3000円もかけて、無駄すぎる笑いの取り方だ)以来、無許可で撮影したのでヒヤヒヤだったが入れましたよ。わずが1700円のチケット代でも、球界再編の黒幕で、小泉ー竹中経済路線を進める極悪党オリックス宮内は儲けさせたくないので、事前に金券ショップでチケットを入手して

小笠原、新庄がぬけ、さらに優勝燃えつき症候群が心配されたハムだが、ヒビサマ世代の星八木が、野球界の鈴木みのること球界一性格の悪い男ラロッカに打たれたものの、セギノールの活躍で逆転。よかったよかった

2007/03/26(月) 週末観劇レビュー
 人の心は金で買えない・・・とはいえ、友情を維持するには出費も必要なこともある。演劇の場合は1にも2にも、どれだけ一緒に芝居をした仲間の芝居を見に行くかである。芝居をやってる以上当たり前だが、私は自分のすべての友人に自分の芝居は見にきてほしい。北海道の奴らでも。芝居に限らず、舞台に立つ人間で、来て欲しくないやつがいるとか、来なくてもかまわんとか言う奴、客を呼ぶ努力をしない人間は、私は舞台に立つ資格などないと思う。そのためには、他人に同じことをするのは当然のことである。

そして、もうひとつ私は内閣の演出家として、だした役者の発掘・スカウト・オファーもある。当たり前だが、演技を見たことがない役者にオファーをだせるわけがない。いや、確かに、役者足りなくて今まで一度も演技を見たことない役者をだしたこともあるよ。しかし、知り合って喋ってみて、こいつのこと好きだと思った人じゃないとうまくいかんよ(まあ、人としては好きじゃないが、演技はかってるなんて人をだしたことないけど、と、いうかそもそも嫌いな奴がいない)。なにより、その役者の実力知っていても、オファーをだすなら見に行くのが礼儀だろう。プロ野球で、試合を見ずにドラフト指名する球団があるか。現在の技術力からいけば、映像でみればその選手の実力はわかるしわざわざ窮状までいかんでもいいけど、みんな誠意をみせに狙ってる選手の試合は毎試合いくでしょ。私も、私の演技を見たことない演出家からオファーがきたことあるがあたまきたよ

ってことで、金がかかるのだ。衛星で共演した方は私が今まで付き合ってきた連中よりチケットが1ランク高い・・・きつい・・hakoを寝過ごし、ワンパをシフト調整失敗で見逃す不義理をしたものの、今週は川渕さんやエメラルドで共演したミホミホのでるピンク地底人。唐仁原やこれまたエメラルドで共演した大洋のでる中野劇団。そして衛星さんと三連投だ。しめて・・・5000円超えちゃったぞ。しんどいなあ

ピンク地底人は・・・私の好みではない。なんというか、伏線回収し切れてない感じと、中盤が展開進まないのがいたい。せっかく、オープニングはチンタラみていいやじゃなく、真面目に見ようと思ったいいものだっただけに。自由にやらせてるであろうと頃は長いよ。制限時間もうけないと、第3次で迎さんと田渕さんが好き勝手やってたら途中でみずのさんが切ったのを思い出した。川渕さんは、15分くらい気づかなかったよ

中野劇団は、やっぱり面白い。中野さんの書く笑いて、なんか面白すぎるという表現は似合わないが、面白くて、面白すぎるより面白いんだな(よくわからん)。しかも、すげえというより、なんでこんなこと今まで思いつかなかったんだと思う笑いなのだよ。しかし、中野さんがいなかったとして私が同じレベルの笑を思いつけたかというと出来ないだろうなってところがミソで、うーむである。今回は短編集だけに、並べ方もよかった、微妙な伏線が

 衛星さんは、なんかお話というよりお茶会を体験できたのがよかった。お客様も参加できる体験型芝居というのは、内閣が追い求めることでもある。わしらがやってるのは、プロレスでお客さんに野次飛ばしてもらうとか、ぜんぜん対極にあるものだが、参加型という根っこは同じなので、参考になった。もっと、危ない参加型企画がしたいなあ、昔大川興業のライブにいった時に、お客さん呼んでやってた、破綻した銀行の通帳でカルタ大会をしたやつみたいな

2007/03/24(土) 処女作
仕事してたら、紫の1回のM嬢がきましたよ。彼女はアル中気味とはいえ、とうとう事前連絡なしでも人がくるようになりましたな。総裁は人気者ですね

テキーラサンライズ頼まれたら、店長からせっかくだから作りなと言われました。初めてですよ。きゃぴたるでは作ってたけど、あんなん適当やし、ステアしないし(メイドがまぜまぜしないと意味がないから)

まあテキーラにオレンジジュースいれてステアし、にグレナディンシロップだから難しくはないんだが緊張したわい。知り合いだからよいてことはないが、初が後輩良かったです

もっともっと練習して、みな様にも出せるようになりたいですね。もっと練習てまだ本勉強だけで練習してないからウソだけど。第5次終わって、第6次がはじまるまでが勝負だな。あんま考えずに、シフト組んでたら、サイゼとバーとで15連勤してますよ。どうりで忙しいと思った

2007/03/20(火) 西部戦線異常なし
書きそびれていたが、日曜日は西部講堂使用者の総会があった。

 バーでDVDを見せると、会場京都大学西部講堂と書いてあるので、私はよく京大生?と聞かれるが、まあ面倒で否定しないこともある(あくまで面倒でだぜ)が京大生じゃない。西部講堂は、京大の敷地内にあるが、その管理権は大学当局ではなく、学生を中心とした西部講堂連絡協議会が持つ自主管理空間である。我々も、なにものにも縛られず自分たちのことは自分たちできめる(西部に関しては、西連協内での定例会議において参加者によって決める)という趣旨に賛同しその一員として、自主管理に参加しておるわけだ。

