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2008/02/18(月)
よりマシ論
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てことで明日帰る。1週間も練習に参加できないというとんでもない事態になったからには、帰ってるうちに、もっともっと演劇関係でこっちでしか出来ない色んなことをしたかったわけだが、どうもずっとぼーっとしてしまって、大したことができなかった。みんなに申し訳ない。せいぜい、本を少し直して自分の練習してあとスポンサー集めの電話したくらいか。
まあ、でも芝居期間中でよかったですよ。帰ったら親父のことなど考えてる暇ないのだから、帰って感傷に浸る間も無く友達と馬鹿できるよって。こっちに帰る時、とにかく助かってくれと思ってたが、それが叶わぬならさっさと決着ついてくれというのはあった。危険なまま1週間2週間と続かれると、帰る訳にも行かないが帰らないと練習にならないしという状況になるよりはマシだったとは思う。
おかんもずっと不安なまま1年半生活していたので、心配事がなくなって楽になったといっていた。確かにこれ以上の心配など無い。わしも親の状態を気にせず、芝居の予定入れられる。
親父自身は、ずいぶんと楽しい人生を送ってきた。仕事をてきとうにやっていたわけではないが、とにかく現役の時は将来のため粉骨砕身働いて定年に備えるという男ではない。そもそも楽しくない仕事など就く気は無く、なるべく我慢はしない嫌な事はせず、その時その時を楽しむ男だった。だいたい親父のモットーは「明日できる事は、今日のうちにやらない、今日死んだら損だから(宿題最終日論者)」だったんだから(総裁もその血はよくひいている)。さらには、母には別に一生働かなくてもいいくらいのお金は残してるし、私は大学卒業までさせたんだから元より援助する義務など無い。実際、生きられるもんならもっと生きたいけど、別にこれからという矢先というわけでもないと言ってたそうだ。
なら、悲しいけど母が楽になった方が良かったとは思う。良かったことはないが、よりマシ論でいえばよりマシである。母は疲れてるが、今日ちょうど一週間目だったが、死んだ20時9分も「これで一週間経ったんだね」としみじみ言うかと思ったら、シティーボーイズのDVD見ててダラダラしてたら過ぎてたので大丈夫だろう。おかんも親父が家にいないのはなれてるし、わしなんざもう9年一緒に住んでないからねえ
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