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2007/08/06(月)
西部に店をだしたい
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先日の、母まで入院のピンチの日記はあまりに変だったので、心配した方もいたようなので書きますと、別に悩んでません。万が一、入院して、私以外の父の看護要員が見つからなかった場合やむをえないですが、帰ります。出演者にはすでに説明しているし、役者はありがたいことにむしろそのことを発奮材料に頑張ってくれています。まあ、私は、よい作品を作るためならそれでどんな人災を招こうとかまわないし、そんな非人道的なことをいうことを恥じず、むしろ誇りをもつ芝居馬鹿だけどね。
で、たまには芝居以外の人とも馬鹿騒ぎしたいと思ったら、きゃぴたるの人たちが花火大会をするというので行って来た。宣伝になるし。とにかく、私は知り合いという知り合いは全員芝居見に来てくれないと気がすまないので、宣伝は大事なのだ。しかし、ジュールさんと合同だったらしく、しらない人ばかり。いくらずうずうしい私でも初対面の人にビラはわたせん、宣伝にならんよ
で、この日記読む人もだいぶ私が昔メイド喫茶で執事をしていたという事実を知らん人が増えてきたので書いときますよ。きゃぴたるというのは、私がご主人様に使えていたお屋敷の名前です。ジュールさんは、寺町に会ったメイド喫茶です。どっちもつぶれました。メイド喫茶てのは、流行ってるように見えますが、普通の喫茶店の売り上げしかない(むしろ、長時間いて回転が悪い)のに、人件費がかかる(普通の喫茶店ならマスター一人で十分でも、メイドが2・3人しかいない店は意味ないでしょ)のを考えると、よほどの店じゃないと儲からないからです。
私は、メイド喫茶で働くまでのバイトはどれもつまらなく、労働というものは芝居だけで食えないから、金銭を得るために仕方なくする苦行でしかありませんでした。しかし、きゃぴたるはすごく楽しく働く喜びをようやくつかめました。今、バーで働いているのもそのためです。人と喋って、うまそうな酒だしてお金がもらえるんだから天国です
はっきりいってバーテンダーは、給料安いし、働く時間が芝居をするにはむかないし(芝居の練習時間は18時から21時が基本なので、夕方に終わるか、シンyが基本、19時から開店が多いバーは一番向かない)、芝居をするには不都合な点が多いのですが、私は高い給料でつまらないことをするより、安くても楽しいが基本なので、今は楽しくて仕方ありません。
が、バーで勤めたのはきゃぴたる再興のために、酒や飲食店経営の勉強のためだったはず。しかし、ナギサの楽しさが現状で楽しすぎて、酒の勉強全然してないし(フードつくってるだけで楽しくて、キッチンしかしてない=酒を作ってない)、ましてや経営なんざ(いや、バイトの私が経理やシフトをしていたきゃぴたるが異常で、今やってないのが当たり前なんだが)である。お屋敷再興できんのか。久々にみんなにあって、思い出したぞ。うちのメイドが若いうちにつくるんじゃなかったのか、いやメイドたちはもちろんお屋敷の中では永遠の18歳だけど、天外での中身はどんどん老けていくぞ。
で、なにがいいたいのかというと、次の芝居場所は西部講堂なんで、そこは普通のホールと違い退出時間がないうえに、飲食OKなんですね。なんで笑の内閣は西部でやる時は、毎回、上演終了後お客さんも交えて宴会するんですわ。私は人の評価を非常に気にするので、お客さん残ってもろて酒飲みながら意見を聞くと。
で、今年はせっかくならそこでバーをしたいなと思うんだな。上演終了後、残ったお客さんには私が作ったカクテルを飲んでもらいながら感想が聞けたらいいなと思う。もちろん、無料ではできないが、あくまで芝居とは別会計ですることだから、そこまで儲ける必要もないので(ほぼ、練習してない私の腕で高い金とれるわけない)一杯300円くらいならいけるとは思う。
西部講堂は古くて汚いけど、私はあの雰囲気が大好きだし、あの雰囲気で酒が飲めるのはステキだと思う。なにより、芝居を見終わって、その場所でその芝居の演出家がカクテル作ってくれるなんてステキじゃないですか。いくら、作ってるのが腕のないしかもアホヅラしたアロハの兄ちゃんで、見た芝居ってのも暑苦しくて上演中うんことかおなら小5レベルの単語連発してるプロレス芝居で、グラス運んでるのもさっきブルセラセブンとかやってる奴でも。
もちろん、グラスどうすんだとか、材料どこまで入荷できんのかとか、冷蔵庫一代しかないのに氷どうすんだとか、なによりわしが作れんのかとか(作れても、忙しくて宴会の本来の目的である感想を聞くができるのかと)、売れなかったら大赤字じゃんとか、難しい面はいっぱいあるが、やってみたいと思う。
でも、その準備よりまず芝居をちゃんと作るのが先だと思う
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