まあ、築80年近い、ボロボロで汚い建物に見えるので、知らない人は不気味に思うだろうが、西部講堂の名は、実は知る人の中ではすごく知名度はある。ロックの聖地ともよばれ、西部から巣立った有名なミュージシャンも多い。演劇人にとっても、内閣みたいな無茶やりたいところにとっては聖地だ。内閣は、旗揚げはこれまた、ボロボロの自主管理空間吉田寮食堂だったが、こういった場所を使う思うな理由は
経済面(使用料がすごく安い)
ボロボロな雰囲気が内閣の芝居にあってる
内閣特有のヤバイネタや、やりたいことの制約をうけない(もちろん、火の使用など危険すぎるものは、会議の場で検討し許可をとらねばならないが、一般の貸しホールのように管理者からダメといわれたらもう無理という制約がない)
24時間いれる(管理はあくまで自分らなのでいれる。よって毎晩公演終了後お客さんを交えた宴会が出来るし、本番中家に帰らなくていい。これはすごく楽しい)
と、いったところだ。しかし、最終的に言えば、もう西部が好きだとしかいいようがない。経済面でいえば、確かに一見安いが、でかすぎ機材そろわなすぎなので、実は小屋代高くても狭くて機材があるホールのが安いし。もう、なんか退出時間のある小屋とかでやりたくないもん

が、しかし歯がゆいんですね。西部の魅力をもっと書きたいけど、これ以上書くと色々誤解を与えるから。まあ、一番はこう行ったことを使ってるだけで左がかってるといわれることだ。

いや、別に確かに総裁は左よりだわね。しかし、この楽しく魅力的な空間が危ないところだと思われるのが困るわけだ。

で、その日の会議でなにを話したかというと、具体的にはいろいろ会ったけど、ようはすごく抽象的に言えばね、日常にあるどんな場所でも、必ず誰か管理する人間がいて、その元でその場所でしていいこと、してはいけないことの決定権をもつ人間がいて使用する人間はそれに従わねばならないんだな。今この日記を書いてる部屋も、していいこといけないことは大家が決めている。しかし、自主管理空間はその決定権が完全に民主主義なわけだ。

しかし、公権力にとってはそれはとても危険なわけだ。大学当局にとっても、学生が自治で収める場所は自由に手出しできない。よって、なんとかして学生から自治を奪い取り西部のある敷地を自由に使えるようにしたい。まあ、よってあの手この手で西部をつぶそうと画策しとるわけだ。まあ、別に今具体的にどうかされようとしてるわけでもないけど、その対策を話し合ったわけね。で、私は内閣の代表だから、内閣として西部講堂は今のように使えないと困るわけさ。そのためには、大学当局とうまくやって、あっちがつぶそうとするなら、うまい手段をもって戦い守っていこうと思うのね。できる範囲で

が、危険なのは、と、書いただけでもう左がかってると見られる可能性があることだ。確かに総裁は左よりだがね、欧州では珍しくない若者たちが無料でたむろって、お馬鹿な遊びや創造活動ができる場を守ろうってことが危険なことなのかねということだ。西連協は、別に民青も中核も核マルもなんの影響もうけとりゃあせんよ。確かに我々は、権力の不当な弾圧には断固戦うが、逆に権力が弾圧さへしてこなけりゃ戦わない(権力が弱者を弾圧しないなんてことはありえないが)ぜのだ。権力に文句言っただけで危ないよばわりされちゃたまったもんじゃない。

私は、吉田寮や西部の連中とかと遊ぶようになって、ずいぶんいろんなことを学びましたよ。総裁の大学は、ビラを配るにも大学の許可が必要だとか、施設をとっても大学の行事が入るととられるとか、酷い大学でしたが、しかし酷いことだと思ってなく当たり前と思ってました。しかしだ、なんでこの民主主義の国で、しかも学問の場で、ビラひとつ配るのに検閲されにゃあかんのか。高い授業料はらって対等なはずの大学と学生が、こんな目にあわされるのか。そういうことに目が向くようになりましたよ

なにより、若者が群れるのに金を払わなきゃならんなんてナンセンスなのよ。今、2次会でカラオケボックスにいって歌わんで喋るとかあるのよ。それだけ場がないということだ。ほんまアホらしい

 そういうことに疑問を感じずに、むしろあいつは左翼だなんだと言ってるのって本当人生損してるなあと思う。権力だろうが、上だろうが、わがままではなく理不尽なめにあえば文句を言うって当たり前なのにね。

笑の内閣は、皇族レスラーをだしたり、実は日の丸君が代問題を取り上げたりしてるが、それは私が殿下が殿下キックしたらおもろいなとか、大の大人が嫌がってる奴を無理やり起立させようとする光景はアホやなあ、笑えるなあと思うからコメディにしてるわけだ。それで、危ない危ないなどというのはそれこど笑止千万。まあ、なにがいいたいのかわからんくなったけどさ

2007/03/19(月) 第5次笑の内閣組閣
この日、発表が遅れていた第5次笑の内閣の閣僚名簿が新官房長官の深沢周代氏によりよみあげられた。

第4次の成功で燃え尽き症候群になった笑の内閣。タガがはずれて(多賀ちゃんがはずれたという意味ではない)不祥事連発。××大臣の親への水道代が共益費に含まれてる家なのに光熱費申請疑惑(なんとか還元水をつけてるといいわけ)、××大臣の「女はセックスするための機械」発言、プロレス直後は70%あった支持率は39%に急落。このままでは参院選は戦えないと問題閣僚は一斉交代させるしかねえと、内閣改造を決意した。バーでの芝居ということで少数精鋭内閣にあいなった。

