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2007/03/05(月) きゃぴたるは潰れた。それが資本主義だ
今日はりとるきゃぴたるの閉店パーティーがあった。実際の閉店は翌日だが、本日は旧メイド喫茶時代のメイド・常連のさよなら会である(明日はカラオケパブ時代の常連・メイド)。

 私はあの店の経営状態を知っていたから、オーナーが満足する収入を得るにはあのままでもジリ貧(でも、今ナギサで働くと、本当にあの時のきゃぴたるが儲かってなかったとは思えん、ナギサの正確な売り上げはわからないし、わかってたってここに書けるわけないが、働いてりゃだいたいわかる。別にそこまで違う感じはしない。ナギサのがいい酒仕入れて、正社員もいる分支出も多いと思うが、健全な状態である)だし、オーナーはカラオケパブにすれば儲かると信じきっていたようですが、変えたところで同じ、もしくは今までの客を逃す分もっと悪くなると思ってましたが、まあ実際その通り(か、どうかは知らんが何回か前を通って客入りをみた限りではね)でしたね。

むしろ、よく3月までもったと思います。オーナーは意地っ張りな人で、我々が提案したことはとりあえずその場で否定(かといってまったく人の意見に耳を貸さない人でもないので、よい提案なら翌日には受け入れるのだが、その時はすぐ否定するのよ。困ったことに)するし、自分の意見は絶対曲げないので。たぶんみんなからあまりに失敗するって言われたせいで、かえって意地になって続けてしまったのかもしれない。そのせいで手遅れな状態にまでなっていたら申し訳ないなと思う

 で、メイド・ご主人様に久々に会えた。楽しかったな。あの店は暗愚で無策な前オーナー。(ちょっと意地っぱりとはいえ)人はすごくいいが、仕事ができん(同じくできない私が言うのもあれだが、私がシフト組むとか経理するとか本来ありえんだろう)現オーナーを前にして、あの楽しい空間を守るために必死だったわさ。メイドたちもご主人様も人として大好きだったので、その友情(友情と表現するのはまた違う気もするのだが、適当な言葉が思い浮かばない、シュチュエーション的には主従関係と使用人仲間なんだが)と、しかし経営側の人間としてオーナーの意にかなう店(収入アップ以外にも気に食わないことはいっぱいあったみたいでよ)にするための間で、すごく悩んだわ。どちらからも風見鶏のように思われてたかもね。まあ、ある意味風見鶏だったわな。利害が対立した時は、まず自分の保身(バイト代の確保)を第一にしたし。あの店をメイドバーとして存続させるためには必要な行動だったと信じて疑わないけど

 が、今日来てそれも間違ってたかなと思う。だって、みなさまこんなに楽しそうじゃないか。こんなに、従業員もお客様も仲がよくてみんな幸せそうな店は見たことがない。在籍中は、それはいいことでもあるが、馴れ合いすぎで売り上げをのばすための弱点だと思っていたが(実際そうだけどね)、それをよくないことと思う心こそが、私が憎む経済効率優勢主義の奥田・御手洗・宮内・奥谷らクソボケ経団連の連中と一緒じゃないか。確かに、きゃぴたるは、仲がよくていい店だが、それ故に(それだけじゃないけど)つぶれる。しかし、それは仲がよいのが悪いのではない、こんな人を幸せにするいい空間がもたないのなら、それは資本主義が悪いんだ。

 人間の価値、それはどれだけ人を幸せしするかだ。きゃぴたるは儲からない、しかしこれだけ人を幸せにしている。笑の内閣は儲からない、しかし、見に来たお客様を笑わせ幸せな気分にしている。キャノンはどうだ。偽装請負で非正社員を苦しめ、安いプリンタを買わせ、後から高いインク代を掠め取る(総裁も見事に騙されちまったぜ)手段で儲けている。これのどこが人を幸せにしているんだ。総裁はまだまだ微力で、周りにいるほんのわずかな人間しか幸せに出来ないが、悪徳キャノンの御手洗なんかよりよほど人をし合わせにしている自信はあるぞ。それがなんで俺は貧乏で、あっちがボロ儲けなんだ。内閣が売れず、きゃぴたるがつぶれ、キャノンが儲かる。こんな世の中でいいのか。そんな思いがあふれてきた

 もっと言えば、私はこのメイド・ご主人様に執事としてじゃなく、ご主人様として出会いたかったなと思う。どうしても、使える身として、同僚としての立場で接していたので、その面の壁があったな。今、もうやめて主従関係ではないけど、同期・年下のご主人様にも敬語使ってしまうのが最も端的に現れるところだ。一緒にカラオケとか行って遊ぶと、最初から友達して出会ったらもっと楽しいだろうなと思った。

メイドたちにもね、立場的に自分も出来ないくせに、古株ってだけで調子乗ってガミガミいって嫌な執事としてあったけど(よく考えると立場は一緒の同僚なんだから、そうする必要もないのに)、客としてきてたら、甘いことだけいって無責任にどんどん口説けたのになあと思う、周りの女は手当たり次第にとりあえず口説く総裁が、執事として特定の子に行ったらあかんときゃぴたるのメイドは一人も口説いてないというのは奇跡的だ(誤解のないよう言っときますが、総裁は別に口説くだけで、決して遊びまわってるわけではないですよ。そんな悪人ではないし、そもそも私に落ちる女など早々いるわけがない)

まあ、それでも付き合いがある人ができたり、ナギサにのみにきたり、芝居見に来てくれたりって人がいてよかった。ナギサなんて、私がいない日に来てくれる人(わし目的じゃなく本当にナギサを好きになってくれたということだ)までいて嬉しい限りだ。まあ、しょっちゅうしょっちゅうではないが、また年に2・3回くらい、花火とかこうやって集まれる機会があったらいいですな。まあ、こんな大人数誰が幹事やんねんて話だが。

しかし、どうせ閉店するなら。バーテンダーとしてシェイカーとか、いつかメイド喫茶芝居をやりたいのでメイド服とかもらってくりゃあよかったな。とかいうから物が多すぎるんだな。まあ、いつか執事としてお家再興するからしばし待てや


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