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2007/06/16(土) テンポイントレビュー
 今日は、我が紫時代からの一番の後輩武結城が脚本、わがプロレス軍のエース格でありナギサとしても常連さんになりつつあるちっく演出の、劇団酔眠薬の旗揚げ公演を見に行った。

 2人も大事な大事な友人であり、大好きな仲間もいっぱい参加している公演であるから、あえて厳しいことを書く。大事な友人だから、期待していっているし応援しているが、はっきりいうと印象のよい劇団ではないのだ

これは今まで誰にも行ってなかったが、去年のプロレス芝居で一番苦しい時期の通しの直後に、旗揚げのための飲み会をやられたのが一番こたえたので、しょっぱないい印象がなかったのは事実なのだ。ようするに、みんなで結束して欲しいときに別な公演の準備を堂々とやられたのがむかついたのだよ、私の統率力のなさにも責任はあるが、その日にモン様が王将に付き合ってくれて抑えてくれなかったら、プロレス芝居はその日で頓挫していたと思う。

 まあ、そもそもいうと、私は自分が内閣をやったせいで周りが安易に劇団とかたちあげすぎだ(ほんまに京都はつまらん劇団が多すぎる、役者が不足するから少し間引きした方がいい)と思ってるし、ちっくが演出を極めたい、武が脚本を書きたいというそれぞれの思いは純粋でよいことであり応援したいのだが、この2人がタックを組む理由がわからなかったのだな。立ち上げの際からさんざん聞いているが、2人はお互いがお互いの演出力・脚本力を認めていたわけだはない、脚本は書きたいが演出ができない、脚本はかけないが演出はしたいという利害が一致したというところが真相のようだ。

 作家も演出家もやるものとして多少のプライドがあるもんとしては、それはなめんなよと思うのだよ。私は基本、自分の書いたものしか演出しない。それは本気でこれおもしろい、自分の手で演出したいなんてのは有名な作家が書いたもの含めても自分のしかないからだ。今のところ。また他人に演出をまかすこともあまりない、一度それやって納得いかない出来になってたのもあるから、この人ならまかせていいて演出家はやってくれるようなレベルの人ではない(蜷川とか、高間作品演出しないでしょ)。それをお互いたいして知りもせんで、お互い人間として好きってだけでタッグ組むなんざ、わしからいえば誘う役者にも、スタッフにも、なによりお客様にも失礼なことはないと思うのだ

 出演者もそうで、ほとんどの人が知人でみな好きな役者さんなのだが、武結城の本を知ってて出てるのかってのは疑念があった。後輩だからこそここもあえて厳しく書くが、今までの武の本は脚本としてのていをなしていない。小説である。そして、小説としても評価できない。もし、私にもオファーがきていたとして、ちっくの演出は、未踏座時代のものみて評価しているが、武の本ではいくら奴が大好きでも出られない。もちろん、旗揚げだから評価しようがないとはいえ、みんなちゃんと考えて出てるのと思うのだな。私は、演出家として能力もないわ、だらしないわでダメな仕事ぶりをしているが、DVDを見てもらえれば、こりゃおもしろい芝居(まあ、芝居としてはダメだが、見世物としては十分おおもしろいプロレスじゃねえか)だわな、出たいなと思われるだけの実績は残している自信はある。そんな武の本と一緒のレベルで出る出ないを判断されちゃたまったもんじゃないのだ。

 と、いうことで愛があるゆえの、逆ギレに近いくらいの厳しい目線で見ようと人間ザに行きました。特に武結城に対しては、今回ダメだったら、一番仲がよくて、芝居の世界にのめりこむきっかけを作った先輩として引導を渡すつもりでいった。本書きとして、のびしろがないなら引退しろ、彼はダメなやつだが少なくともわしやちっくと違って、平凡だが幸せな家庭をきづいて暮らしていける奴だ(わしは、好きなことしかできんからギャンブルな人生しか無理なんだい)。それができない私にはそれは羨ましいことでもあるのだ。と、いうわけで実際の感想はパート2に続く


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