 しかし、閣僚わずか7人。問題閣僚を交代したというわりに、HIROFUMIのような問題児が返り咲いたり、はじめて総裁より経験のある上の役者がいない若手内閣であることに不安も多い。さらに、9月には第6次が決定していることもありつなぎ内閣ではといわれている。



 笑の内閣総理大臣  高間響  北海道9区
  バーテンデビューの総裁様。バーでの芝居にどきどきよ。ライバル総裁が、変人同士の小泉から安倍に代わったが、同じボンボン下痢気味で、ファーストレディーも一文字違い、あんなたわけたアホ男に、負けるわけにはいかんのよ

 笑の内閣官房長官 深沢周代  大阪5区
  前回のプロレス芝居で、高間CEOの秘書細部を演じたちかちゃんが、今回は制作業務担当だ。内閣屈指のダメ男を頬って置けない女だけに、ダメ男の中のダメ男の総裁の補佐はまさに適役。内閣のかなめ官房長官だ

 笑の総務大臣兼国家公安委員長   どす恋太郎 岡山5区
  紫一の個性派俳優(芸名も演技も)どす恋氏が、ついに待望の役者としての入閣(第1次のビラの絵を描いてもらってました)。もちろん、犯罪はしてないのに被害者としてよく警察のお世話になる経歴を生かし、第1次以来の公安委員長にかえりざき。実家が寺で修行もしなきゃということで、宗教法人管轄の総務大臣も兼任だ

 笑の法務大臣兼行革担当大臣 HIROFUMI 比例近畿 (京都3区で落選、比例復活)
 麻生太郎とオタク同士ということで外相を希望したHIROFUMIだったが、彼を外相にしちゃ国際問題になると全員大反対。結局、ただでさえうざったいうえ、夜の木屋町キャッチの違反行為を繰り返す無法者だけに法務大臣。兼色んなものを改革せよと行革もだ
 
笑の農林水産大臣兼国土交通大臣   今井ひとみ 滋賀4区
 役者としては唯一の留任。内閣史上唯一第4次まで変わらなかった前農水相の退任にともない、あとを継ぐのは彼女しかいない(彼女も実家は農家のはずだし)。さらに、地元近江八幡は栗東の新幹線駅建設問題でゆれるので、国交相も兼任だ

笑の財務大臣兼厚生労働大臣  濱本真由  兵庫1区
 総裁の紫時代の制作の直系濱本氏が、今回唯一の初入閣。社会人経験のある、お姉さまで現在のバイトはバーテンダー、総裁の好みの爬虫類顔ということで、バー芝居には不可欠な秘蔵っ子。重要閣僚の財相と、社会人経験をいかした厚労相を兼任だ

笑の経済産業大臣 新井敏之 岐阜3区
 今回は、宣伝美術として法務大臣から横滑り。就職活動で5・6社から内定をとった実績で、経済産業大臣に

なお、第6次の出演が決まっている浪崎孝二郎外相(兵庫6区)・ちっく文部科学相(京都1区)・眞野ともき環境相(滋賀2区)・野口雄輔防衛相(佐賀1区)(防衛省になったため、大臣に昇格)は、今回は参加しませんが、閣僚が少なすぎて組閣できないので、留任になりました。とくに、ついに大学を中退したちっくが文部科学大臣というのはなかなかいい洒落だと思います。伊吹と選挙区も一緒だし

 ってことで、明日はいよいよ初通しなんで組閣しました。しかし、脚本かけてないのに通し。いいのか

2007/03/18(日) 西部戦線異常なし
書きそびれていたが、日曜日は西部講堂使用者の総会があった。

 バーでDVDを見せると、会場京都大学西部講堂と書いてあるので、私はよく京大生?と聞かれるが、まあ面倒で否定しないこともある(あくまで面倒でだぜ)が京大生じゃない。西部講堂は、京大の敷地内にあるが、その管理権は大学当局ではなく、学生を中心とした西部講堂連絡協議会が持つ自主管理空間である。我々も、なにものにも縛られず自分たちのことは自分たちできめる(西部に関しては、西連協内での定例会議において参加者によって決める)という趣旨に賛同しその一員として、自主管理に参加しておるわけだ。

まあ、築80年近い、ボロボロで汚い建物に見えるので、知らない人は不気味に思うだろうが、西部講堂の名は、実は知る人の中ではすごく知名度はある。ロックの聖地ともよばれ、西部から巣立った有名なミュージシャンも多い。演劇人にとっても、内閣みたいな無茶やりたいところにとっては聖地だ。内閣は、旗揚げはこれまた、ボロボロの自主管理空間吉田寮食堂だったが、こういった場所を使う思うな理由は
経済面(使用料がすごく安い)
ボロボロな雰囲気が内閣の芝居にあってる
内閣特有のヤバイネタや、やりたいことの制約をうけない(もちろん、火の使用など危険すぎるものは、会議の場で検討し許可をとらねばならないが、一般の貸しホールのように管理者からダメといわれたらもう無理という制約がない)
24時間いれる(管理はあくまで自分らなのでいれる。よって毎晩公演終了後お客さんを交えた宴会が出来るし、本番中家に帰らなくていい。これはすごく楽しい)
と、いったところだ。しかし、最終的に言えば、もう西部が好きだとしかいいようがない。経済面でいえば、確かに一見安いが、でかすぎ機材そろわなすぎなので、実は小屋代高くても狭くて機材があるホールのが安いし。もう、なんか退出時間のある小屋とかでやりたくないもん

