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2007/03/26(月)
週末観劇レビュー
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人の心は金で買えない・・・とはいえ、友情を維持するには出費も必要なこともある。演劇の場合は1にも2にも、どれだけ一緒に芝居をした仲間の芝居を見に行くかである。芝居をやってる以上当たり前だが、私は自分のすべての友人に自分の芝居は見にきてほしい。北海道の奴らでも。芝居に限らず、舞台に立つ人間で、来て欲しくないやつがいるとか、来なくてもかまわんとか言う奴、客を呼ぶ努力をしない人間は、私は舞台に立つ資格などないと思う。そのためには、他人に同じことをするのは当然のことである。
そして、もうひとつ私は内閣の演出家として、だした役者の発掘・スカウト・オファーもある。当たり前だが、演技を見たことがない役者にオファーをだせるわけがない。いや、確かに、役者足りなくて今まで一度も演技を見たことない役者をだしたこともあるよ。しかし、知り合って喋ってみて、こいつのこと好きだと思った人じゃないとうまくいかんよ(まあ、人としては好きじゃないが、演技はかってるなんて人をだしたことないけど、と、いうかそもそも嫌いな奴がいない)。なにより、その役者の実力知っていても、オファーをだすなら見に行くのが礼儀だろう。プロ野球で、試合を見ずにドラフト指名する球団があるか。現在の技術力からいけば、映像でみればその選手の実力はわかるしわざわざ窮状までいかんでもいいけど、みんな誠意をみせに狙ってる選手の試合は毎試合いくでしょ。私も、私の演技を見たことない演出家からオファーがきたことあるがあたまきたよ
ってことで、金がかかるのだ。衛星で共演した方は私が今まで付き合ってきた連中よりチケットが1ランク高い・・・きつい・・hakoを寝過ごし、ワンパをシフト調整失敗で見逃す不義理をしたものの、今週は川渕さんやエメラルドで共演したミホミホのでるピンク地底人。唐仁原やこれまたエメラルドで共演した大洋のでる中野劇団。そして衛星さんと三連投だ。しめて・・・5000円超えちゃったぞ。しんどいなあ
ピンク地底人は・・・私の好みではない。なんというか、伏線回収し切れてない感じと、中盤が展開進まないのがいたい。せっかく、オープニングはチンタラみていいやじゃなく、真面目に見ようと思ったいいものだっただけに。自由にやらせてるであろうと頃は長いよ。制限時間もうけないと、第3次で迎さんと田渕さんが好き勝手やってたら途中でみずのさんが切ったのを思い出した。川渕さんは、15分くらい気づかなかったよ
中野劇団は、やっぱり面白い。中野さんの書く笑いて、なんか面白すぎるという表現は似合わないが、面白くて、面白すぎるより面白いんだな(よくわからん)。しかも、すげえというより、なんでこんなこと今まで思いつかなかったんだと思う笑いなのだよ。しかし、中野さんがいなかったとして私が同じレベルの笑を思いつけたかというと出来ないだろうなってところがミソで、うーむである。今回は短編集だけに、並べ方もよかった、微妙な伏線が
衛星さんは、なんかお話というよりお茶会を体験できたのがよかった。お客様も参加できる体験型芝居というのは、内閣が追い求めることでもある。わしらがやってるのは、プロレスでお客さんに野次飛ばしてもらうとか、ぜんぜん対極にあるものだが、参加型という根っこは同じなので、参考になった。もっと、危ない参加型企画がしたいなあ、昔大川興業のライブにいった時に、お客さん呼んでやってた、破綻した銀行の通帳でカルタ大会をしたやつみたいな
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