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2008/10/08(水) 金につくか、人につくか
 この前の打ち上げは、普段は馬鹿騒ぎして楽しいのだけどすごくさびしかった。私は、めったなことで人を嫌わないので、参加したみんなが好きであるそこが甘いのだが、特に大好きな人はいっぱいいる。一例で言えばHIROFUMIである。私は彼のことが好きすぎる。ずっと彼と芝居がしたい、芝居という手段をとれなくともずっと一緒にいたい(24時間いたいとか、一緒に住みたいという意味ではない、あいつが家にいるのは絶対耐えられない)

 あいつだって私のことが好きでいてくれると思う。だからこそこんなに、知らない人がみたらいじめてるような扱いで、しかも高い参加費を払って毎回のように出てくれるだろう。しかし、それも一生は続かない。彼には彼の人生がある

 それを繋ぎ止める方法は少ない。団員が多い劇団を見ると、トップのカリスマが集団意思統一が多いように見受けられる。カリスマてのは築いてしまえば楽だろう。他にメリットがなくてもそれを得てしまえば、自由に扱えるのだ。

しかし、私にはない。私は脚本はおもしろいといってくれるし、ダメ男だがまあ悪党ではないといってもらえているが(私は自分への褒め言葉は素直に受け入れる。私はおべっかを使ってもメリットがあるほどの地位・権力をもっていないからだ)、私を人の上にたつ器があると思ってる人などいないだろう(下において役に立つと思ってる人もいないだろうが)。だいたい、ほんまに自分がトップに立ちたいかといわれたらね、目立ちたがり屋だからそういう気もあるけど、自分のしたい作品するのに他に実行する人間がおらんくて、それには人がいてとなったら上にたつしかないですやろ。北条得宗家にとっての鎌倉将軍や、関東軍における溥儀みたいに都合よく象徴になってくれる酔狂なやつはおらんがな

しいていえば、ちっくにその器があるならばそれに期待したいむきはある。少なくとも作品作りの場においては。ちっくと私の関係はアントニオ猪木と過激な仕掛け人・新間寿氏の関係であれればベストだ。猪木はカリスマとして新日の現場を取り仕切り、新間氏は異種格闘技戦やIGWP構想など数々の仕掛けをしてプロレスブームを作った。私の今してることは(脚本を書いてることは別として)新間氏のしてることに近い。が、新間さんがトップだってレスラーはついてこない。実際は新間さんの仕掛けなくして隆盛がありえないと頭でわかっていても、でもそういう立場の人は煙たいことも言うしついていきたいとは思わないだろう。だから、プロレス会社の社長は、実権が制服組でもレスラーがやってるのだろう。やはりついていくのは燃える闘魂アントニオ猪木なのだ

ただ、ちっくにその適正があるか、あったとしても本人が腹をくくる覚悟があるのかわからん。私が演出としてのちっくを評価している面というのは、芝居を整えてスタイリッシュな演出をするところだ。それは職人肌という面でカリスマとは近くないのだな。人のことはいえんが弱気な言動もあるし。一番のネックは作家を兼ねていない(しかも私が書いている)というところだろう、この構造は変えようがないし。さらに、どっちもいるなんてのはなかなかないが、どっちか片方ならやっぱり猪木がいる方がいい(なんだかんだで、袂をわかって新間さんは目立たんけど、猪木は失敗くりかえしてるがまだ生きてる)。

逆にやっぱり作家なんだから、私が腹くくって猪木になって新間さんを探すのもあるが、私のうようなダメ男になれんのかもあるし、作風があまりカリスマ云々感じるもんじゃない馬鹿だし、新間さんになってくれる人もいないし。結局は黙って言うことを聞くまで行けないなら、集団で絶対売れてやるて集団意思統一なのだが、それにしては少すぎる。内閣のことを好きだと言ってくれる人は多いが、維持でも一緒にでかくなってやるて思わせるには至らない。ちっくまのの2人だって、私ほど切羽詰ってないことも会ってそれほどの意地汚さがあるかというとちがうし。(まのが周囲に「響をでっかくしてみせる」という意思を表明してくれていることはかなり有難くてそんな人が1人いるだけでかなり幸せものだが、もっといえば響を有名にして自分もでかくなってやるまでいくつくといい)。

だからこそ一番の手段は金だわな。給料もらったって内閣所属まで行くのは嫌て人もたくさんいるだろうからあまりでかい口はたたけないが、今迄だってお金さえ払えばもっと一緒にやれただろうて人は一杯いる、つなぎとめる材料が情熱とか魅力じゃなくてお金なんてのはいやらしい話だがリアリティがある話もである。お金さえあれば大好きな人たちともっと芝居が出来る。

 まだ勉強の途中だから今の時点での私の能力では無理だが、数年の無給と失敗しても恨まない覚悟と、役者である自分自身が商品になる意思があるなら、初期資金があれば単純な演劇・プロレス興行専業では無理(自主興行で黒字になるのは無理だ)、人前でパフォーマンスをするということに近い形で利潤を出すプランはあるのだが、本人ですら成功するかの確信が無いわ、そもそも初期資金がないわで周りをどう説得させればよいのか。だいたい、金で動かない人間だから儲からない芝居をしてるんだしねえ

 今回の反省点のひとつは、お金を払ってない人に対してお金を払ったように扱ったのも一つだ。むしろ、チケット収入と参加費収入が半々て状況なら、役者は一番大口のお客さんなのだがね

もっとえいばほんまにビジネスにするなら、むこうがどう言おう経営者として対価を払うに値しないと見れば払ってはならない。目的自体がみなでお金お金てのが甘いなあ。私一人売れるのだって大変だが、少なくとも劇団で終始上げてみんなで安定するよりはよほど楽だ。まだ、私に命捧げるといってもいない人たちのために、こんなこと考えて日々勉強する私はお人よしだ。金がほしい。ああ、金がほしい、ほんとうロト6あたるか、おかんが金持ちと再婚してくんないかなあ


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