が、しかし歯がゆいんですね。西部の魅力をもっと書きたいけど、これ以上書くと色々誤解を与えるから。まあ、一番はこう行ったことを使ってるだけで左がかってるといわれることだ。

いや、別に確かに総裁は左よりだわね。しかし、この楽しく魅力的な空間が危ないところだと思われるのが困るわけだ。

で、その日の会議でなにを話したかというと、具体的にはいろいろ会ったけど、ようはすごく抽象的に言えばね、日常にあるどんな場所でも、必ず誰か管理する人間がいて、その元でその場所でしていいこと、してはいけないことの決定権をもつ人間がいて使用する人間はそれに従わねばならないんだな。今この日記を書いてる部屋も、していいこといけないことは大家が決めている。しかし、自主管理空間はその決定権が完全に民主主義なわけだ。

しかし、公権力にとってはそれはとても危険なわけだ。大学当局にとっても、学生が自治で収める場所は自由に手出しできない。よって、なんとかして学生から自治を奪い取り西部のある敷地を自由に使えるようにしたい。まあ、よってあの手この手で西部をつぶそうと画策しとるわけだ。まあ、別に今具体的にどうかされようとしてるわけでもないけど、その対策を話し合ったわけね。で、私は内閣の代表だから、内閣として西部講堂は今のように使えないと困るわけさ。そのためには、大学当局とうまくやって、あっちがつぶそうとするなら、うまい手段をもって戦い守っていこうと思うのね。できる範囲で

が、危険なのは、と、書いただけでもう左がかってると見られる可能性があることだ。確かに総裁は左よりだがね、欧州では珍しくない若者たちが無料でたむろって、お馬鹿な遊びや創造活動ができる場を守ろうってことが危険なことなのかねということだ。西連協は、別に民青も中核も核マルもなんの影響もうけとりゃあせんよ。確かに我々は、権力の不当な弾圧には断固戦うが、逆に権力が弾圧さへしてこなけりゃ戦わない(権力が弱者を弾圧しないなんてことはありえないが)ぜのだ。権力に文句言っただけで危ないよばわりされちゃたまったもんじゃない。

私は、吉田寮や西部の連中とかと遊ぶようになって、ずいぶんいろんなことを学びましたよ。総裁の大学は、ビラを配るにも大学の許可が必要だとか、施設をとっても大学の行事が入るととられるとか、酷い大学でしたが、しかし酷いことだと思ってなく当たり前と思ってました。しかしだ、なんでこの民主主義の国で、しかも学問の場で、ビラひとつ配るのに検閲されにゃあかんのか。高い授業料はらって対等なはずの大学と学生が、こんな目にあわされるのか。そういうことに目が向くようになりましたよ

なにより、若者が群れるのに金を払わなきゃならんなんてナンセンスなのよ。今、2次会でカラオケボックスにいって歌わんで喋るとかあるのよ。それだけ場がないということだ。ほんまアホらしい

 そういうことに疑問を感じずに、むしろあいつは左翼だなんだと言ってるのって本当人生損してるなあと思う。権力だろうが、上だろうが、文句を言う時は言うって当たり前なのにね。文句言うために文句言ってんじゃないのよ。文句がなければ従うしな

笑の内閣は、皇族レスラーをだしたり、実は日の丸君が代問題を取り上げたりしてるが、それは私が殿下が殿下キックしたらおもろいなとか、大の大人が嫌がってる奴を無理やり起立させようとする光景はアホやなあ、笑えるなあと思うからコメディにしてるわけだ。それで、危ない危ないなどというのはそれこど笑止千万。

2007/03/17(土) 寝だめカンタービレ
総裁はよく寝ます。23にもなって平均睡眠8時間。6時間きると翌日は機能しません。芝居してなくても正社員は無理かもしれません(ILOはすべての人に1日8時間を仕事に、8時間を余暇に8時間を睡眠にと勧告してるんだがら、それができない日本が間違ってるんだが)。人間の三代欲求の中でも睡眠欲がずばぬけてますね。食べながら寝たり、性交渉中に寝たことはあっても、寝てたのに気が付いたら食べてたり、ヤってたことはないですから。

とはいえ脚本がかけない時や、内閣の本番中なんか寝れません。本番中は気が張ってるので起きられますが(前回は二週刊1日3時間のナポレオン生活したしね)、脚本で徹夜するともうダメです。しかし、この4日くらいそれをやっちまいました

で、今週末は衛星で共演した方の公演ラッシュだったんですね。昼まで寝たいですが、共演した以上は行くのが礼儀やないですか。なもんで行ったんですわ。

まず大阪までユニット美人を。行きの京阪なんざ人と行ったのに、ずっと寝るて非礼までして

で、大変面白い私が好きな馬鹿馬鹿しい話でした。いい歳してブルマはこうと思い立つ発想がまずよい、さらにとにかくテーマソングをつくる点、ベタすぎるキャラと展開。スタッフをかりだすネタなど内閣もよくやる私が好きなネタでした。あと別に完全暗転しなくてもいいんだてところが目から鱗。しかし笑ってたら突然睡魔が。つまらん芝居ならそのまま寝てしまいますが、見たいのだ。舌を噛みながらみ続けたんですが大変でした

さらに、夜は正直者の会さんへ。これも面白い。陣内友則の芸を洗練させた感じで。がまたしても睡魔が

さらに今日はhakoさんに行く予定が寝過ごす。私は寝たがりのくせに寝過ごさない人間(たいてい目覚ましなしでも起きたい時間に起きれる)のに久々の不覚であった

結論として芝居を連ちゃんで見る日はちゃんと寝ようと面白います。

ほんまに6時間で足りる体になりたい。いや人間寝なくても死ななかったらいいのに。芝居の勉強、酒の勉強ともっと時間がほしいのに足りん。まあでも、たまに食事の用意めんどくせえなとか、相手がいなかったりさせてくんない時とかは、食欲や性欲がなきゃ楽なのになあと思うが、食事や性交渉が必要ないならそれはすごく味気無く虚しい人生だろうし、睡眠もある意味至福(晴れた日に河原で昼寝など最高だ)なんだからやはりないと困るわな

