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2007/04/09(月) 狂い酒反省1
ってことで、無事楽ステまで終わり、本番宙なのに休憩時間意馬券買いにいけて万馬券あてたり、系列店に女の子が入ったからって歓迎会に行ったりとなかなか楽しい芝居でした。芝居中私とHIROFUMIは酒を飲むシーンがあるんですが、当然よっちゃいけないから実際ジンやウォッカは水で、ウィスキーは麦茶なんですが、飲まない役者とマスターがいたずらして本物とすりかえやがりました。とても楽しい公演に華をそえてくれましたよ。打ち上げは、その場でお客さんも交えて大宴会。仕事で芝居見れなかった方も、せめて打ち上げだけでもと駆けつけてくれたのは嬉しかった。鴨川渡りもできたし。

第5次笑の内閣も無事終了したので、総括をします。ここで赤軍派ならば、総括と称してHIROFUMIをリンチするたかま山荘事件を起こすところですが、笑の内閣は左よりお笑い集団とはいえ過激派ではないので穏便に総括します

 今回はとてもありがたい企画でした。演劇においての難敵のひとつに小屋代というのがあります。と、いうか店をやるにしてもテナント代、そもそも住むのにも家賃と、自分の持ちたる場所を持たない人間にとって場所代というのはとても手のかかる支出です。だからこそ、いつもは我々は自主管理という責任を負う言い方は悪いがめんどくささを追ってまで吉田寮や西部講堂を使うわけだが、管理もせずに無料で使えるというのはものすごい好条件だ。私のようなADHDの人間を雇ってくれたのみならず、こんなチャンスまで与えてくれた店長には感謝のしようがない。

いやらしい話をすれば店にとっての利益(多少売り上げが上がる、内閣が持ってるお客さんがナギサを知ってその後常連さんになっていただける人がいるかもしれん等)、内閣にとっての利益(無料で公演が打てる。ナギサの常連さんが内閣を知ってその後また見に来てくれるかもしれん等)が、本来の店の取り分と内閣の取り分どうりの割合であったかといえば、そんなこたあない。むしろ、内閣のが得している。ほんまにいい機会であった。

で、反省点はやまほどある

1・こだわり
 手を抜いていたわけではないが、全身全霊を使っていなかったことは確かだ。それは、役者の勧誘であったり(いつものようにダメ元で大物に果敢にオファーをアタックせずに、手の内がわかって、誘いやすい後輩中心になったこと)、練習時間の使い方であったり
間男の時のスランプ、教頭の時のダイス卵黄を思い浮かべると、つくづく、練習開始前に脚本ができてないと、どんどんドツボにはまる演出家だと思う。教頭の時みたいに脚本書けないあまりインポになるとこまではいかなかったけど、苦しんだのは確か、今回の作品面白かったという自信はあるが、納得満足まではしていない。今の自分の能力・時間制限・あの店の構造・役者のレベルなどを踏まえた上で、ベストな作品は作れたと思うが、これがベストである(ある意味限界)であるという面が不満だ、例えこの時間的制約・この狭さであっても、役者のレベルであっても、もっと面白くできたと言い切れないが、もっと面白く出来る演出家になれないことには大いに不満である。
もっといえば今回幸いなことに、全ステージで笑ってもらえたが、ある意味喜ぶほどのことでもないと思わなきゃならない。私の本にある小ネタは少なくとも笑いを取れるレベルにあると思うし、どす恋太郎・HIROFUMIという役者は、うまくはないが一定の力をだせば笑いは取れる役者だ。私は彼らをよく知ってるから笑いを取れるようにアテ書きしたし、彼らは台詞さえはいてくれれば、私が特別な演出をしなくても笑いは取れる。今井さん、濱本さんも決して上手いというところまでではないが、やはりまともに台詞をはいてくれれば、笑を取れるコメディエンヌだ。まあ、私を含め男がきちんと遅刻せず練習に来ないというどうしようもないことも多かったが、それにしても笑いを取れたからって、私がなにをしたという感も否めない。

2・宣伝行き届かず
 特に端的にいえるのが宣伝問題だはっきりいって、真面目に宣伝しなかった。内閣は一応、200人弱くらいはくる劇団だ。ナギサは満席で28だが、芝居しようとすれば20人が限界だ。理論上160が限界。そんなこられてもさばけんので、120くらいがいい。120ならほっといても大丈夫だと思ったな。甘かったね。いつもは役者15人くらいいて190とかなんだから、今回5人じゃ当たり前なんだが、120人くらいなら京都にいる友人にならいるし、マイミクさんは来るだろうし、共演者は当然来るだろうし、お客さんだってそこそこ来るだろうし、外部に宣伝とタカをくくってたな。
 演劇を見ようとする人には、2種類会って。見ようとする芝居を都合があったらいく人と、見るために予定を組む人がいるわけだ。必ずしも後者のが積極的になにがなんでも見たいから予定を調整つけるという意味ではない。総裁も、内心つまんねえだろうなと思う芝居でもうまく調整つけて行くのだが、そういうばかりではない。やはり世の中空いたら行くという方が多いのだなと思う。演劇人なら後者の方が優秀(紫の2回生はわざわざ練習を1時間早く終わらせてきてくれた。ありがたいしえらい、芝居人としてえらい)だが、一般的にはそんなもんに優劣などない。そこの見誤りはあるわな。
 とはいえ、最低限の動員はできたし、この動員に満足はしてないけど恥じるほどでもない。もっとやれたなとは思うし、練習の段階でもっと役者が自信もってガンガン誘えた(プロレス芝居の時も同じ、役者が「これはおもしろい、いっぱいお客よびたい」と思った時点では遅かった、一番呼びやすい時期が一番役者が自信なかった時期だしなあ)。まあ私自身はやるべきことはやったよ。本番1週間前から、京都にいる知人には全員メール、電話もして、何回も催促して一週間で300件もメール送って、よめさんのメールより勧誘を優先して、あいかわらず創価学会より酷い。


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