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2007/07/15(日) 役者紹介6
今日はプロ研さんから、教えてもらえる最後練習。去年より、積極的に教えてくれている。やはり、DVDを見て面白いと思ってくれた効果だろう。本番も非常に楽しみにしてくれていた

 HIROFUMI(DTオズマ)
 HIROFUMIについて、あらためて語るのはね、難しいね。こんな人間はいません。世界一性格のうざい男としてさんざん邪険に扱ってますが。まあ、ようはその時一番して欲しくない言動をぴったりとってくれる男です。どうして、この人はみんなが興味のない話をここまで嬉々としていえるんだろう。どうして、自分が求められていない役割をやりたがるんだろう
 と、いうことで彼は非常に敵が多い。しかし、同時にとても愛されている。それは、彼のうざさには悪意がまったくないからだ。はっきりいって、HIROFUMIは腹は立つが、彼を嫌いになる人は、人として心が狭すぎると思う。彼は無能でほとんど、世の中のために役に立たない人間だが、人を不幸にさせるようなまねだけは絶対にしない男だ。彼を認められるか否かはその人をはかるバロメーターだ。
 彼は、自分がわかっていないのでヒーロー的な主役をやりたいとかぬかすが、彼には彼にしか出来ない天性のHIROFUMIぽい役という、どんな名優でも絶対かなわないはまり役がある。それは役者として非常に悔しいし、コメディ作家として本当にありがたい。そして、私は演出家としてかけだしだが、ことHIROFUMIを輝かせることについては、著名なかたがたに負けない自身がある。これほど、愛する役者はいない。
 しかし、彼には西友になりたいという夢のため、そろそろ京都演劇界を去るようだ。私は手放したくないが、しかし彼のやりたいようにさせてやりたいというのも事実だ。そんな彼のための最高のものを今回はださつつもりだ。DTオズマこうご期待

 火ノ鳥忍(保瀬清)
 火の鳥は、生ゴヅラで一回でたことがある男だ。そこで、彼は兄貴的存在である紀誠の介氏(私の先輩で、知る人ぞ知る名優ですね、内閣にでたことあるんですよ)に出会い、京都での翼を得て(恩着せがましいわね、奴ならいずれどっかで出会ってただろうが)、さらに劇団HOMURAという一国一城の主になりました。寄せ集め劇団の主宰者やっていて一番嬉しいのは、私が寄せ集めた人たちが演劇界において運命的な出会いをしてくれることです。火ノ鳥を誠さんに引き合わせられたのは、私にとって一番嬉しいことです。
 そんな彼がもう1回出ようかなって言ってくれたのはすごく嬉しいです。私が彼を評価している点は野心家なところだ。はっきりいって、私のまわりの奴は私も含め白樺派なのだよ、仲良きことは美しきかなとグダグダ毎日酒食らって馬鹿やってるのだ。そんな中で、彼の野心と退廃的な無頼派的言動は、刺激的なのだ。奴の演技の確かさと、自信はともすれば楽観的な雰囲気になる稽古場に緊張感をもたらしてくれるという効果を含めての抜擢なわけだよ
 で、彼の演じる保瀬清は、かつてプロレスをしながら、食えなくなり恋人に逃げられ現実を見た結果、父のあとを継ぎ政治家になった男という、私の将来への不安をつめこんだ非常に重要な役です。楽しみです。しかし、この写真は怪しすぎる

 石原和子(安東ひろこ)
 石原さんは、京都でも今勢いのある劇団であるワンダリングパーティーさんの所属です。まあ、値段で判断するのもあれなんだが、この日記を見ている芝居を知らない人に一番簡単にわかってもらえるには、やっぱり値段なので、京都はスタートが500円。内閣が1000円、そこに来て2500円の劇団から客演に来るってのがどんくらい、とち狂ったことかはわかるかな。わしもよう口説いたわ
 まあ、実際はフルベースで共演したからいけるわけだけども、しかしそれにしても、フルベースの時私は石原さんとは全然仲良く話してませんでした。HIROFUMIと二人場かやったり、幼いから高校生とばかりつるんだり、ワンパさんは興味が会ったので話したいと思いつつ、話しやすい金本さんとの方が喋ってました。原因は、なんだったんだろう、喋りにくかったのかな。あと前の彼女に声がそっくりすぎて、喋ってると悲しくなるからというのもあったな。なら、今いけるのは新しいのできて未練なくなったからという合理的な説明も出来る
 まあ、実際にこの写真だとわかりづらいけど、疑いようのない美人さんです。まあ、美人の定義は人それぞれなのでわからんけど、私と助演出は美人で芝居も上手いのでこりゃいい女優さんに来てもらったとひきしまっております。声は低めなので、ヒロイン声より悪役声やけど。と、いうことで安東社長の娘、父への恨みを晴らすためヒビサマファンドと組んで、亀岡市長選にでるひろこ役です。楽しみですね


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