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2008/10/28(火)
大阪に憧れろ
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大阪で契約しているインディペンデントシアターの見学をしようと3人で行ってきた。電車での行き方を教えようと思ったが、まのくんが車で行きたいと言ったので、まあ搬入の道順を知るためにそれもよいかと思っていくも、一般道は混んでいた。なんだあの渋滞は、1キロ=1分当たり前の北海道出身とすると、ふざけるなというかかり具合だ。高速料金が高いせいである。早く政権交代して無料になってほしい。麻生の野郎、びびって先延ばししやがって。本気で来年までに今よりマシになると思ってんのか、3月までに解散しろ。
夜は、シアターバイキングの説明会。出演する五団体が決まったようだ。一人でマクベスをするお姉さん以外、みな年上の方々の劇団でした。見知った同世代の劇団がまったくいないのは不安ではありますが、普段あまりかかわりの無い方々と交流が出来るというのはとても嬉しい話ですね。しかも上演順はオオトリを打診されました。時間帯が、最後でバー業界の方々に見に来てもらいづらい時間になったのでチト迷ったが、コンテストに優勝して賞金を得るには後に来る方が有利だろうという2人意見を汲んでそれでいくことにしました。勝つぞー
と、いうことでとにかく出演者募集です。シアターバイキングは上記のように、小劇場界にいたんでは経験できないことがいっぱいできます。
そして、大阪です。今段階でいろんな人にお話して、意外で残念だったのは、みな大阪というものにそんなに憧れを抱いていないというものです。なんだろうな、私はここで書いてるほど上昇志向が強いとは思わないのだけど、やっぱりすごろくのように、自分の知名度や芝居の打つ小屋をステップアップすることに快感を覚えるので、大学きて、はじめて外部に出たとき、はじめてオファーがきたとき、はじめてお金をもらったときとか本当に嬉しかった。アーコン進出も、小劇場界でのゴールという点でやっとだというのがある。
もちろん、大阪進出というのは一つの夢だ。京都の劇団の大阪進出手のは、札幌・名古屋・福岡あたりの上京よりは軽いが、千葉・埼玉・神奈川の劇団にとっての東京進出よりは重いステップアップした感があると思う。私にとっては苦節7年、ようやく果たす夢である。
しょうみ、05年当たりはいくつか大阪でやるからでないかいてオファーがあったのだが、条件が合わなかったのと、やるなら内閣で出たいてのがあって断った。よもやあれから4年も(京都に出てきてから05年よりもかかるとは)かかるとは思わなかったし、逆にこんなに早く出れるとも思わなかった。いや、出ようと思えばすぐに出れたのだがね、金さえ出せば、ただ出るからには大幅に赤字が出るのは嫌だったし、私は普通の演劇人より何十倍動員が少ないことが耐えらないので、そこそこ名あげて大阪で入るくらいになってからいこうと思ったのだ だから、大阪てのはもう出るだけで感動物なのだが、大阪て話に目の色が変わらなくて「遠いな」とか「不安だな」とか「交通費が」とか、マイナス材料が出るてのがとても意外なのだ。私が若い頃なんざ、大阪でやる劇団からオファーがなんて話がきたら、どんな悪条件があろうとも飛び跳ねたので、魅力に感じるどころか、京都でやるならイエスだけど大阪だから迷うて選択肢が出るてことまであるというのは、正直びっくりして、どう説得したらいいのか対処がわからん。不思議だなあ、極端な話、内閣なんか嫌いだ、京都でやるなら絶対でんと思っても。大阪でやれるとなるとぐらっとくるくらいの魅力だと思ってたもんで。
うちのことを動員もまあそこそこの魅力あふれる劇団であり、そこらへんののぽっとのとこと比べられちゃかなわん、うちに出ることこそがステップアップだという傲慢なことはいわんよ(いや、ちっくの一定レベルまでの育成能力と、企画・マスコミ・情宣対策て面だけは、もっときちんと評価してほしい。そこらへんとは違うて自信はあるがね、まのが内部統制に回ったことによるメンテナンスケアの充実で一番のネックは解消できると思うし)。ただ、大阪てことを、通うのしんどいとかマイナスでみずに、プラスの面ではみてほしい
ステップアップになる上昇志向がある人はもちろん大阪という経験は財産になると思う。大阪に出るか否か決めるまで、4年前から本当に色んな人と話をした。そして、ついに決断することが出来たのは、やっぱりリスクをおってでも関西でやっていくなら、出ろという後押しが大きくなったからだ。だからこそ、私は大好きな人たちを一緒に大阪まで連れて行きたい。私が行きたいのはもちろんだが、ちっくやまのを一緒に連れて行きたい。そして、団員じゃない好きな人たちもだ。連れて行きたいとは何様だ、てめえの助けなんかいるかて声が聞こえてきそうだから、むしろ助けて下さい。チケットはとったけど、3人じゃ無事に言って帰ってこれないから一緒に行ってほしいんですよ。助けてください。
そして、芝居は大学で終わりて人でも、演劇を大学時代の楽しかった思い出として残すために、似たような公演(これはヨソを批判してるのではない、内閣の今までの公演も含めてですよ)にいっぱいでてああ楽しかったと、自分は京都だけじゃなく大阪まで出れたて残すのと、結婚し家庭をきずき子供に話すとき、どっちが子供に尊敬してもらえるかまで考えてほしい。人は何のために生きるのか。それは自己満足するためじゃないか。年齢・体力・財産・さまざまな理由で、その時一番楽しいこと一番やりたいことが出来なくなった時、財産になるのは思い出じゃあないですか、その時多少しんどくても思い出をつくろうじゃないか。私だってああは書いたが、いつ芝居を断念せざるをえないかわからない。そうなった時、大阪も出ずにやめたらきっと後悔する、だから行くて面だってある
だから、大阪に行こう。大阪いいなあ。嬉しいなあ。はしゃぐわ。楽しいわ。うまくやれば交通費よりマンスリーレオパレス借りた方が安そうだし、みんなで泊まるとかしたら楽しいよ。ああ、楽しい楽しい。
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