2007/03/16(金) 豆乳は効果があるある
最近は日記に下手なこと書くと、すぐお客様からつっこまれます。今週はよく前に彼女が貧乳て書いたのをいいのかとつっこまれました。私はコメディアンですから、笑わすためなら手段は選びません。芸人の妻ならばそれくらいの覚悟はしてもらわないとならないのです。そのかわり笑いにつながらないことは一切書かない。現に付き合ってそこそこたつのに、ファーストレディーの存在を書いたのははじめて(別に隠してたわけではないので、自分でも書いてないと知らなかった)だ。別に笑いにつながらないのに、どこ行っただ、なんかしてくれただ、記念日だだノロケ書かれたて、別に相手がいたりいらない時なら微笑ましく見るが、寂しい時やうまくいってない時はむかつくだけだわさ。幸せ見せ付けて笑わせられんなら書くが効果がないなら、相手がどう感じるかも考えずに書くのはコメディアンのすることではなだ。

て、ことでファーストレディーには今日も笑えるネタになってもらうが、ホワイトデーという風習があるらしいんですね。総裁は貧乏なので金をかけずに感謝される費用対効果があるものにしなきゃなりません、それには手作りが1番です
さらにコメディアンとして笑わせないときがすまないのです。前のには雛あられ(雛人形をしまい忘れると、嫁に行き遅れるか=売れない役者と付き合うからには結婚遅れるが堪忍してくれという意)、前の前のには家庭で楽しめる庭園とかで苔を育てるセット(毎日苔に水をやらんとならないからその度に思い出せよという意)と失礼なものをやってるので、今回はやはり乳をでかくするものをあげようと思いました。

そこで1番頼りになるのは、我が親友のC嬢です。彼女は痩せようとか、乳でかくしようとか、どうしたらウェンツと友達になれるとかばかり考えてるアホなので頼りになります。彼女いはく豆乳がいいそうです。

そこで本来牛乳でつくるチーズケーキを豆乳でつくることにしました。我ながらアホですが、巨乳好きのプライドにかけて本気です。私は秀吉タイプだから、小さいなら殺すわけにもでかくなるまでまつこともせずでかくするのだ。残念ながらうまく固まらなかったけど食べてくれました。さらにスタバに入ったら豆乳カフェラテまで頼んでくれました

問題は豆乳を奨めたC嬢が、本人はでかくなったと言い張っていますが、私にはわからないことです。

2007/03/14(水) 吉良邸前に人は来なかった
今日は第5次笑の内閣のうちいりでしたよ。内閣はうちあげだけじゃなく、うちいり、中打ち上げ、本番終了日に本番打ち上げ、後日に本打ち上げとやたらやります。飲みたいだけ

しかし、ヒロフミー14日は大丈夫て言ったくせにバイトが入ったとぬかす。

今井ー風邪

どす恋太郎にいたっては忘れてやがりました
よって濱本とサシのみ。

なんでやねん

2007/03/12(月) ウマイタイトルが思いつかんが
今日は、BKCの院に行ってた幼稚園以来の友人さんが店にきたのよ。彼は、親同士が仲が良かったので(母の教員時代の同僚)、よく遊んだり旅行に行ったりしていた、兄的存在です。兄的存在ですが、兄貴的存在ではないです。頼りがいがあったり、男らしかったりするような兄貴的要素はないので、一緒にしょうもない悪戯をしたりする兄のような人です

 しかし、私にとってはもっと重要な笑いの師匠の一人なのだ。彼の笑いは、シュール&時事ねた系です。特に宗教ネタ好きというところが、内閣の作品にも多いに影響を受けています。彼は就活でも、エントリーシートに尊敬する人サイババとかふざけて書いたようです。それでよくうかったなと思います。彼が生ゴヅラを見に来たときも、ニュースの場面で下の方に小さく「ボブスレーW杯宮崎大会まであと何日」って小道具に唯一「なんでボブスレーなのに宮崎なんだ」と気づいた男です。出演者すら気づかなかった人もいた細かいネタなのに、さすがです。

 それだけの才能をもちながら、彼は大勢の人の前でネタを披露するということができないため、芸の道にはまったくでないのが惜しいところです。身内以外に通用するネタをもちながら、身内以外の前ではできないというのは。身内ネタを大勢の前で堂々とやってしまう私には惜しいかぎりです。

 そんな彼は、BKCにいたにもかかわらず、こっちではあんまり会ってなかったのですが、春で就職し東京に行くということで、最後に飲もうとなったのですが、あいにく夜はほぼバイトなのでというと、じゃあ店に行くわと来てくれました。
 今日も久々でしたが、するどい話がいっぱいできてよかったです。目下、総裁の今の最大の悩みは内閣でも屈指の巨乳好きなのに、彼女が絶望的に貧乳なことですが、並みの友人は「いいじゃないか、小さくたって」か、「揉んででかくしろ」としか言わないのに、彼は「小さい方が100m走が早いよ」と慰めてくれました。さすがです。今年に入って一番感動した言葉でした。

 DVDも売れるし、(もうバイト先のお客様だけで5枚売れてる)、友人もきてくれるしいいバイトだ。もう平日は毎週のように知り合いが来るが、私物化しすぎかね。まあ、売り上げに貢献はしてると思うぞ(たぶん、知り合いだけで月の売り上げのの1%以上は行ってると思う、さすがに私の人件費分はないけど)。私がいない時でも来てくれる人もいるし、うれしいこ

