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2007/09/03(月)
僕らはトイザラスアダルト
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うちの店の一本上の通りに世界の下着って店があるが(京劇ジャンカラの向かい)、そこは下着だけじゃなく大人のトイザラスでもあります
そんなところに一人で潜入しました。理由はバイブを買うためです。
決して私用ではありません。演劇の小道具です。今度の芝居はプロレスですが、よく凶器を使うレスラーがいますね。タイガー・ジェット・シンのサーベル。アブドーラ・ザ・ブッチャーのフォーク。ブルーザー・ブロディの鎖など。うちはお笑いプロレスなので、なんかいい凶器ねえかなと思って、なぜかバイブになりました。凶器にバイブという時点で笑の内閣という劇団がいかに品位ある劇団かがわかります
しかし、私がいくらスタッフに無茶を言う演出家であり、稽古場で卑猥な言葉を連発して女子から顰蹙を買うのが好きなセクハラ大好き上司だとしても、とても小道具係の女の子(19歳、自分の出身の学生劇団の後輩、19年間彼氏なしの)に買いに行って来いとはいえなかったので、一人で買いに行きました。。せめて、ドン・キホーテがつぶれていなければ、あそこなら間違ったふりして品定めできたが、あそこはモロそれしかない。
と、必死に潜入したが、すごいところだった。3階まるまる大人のトイザラス。お目当てのバイブだけで、数え切れない種類があった。見栄え的ある程度の大きさがあって、安いものという丁度いいものを探す。2000円以下では、舞台で映えないのでそれ以上。光るタイプなんかもあってすごく舞台にはえそうなのがあったが、4000円は高い。2200円くらいがいいかなと思ったが、あと300円アップで中に真珠が入っているのが買えた。真珠にそそられ、2500円のを購入。しかも、商品名が天まで昇れというすごいマヌケなネーミングだった。おもしろすぎる。 しかし、まあ悩んだのはわずか5分くらいなんだが、恥ずかしかった。男一人で。しかも向かいに女2人組いるしさ。まあ、女2人でバイブ買いにくる女にどう思われようといいけどさ。あと、なにより恥ずかしかったのは、レジで領収書取ったときだね。店員に領収書くれっつたらぎょとされたよ。多分、バイブかって領収書貰う奴なんでいないだろうな。きっちりあの店には笑の内閣って領収書が残ってるんだ。もし、うちが将来利益でたら、税務署はバイブを必要経費と認めてくれるだろうか。
と、いうかただでさえ金がないのに、こんなもん小道具費で落としていいのか。いざとなったら、私が買い取って彼女へのプレゼントにしてもいいけどさ。私はこの前週刊現代で日本人は性に積極的でなさすぎる。欧米ではパートナー同士自分のしたいプレーを、きちんと話し合っていてそれが円満の秘訣だというのを読んで、うむ見習わなければと思ったので、是非話し合いはしようと思うが、問題は私があまり使いたくないということだ。
と、いうわけでこの記事かえって客減らしそうな気するが、そんなバイブがいつ登場するかを確かめに是非芝居みに来ませんか?あなたのチケット代が、あのバイブに変わっていると思うと最高じゃないですか?
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