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2007/09/25(火)
ひこにゃん参戦
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本番中は、ほぼファーストレディーをほったらかし(会ってたけど会って、やることやって、一通り練習の愚痴いって、寝てただけ、絶対に閣僚といる時間のが長い)にしていたので、ご機嫌取りでデートに行くことにした。行き先は彦根だ。そう、ひこにゃんに会うためだ。
ひこにゃんと言えば、今大ブームである、内閣もネタにつかったくらい。ここまでブームだと裏があるんじゃないかと恐ろしくなるな。彦根といえば、井伊直弼、井伊直弼といえば、尊皇攘夷という世論に反し、日米修好通商条約を結んだ男。これは、世論に反しテロ特措法を延長し、アメリカに尽くすことへの反発を減らす陰謀なんじゃないかなとか(実際、井伊直弼が大河ドラマ化された時は日米安保改定の真っ只中で、岸信介がNHKに圧力かけたといわれている)
ひこにゃんのゆるさはすごい、イメージキャラってのは関係者のやる気がすさまじくてひいてしまうというのが多いが、ひこにゃんはゆるい。てきとうさがすごい。近江八幡の赤こんにゃくをモチーフにしたあかこん君もゆるいが。あれは、なにを隠そう内閣に出た女優というど素人がつくったものだ。それに比べ、ひこにゃんは仮にもプロがつくったのにあのゆるさ。たまらない
私がひこにゃんに注目したのは、周りの話題、可愛さもあるが、キャラクターを使用する際の著作権料を無料にして、多くの企業に使ってもらおうっていう試みだ。これは、パクリ(じゃねえオマージュだ)劇団の内閣としても、非常に興味深い事例だ。あえて、勝手に使ってくださいということによりキャラの知名度を上げようという作戦は、いかにギリギリセーフでネタを使うかを日々、著作権研究する私には興味深いですなあ で、いってみたらひこにゃん効果絶大。彦根は私がまだ史学科の学生らしいこと(近くの城廻り)をしていた大学1回生の頃5年前一度いったが、もうこの町終わりだってくらい閑散としていた(彦根は、廃藩置県の際滋賀で一番の町だったのに、井伊直弼が薩長に恨まれていたせいで、県庁所在地を大津に奪われたのだ、それから凋落していったのだ)、ひこにゃんのおかげか、平日なのに城は大混雑。博物館にひこにゃんが遊びに来る時間に行ったら、長蛇の列。写真撮るのに10分待ち。
並んでしまったが、まあ可愛いわこいつ。さらにサービス精神が豊富。そんなの関係ねえやってとリクエストされれば、小島よしおの真似するし。子供から、「ひこにゃんはなんで喋らないの?」て聞かれたら困った動きするし。わしも「プロレスしてくれ」といったら、エルボーされた
この経済効果はすごい。ライバルのしまさこにゃんのゆるさもすごいし、主君のいしだみつにゃんまででるし(三成をみつにゃんにするのはともかく、島左近はまったくごろがあってない)。井伊直弼の娘、八千代姫をモデルにしたやちにゃんってのもいた。八千代姫なんか、史学科のわしでもはじめて聞いたぞ、谷内一恵がモデルかと思ったもん。
いや、本気でひこにゃんプロレスに参戦させれないかな。許可取れれば無料なんでしょ。着ぐるみかしてもらって、ちっくなら着ぐるみでもプロレスできるだろう。ひこにゃんがトップロープからジャンピングボディープレスとかしたらかっこいいなあ。あの兜の角が邪魔くさいけど。相手は、長州でいいだろう。長州が吉田松陰を殺された恨みを晴らすため、ひこにゃんに挑みにいく。安政の大獄から150年記念試合みたいな。くだらねえなあ
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