2007/03/11(日) スキピオレビュー
西部であった京都ロマンポップのスキピオを見に行った。

ロマンポップの方々とは共演どころか、今まで見に行ったこともない(いわゆる京都若手の中でも、内閣が属するグループ、紫ー未踏座ー下劇ーリツゲイ旧DOS主力ラインではないから)

たった2回話しただけでが、なぜか飲み会によばれた。そしてほぼ初対面なのに下ネタ三昧だった。内閣の飲み会の下ネタもひどいがここはさらに上をいく。こういうのは好きだ。
劇団には二種類ある。必要以上に仲良くならないとこと、必要以上に仲良くなるところだ。内閣はもちろん後者だし、ロマンポップさんもそうだ。今日び普通の会社だって、ここまで飲み会やって当たり前のように朝までやって、みなホイホイ参加し来ないと付き合い悪いと言われるとこもないだろう。もちろん劇団の1番の目的はよい作品をつくることだからそれが正しいかはわからん。外資系の会社やつらにこの楽しさがわかるかとわめいても、お前ら儲かってないだろと言われたらかなわん。まあ私は物足りない裕福より、毎日楽しい貧乏を選んでんだから、胸を張っていいんだが

で、そんなステキで野望をもったロマンポップの方々なので楽しみに見に行ったが、ちょっと期待はずれだ。
まず、なにかな。まず月光斜系特有の台詞回し、語句がきになる。メッセージがよくわからない。笑いとりに行ってるところがわからない。そして音楽団体とのコラボがうまくいってないなど。
代表と作家の二人との会話が刺激的だっただけに、作品に表現しきれてないのが残念でした

2007/03/10(土) 何度目かさらば
今日も送別会なのよ。紫の一個下の。何回行けばきがすむのか。

一人また一人と我々のコミニュティから卒業していく。割りきって就職する彼等は勇気がある。私だって中学高校時代も別れが辛かったが振りきって進学したのに、演劇会だけはできなかった。だから余計下の子の勇気には感服だ。

2007/03/08(木) 内閣送別会
今日は第2次笑の内閣で財務大臣を勤めた琥珀蒼碧ちゃん、国土交通大臣を勤めた貝瀬由佳里さん。第4次で法務大臣を勤めた新井敏之な3人がこの春で就職で京都をさるため、内閣主催の送別会をした。

3人とも正式団員じゃないし、1回客演きただけでそこまでやるかてあきられられるかもしらんが、私は自分がもし京都を去る(まあ現状一生住むつもりだけど)時こんなことされたら嬉しいから、今のうちに人にしておこうと思うんだな。まあ1番はなにかにつけ飲み会したいのと、去る人と話したいのもあるけど

琥珀ちゃんは、紫の後輩、彼女のデビューは私の作品でした。微乳女戦士貧乳仮面というタイトルだけで馬鹿だとわかる作品でヒロインの貧乳仮面を演じてくれました。デビューで貧乳仮面ですよ。すごいね。私が卒団し劇団を立ち上げると言った時、武くんとともに真っ先にかけつけてくれた子でした。本番ではヒロインの科学者をやってくれました

貝瀬さんは、京都の学生劇団の合同公演で知り合いました。私にとってはじめての外部出演でしたが、丁度人生最大の暗記だった私が立ち直るきっかけを作ってくれました。彼女は旗揚げ時、紫以外で最初に落とせた女優さんです。自信になりました。本番では色っぽい総理の秘書の役をやってくれました

新井も合同公演で知り合いました。彼はプロレス芝居で、内定が決まり最後に芝居でたいと出てくれました。もしこのままだと最後の役者が内閣だそうだ。凄いな。彼は皇族レスラー、無免許天才外科医BJ、秋葉系キモオタという際どいキャラを3つもやってくれました、おもしろすぎでし

客演とはいえ、それぞれ内閣には欠かせない人たちでした。他の閣僚たちも何人も集まってくれました。いい会になりました。私は無能な人間ですが、何故か周りに恵まれるので感謝だけはしないと集まらなくなるしね。お礼は出来たかと思います

2007/03/05(月) きゃぴたるは潰れた。それが資本主義だ
今日はりとるきゃぴたるの閉店パーティーがあった。実際の閉店は翌日だが、本日は旧メイド喫茶時代のメイド・常連のさよなら会である(明日はカラオケパブ時代の常連・メイド)。

 私はあの店の経営状態を知っていたから、オーナーが満足する収入を得るにはあのままでもジリ貧(でも、今ナギサで働くと、本当にあの時のきゃぴたるが儲かってなかったとは思えん、ナギサの正確な売り上げはわからないし、わかってたってここに書けるわけないが、働いてりゃだいたいわかる。別にそこまで違う感じはしない。ナギサのがいい酒仕入れて、正社員もいる分支出も多いと思うが、健全な状態である)だし、オーナーはカラオケパブにすれば儲かると信じきっていたようですが、変えたところで同じ、もしくは今までの客を逃す分もっと悪くなると思ってましたが、まあ実際その通り(か、どうかは知らんが何回か前を通って客入りをみた限りではね)でしたね。

むしろ、よく3月までもったと思います。オーナーは意地っ張りな人で、我々が提案したことはとりあえずその場で否定(かといってまったく人の意見に耳を貸さない人でもないので、よい提案なら翌日には受け入れるのだが、その時はすぐ否定するのよ。困ったことに)するし、自分の意見は絶対曲げないので。たぶんみんなからあまりに失敗するって言われたせいで、かえって意地になって続けてしまったのかもしれない。そのせいで手遅れな状態にまでなっていたら申し訳ないなと思う

