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2007/07/03(火)
見返し美人
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ただ、時間がたっていてどうでもよくなっていた。ただ、仲直りしてないのはわざわざ連絡するのは面倒くさい(このまま絶縁でも惜しくはない)と思っていた体。しかし、メッセージを見る限り反省はしているようだし。元々は結構仲がよかったこともあり、住まいも芝居を見にこれる位置に住んでいる。こうなると、商売人の心が出来る。私にとって友人の価値とは、もう芝居を見に来てくれるか否かが一番重要なところだ。来る可能性がある人間なら復縁するにこしたことはない。
ようは、一番ネックは本人じゃなく、私が嫌いだった彼に対し「見返してやる」って闘志をなくすことのほうが怖かったのだな。私は、嫌いな奴は(人生で3人しかいないけど)絶対見返してやりたいと思ってる。そして、その手段は「芝居で有名になる、それでテレビに出て存在を思い出さす」なのだな。もちろん、芝居で有名になりたい理由は他にいっぱいあって、そんなマイナスな思考はほとんどないけど、それもひとつだわね。嫌いな奴ではないけど、私の芝居を批判する人は有名になって「お前の批評は間違ってた」といってやりたいし、別れた女には「私をふらなければ贅沢な暮らしが出来たのに」と思わせたい。我が人生で最も尊敬する男であり、最大の敵である演劇部の顧問は、なんとか芝居の力で認めさせたい
今回に関していえば、やっぱりオファーを断った人は見返したいのですよ。実際はみなさん、真剣に考えてくれて、さまざまな事情により断ったのだから、感謝こそすれ逆恨みなどしてないのだが、演出家としてはうちは最高の劇団であり、仕事とかよその芝居とかその他もろもろ忙しい用事なんぞと天秤にかけられるなんぞ心外だわ、(極端な話、芝居したら死んじゃうくらいの病気以外の理由なら出る価値があるんじゃ)そんな奴にはうちに出演しなかったことを後悔させてやると思わないとダメなんじゃないかなと思う。
役者ってのはそうそうやっぱり出ればよかったとか、出なきゃよかったと思わない(自分のでた公演はかなり酷くても正当化し、出ない公演はすばらしくても、自分が出てたらこうはいかなかったと思うようにするのね。悔しいと思いたくないから、私も本気で出演は失敗したと思うのは1つしかありません)ので、逆説的に言えばよほどいいもんにしないとならん、それには作品をいいものにするだけでなく、出演者にも楽しかったお前も出とけばよかったのにとさんざん風潮さすくらい満足さセナあかんだろう。
ようは、それくらい頑張ろうって意思表明なの。ちなみに上記の彼とは和解しましたよ。こんなことかいてるが、実際の和紙は悔しさをばねにできないしね、そもそもあまり悔しいと思わないから。バーでミスしたもその場では出来ない自分が悔しんだが、すぐ忘れちゃうしねえ
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