 で、メイド・ご主人様に久々に会えた。楽しかったな。あの店は暗愚で無策な前オーナー。(ちょっと意地っぱりとはいえ)人はすごくいいが、仕事ができん(同じくできない私が言うのもあれだが、私がシフト組むとか経理するとか本来ありえんだろう)現オーナーを前にして、あの楽しい空間を守るために必死だったわさ。メイドたちもご主人様も人として大好きだったので、その友情(友情と表現するのはまた違う気もするのだが、適当な言葉が思い浮かばない、シュチュエーション的には主従関係と使用人仲間なんだが)と、しかし経営側の人間としてオーナーの意にかなう店(収入アップ以外にも気に食わないことはいっぱいあったみたいでよ)にするための間で、すごく悩んだわ。どちらからも風見鶏のように思われてたかもね。まあ、ある意味風見鶏だったわな。利害が対立した時は、まず自分の保身(バイト代の確保)を第一にしたし。あの店をメイドバーとして存続させるためには必要な行動だったと信じて疑わないけど

 が、今日来てそれも間違ってたかなと思う。だって、みなさまこんなに楽しそうじゃないか。こんなに、従業員もお客様も仲がよくてみんな幸せそうな店は見たことがない。在籍中は、それはいいことでもあるが、馴れ合いすぎで売り上げをのばすための弱点だと思っていたが(実際そうだけどね)、それをよくないことと思う心こそが、私が憎む経済効率優勢主義の奥田・御手洗・宮内・奥谷らクソボケ経団連の連中と一緒じゃないか。確かに、きゃぴたるは、仲がよくていい店だが、それ故に(それだけじゃないけど)つぶれる。しかし、それは仲がよいのが悪いのではない、こんな人を幸せにするいい空間がもたないのなら、それは資本主義が悪いんだ。

 人間の価値、それはどれだけ人を幸せしするかだ。きゃぴたるは儲からない、しかしこれだけ人を幸せにしている。笑の内閣は儲からない、しかし、見に来たお客様を笑わせ幸せな気分にしている。キャノンはどうだ。偽装請負で非正社員を苦しめ、安いプリンタを買わせ、後から高いインク代を掠め取る(総裁も見事に騙されちまったぜ)手段で儲けている。これのどこが人を幸せにしているんだ。総裁はまだまだ微力で、周りにいるほんのわずかな人間しか幸せに出来ないが、悪徳キャノンの御手洗なんかよりよほど人をし合わせにしている自信はあるぞ。それがなんで俺は貧乏で、あっちがボロ儲けなんだ。内閣が売れず、きゃぴたるがつぶれ、キャノンが儲かる。こんな世の中でいいのか。そんな思いがあふれてきた

 もっと言えば、私はこのメイド・ご主人様に執事としてじゃなく、ご主人様として出会いたかったなと思う。どうしても、使える身として、同僚としての立場で接していたので、その面の壁があったな。今、もうやめて主従関係ではないけど、同期・年下のご主人様にも敬語使ってしまうのが最も端的に現れるところだ。一緒にカラオケとか行って遊ぶと、最初から友達して出会ったらもっと楽しいだろうなと思った。

メイドたちにもね、立場的に自分も出来ないくせに、古株ってだけで調子乗ってガミガミいって嫌な執事としてあったけど(よく考えると立場は一緒の同僚なんだから、そうする必要もないのに)、客としてきてたら、甘いことだけいって無責任にどんどん口説けたのになあと思う、周りの女は手当たり次第にとりあえず口説く総裁が、執事として特定の子に行ったらあかんときゃぴたるのメイドは一人も口説いてないというのは奇跡的だ(誤解のないよう言っときますが、総裁は別に口説くだけで、決して遊びまわってるわけではないですよ。そんな悪人ではないし、そもそも私に落ちる女など早々いるわけがない)

まあ、それでも付き合いがある人ができたり、ナギサにのみにきたり、芝居見に来てくれたりって人がいてよかった。ナギサなんて、私がいない日に来てくれる人(わし目的じゃなく本当にナギサを好きになってくれたということだ)までいて嬉しい限りだ。まあ、しょっちゅうしょっちゅうではないが、また年に2・3回くらい、花火とかこうやって集まれる機会があったらいいですな。まあ、こんな大人数誰が幹事やんねんて話だが。

しかし、どうせ閉店するなら。バーテンダーとしてシェイカーとか、いつかメイド喫茶芝居をやりたいのでメイド服とかもらってくりゃあよかったな。とかいうから物が多すぎるんだな。まあ、いつか執事としてお家再興するからしばし待てや

2007/03/04(日) 三成刑部の友情
ネットがなくてしばらく更新できんので、日記が4本立てになりましたよ。最新日記はこれしか表示されないけど、できたら全部読んでやってください。

今の総裁は鼻風邪をひいて(北海道に杉はないので花粉症ではないはず)鼻水がとまらんのです。黄緑じゃなく透明なのでたれるのです。昔、秀吉の配下だった、大谷刑部少輔吉継は、らい病(今でいうハンセン氏病)にかかって、顔を頭巾で隠していました。ある時、茶会にまねかれた吉継は茶を飲もうと頭巾をはずした瞬間、鼻水がたれてしまったのです。それをみたほかの武将は、その茶を飲もうとしませんがただ一人親友の石田三成だけは、黙って飲み干したのです。そのことに感謝した吉継は、関が原の合戦のおり、家康とも親しく、西軍不利とわかっていながら、三成に味方したのです

総裁も恩は忘れないので、鼻水がたれても勘弁してくれ。あと、単に三成が気づかなかったんじゃねえのってツッコミはなし

2007/03/03(土) マリー・アントワネットレビュー
東宝ミュージカルの、マリー・アントワネットを見てきた。本当は、父は教員にとって一番忙しい年度末に平気で年休をとって、夫婦で行くはずだったのだが、父が病気でいけなくなったのだ。手術が結構うまくいったので、父はぎりぎりまでねばったが、やはり大阪に来るまでは体力が回復していなかったようだ。2ヶ月前まで生きるか死ぬかの瀬戸際だったのにのんきなものである。

 母は、元劇団四季、利家とまつで佐々成政をやっていた山口祐一郎の大ファンなので、とても残念がり、私に渡すかわり、パンフ買う、レビュー書き、出待ちしたうえで祐一郎と声をかけろという命令をしてきた。すぐ、バーに戻らなければならんので、出待ちはできなかったが(せっかく内閣にでてくれと叫ぼうと思ったのにね)、他はやらなあかんので書いときます

 私の身の回りの演劇人は貧乏人ばかり(高い芝居をみない)ので、誘えるやつがいるかと思ったが、首尾よく内閣の女優が一人誘えたので連れて行く。で、感想ですが。正直自分でチケット買わずによかったなと思いますな。

 演出がたるいんだな。マリトワの人生ダイジェストにしてるだけで、感情移入できん。まあ、浪費家・好色家の馬鹿女だから、感情移入できなくてもいいのかもしれんが。だったら、そこまでお馬鹿だってつっきちまけばいいのに、ヴェルサイユ宮殿追い出されて幽閉されていからはいい母親、プライドある王妃になっちまうし。かといって、民衆の苦しみにスポットをあててるかといえば、後半はジャコバン派が狂気に満ちくる様を過剰に描いて、なにがなんだかわからんし。総裁は下妻物語じゃないけど、昼間から狩と舞踏会とエロいことしかしない、馬鹿丸出し遊び三昧のロココ文化がうらやましい(町中にうんこがあふれてる以外は、その時代の貴族に生まれたかった)と思ってるから、その馬鹿さを突っ走って書いた方がよかったんじゃないかと思う

 そして、山口君だが、なんちゅうかソロしかないのだ。歌がソロだけならともかく、台詞の掛け合いすらない。通し稽古以外、家で練習できる(実際、山口祐一郎の声量で家で歌ってたら近所迷惑だろうが、まあ防音がしっかりした部屋に住んでるだろうけど)。自分のペースのみで人にきつかわずに芝居できるんだから、人と掛け合いなしほど役者として楽なもんはない。と、いうか極端な話あの役はストーリーに必要なのか?革命の黒幕になっているが、なくても成立する。

 これじゃ、山口祐一郎が出てますよって看板に利用されてる。山口祐一郎って役者はある意味、ジャニーズみたいなもん(タッキー主演ってだけで売れる舞台とかね)なのではないか。ジャニーズと違って、ちゃんと歌が上手くて実力があるからぜんぜん違うといえば違うが、この舞台での扱いに限って言えば同じだ。同じ東宝ミュージカルでも、レミゼの凄さに比べて歴然の違いだ。安売りしたらあかんて、ほんまに内閣に出た方がいい。

 やはり、根本的に脚本・演出に問題がある。フランス革命を描いた作品なら、もうベルバラが完璧すぎて、他は付け入る隙がないのではないか。作者がどこの人かは知らんが、ミヒャエウルという以上ドイツ人だろう(フランス人ならミッシェルになるはずだ)。ドイツ人風情が、フランス革命を描こうなんざ甘いのだ。やはり日本人に任せろ。ベルバラをみろ、4人も感情移入できる人がいる。そして、フランス革命で話を書くなら、私のがおもしろい作品をかけるぞと思った(後日さわりだけ書きます)

2007/03/01(木) 第5次発信
今日(3月2日)から練習をはじめたのです。しかし、今回の4人の出演者はみなマイミクなのに、誰一人「配られた本は面白かった」とか「がんばるぞ」とか、その話題をかいていません。まったく日記を書いてないならいいのですが、4人ともその間に別な話題の日記は書いているので不安ですね

何とか、形になる本はかけました。25日の段階で、一度完成しかけた本を破棄しました。自ボツというやつです。納得できなくて。締め切り5日前(しかも引っ越しでほとんどかけない)状態で破棄するのは勇気がいったが、自分でおもしろいと思えない作品を人前にだすわけにいかんので頑張りました

 で、書いたのは2年半前私が所属してました。劇団紫というところの学園祭公演で、作家5人がリレー方式で芝居を書くオムニバスの企画があったんですが、その時にアンカーとつとめた作品「嘘吐きはゴッドハンドのはじまり」って作品の改訂版です。

 今でこそ、劇場にバイクで乱入するとか無茶苦茶な作品ばかりしている私ですが、当時はまだ内閣旗揚げ前で、学生劇団が拠点なので無茶はできないし、まだ三谷幸喜にどっぷり影響を受けていた頃なので、おとなしいシュチュエーションコメディを書いてました。で、その時は5本のオムニバスなので時間の制約(15分)があって、短編だったのでいつかどこかで45分くらいの作品にしたいなあと思ってたので、今回せっかくあまり暴れられない狭さのところでやるなら、これを改定してみようかなとやることにしました。

 知ってる人は知ってるんですが、あの話は2000年に発覚した藤村博士石器捏造事件をモデルにした話です。それを、どうバーの設定に置き換えているかはこうご期待です。前見た人も、はじめてみる人も楽しめるものになっているかと。お楽しみに

 で、今日は初練習。楽しみな4人の役者も元気に顔をそろえて、これから一月。短期集中で頑張ってくれそうです


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