ヒビサマ今日の一言
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2008/03/31(月) 総裁は詐欺師になりたい
 人一人死ぬと手続きが大変だ。今回はそのために帰ってきたようなもんである。親父名義の貯金を母と私とにうまく分割相続したり、生命保険を受け取っては母入りなおしたり。芝居の稽古中も、何日かにいっぺん上京区役所に行ってたので大変だった。

人間不思議なもんで、10円20円のセールはけっこう頑張ってチェックするのに、でかい金を動かす方が注意力がなくなるのである。さらに母はお金に執着がない人なうえ、さらに贅沢しなけりゃ働かなくて良いくらいは遺産が残っているので、なんだかんだで夫をなくして気落ちしてるので電話で話してる限りあんま頑張って色々しようという気がないようであった。

 一方の私と言えば、今一番好きな漫画がミナミの帝王で、今回の芝居の演出ではみんなあの漫画みたいに台詞を言えと演出したくらい(あの漫画の登場人物はみんなテンションが以上に高い「利息はトイチでっせええええええええ」「なんやてええええええええ」「ほならわし騙されとったんでかああああああああ」という会話が普通)だ。演劇人でありながら、芸術を追求するより儲けたいという方に比重をおく銭には汚い男である。

なのでここ数ヶ月、京阪の株を買って無料で大阪やヒラパーに行けるようにしたらとか、パラグアイの銀行が年利9%らしいので、パラグアイに預けようかなとか(てか移住すれば、パラグアイが驚異的な経済発展をしないかぎり、一生遊んで暮らせる)、円もそろそろ下げ止まることじゃないかとかいろいろ研究した。実際は放棄しておかんに相続させるのだから、儲ける必要は無いのだが損はさせるわけには行かない。ローリスクローリターンにしようたって世の中罠をいっぱいあるのだ。

てことで今日は生保レディと対決した。詳しくはかけないから結論から言えば、悪くない話なのではあったが、30分話しただけでも7つくらい質問が出てきた。その際思ったのが、生保レディの方々も、当然そのプランの仕組みを理解して無いわけでは無いのだが、私の質問にとっさに答えられない=こう質問されたらこう答えるというマニュアルがないのには驚いた。それは生保レディが無能だからというわけではなく(私の質問がきちんと伝わってからはすごくわかりやすく納得しやすい回答は得られたから)、私程度の質問をするお客がいない=故にマニュアルをつくる必要が無いからであろう。

確かに、危ないプランではない。危ないプランではないが、私が質問したような質問など、大事なお金を預ける際には思い浮かんで当然だと思うんだけどなあ。私なんか、一応営利主義劇団の代表ちゅう青年実業家だと自分では思ってるけど、特段金融の知識も無い、24のフリーターでっせ。

こりゃ世の中詐欺やろうと思えばわけないなと思いましたわ。私、最近昔先物の営業をやってたて方と知り合ったんですけど、その人はけっこうやり手だったけど良心の呵責に耐えかねてやめた人なのだが、私の今回の芝居での企業への営業ぶりを見て(実際、チケットの半券をみたら何社かは観に来てくれたようだ)私ならやれるかもねと言ってくれた。確かに、今回の芝居でも47枚もチケット売ったし、年寄りに布団を売るくらいわけないかもね。就職しようかな、良心さえ捨てれば

とりあえず、今回役者のチケットの売れなさに危機感を覚えたのでチケットの売り方というのを次回からテキスト化しようと思う。47枚はともかく、どんなに友達がいない人間でも15枚は手売りできる方法は明文化できる自信はある(今までの売った経験と、経済学の本を読んだ裏づけをもとに)。結局はまずは手売しかないのだ。どっかの劇団この方法買ってくれないかなあ

2008/03/30(日) 戯曲賞に応募した
 私は笑の内閣みんなで売れることが夢だが、実際は誰か一人単体で売れる方が手っ取り早い(キャラメルの上川さんやカムカムの八嶋さんみたいにね)。本命は現在のテレビ界にはいないHIROFUMIか眞野くんだが(眞野と内閣のメンバーじゃないが、紫1回で105キロの合田君に即興で漫才させた時はおもしろかった。片方が太っている漫才コンビはよくいるが両方とも太っているコンビはなかなかいない、合田くんが太っている悩みを眞野に相談して「それ太ってるからや」とツッこむのは面白すぎるのでぜひ、M1にださせたい)、実際は脚本家1人だけ売れるてパターンが多い。なにより、私一人の幸せを考えたら、誰か一人しか売れないなら私が売れるのがいい。

てことで、関西一番の戯曲賞OMS戯曲賞に応募した。審査委員には渡辺えり子(の方が有名だから書くけど、最近渡辺えりに改名したらしい)氏とかもいる。毎年80本くらいの応募があるらしいが、プロレスの脚本を送ったのは私だけだろう。渡辺氏がどの段階から読むかはわからないが、もし80本全部読んでくれるならここでドロップキック、次にフライングメイヤーと書いた本を見てもらえるわけだ。野田秀樹のプロレス芝居にも出てたから、ブックの仕組みとかはわかってるはずだが。

問題は私の本は、誤植が多いし、読みづらいので母に校正してもらった。かなりたいへんだったようだが、締め切りに間に合った。本来は自分でやる仕事であるが、母がふぬけにならないように、あえて仕事を与えたのである。なんと孝行息子であろうか。この親子愛で入賞間違いなしですなあ。もし、プロレスの脚本(いやあくまで芝居だけど)で戯曲賞をとったら革命ですなあ。

 そんなこんなで母も無事過ごせて、今日は四十九日。つっても、まあ坊さんがきてお経をとなえただけである。けっこう、話好きな坊さんであったが、今日は忙しいのかすぐに帰って行った。とりあえずこれからは月命日まではたいへんなので、お盆と一周忌とお彼岸だけになりそうだ。熱心な家は熱心だろうが、出迎えるのも大変だしお布施も大変だしね。笑の内閣にも坊主見習いが2人いるので、お布施の変わりにチケットを買ってもらうのがいいと思う。眞野くんは実際今回檀家さんを呼んでいた。確かに私は京都から日帰り可能な半径100キロ以内に住む知り合いには全員宣伝せよとハッパかけたが、檀家を呼んでいい芝居なのかは気になるところだ

 本当は祖父や叔父と今後の行き方や遺産について、色々はなさなくてはならなかったのだが、眠くて寝てしまった。とりあえずあと3日で色々処理できるかね。大事な問題なので心配ですなあ。明日は生命保険の人と対決だ(別に闘う必要は無い、ただ話すだけだが)
大丈夫かなあ。
 
とりあえず今日のJRAにはまた投資してしまった。高松宮記念は◎ファイングレインまではよかったが、○プレミアムボックス、▲マルカフェニックス、△スズカフェニックス、×ローレルゲレイロであった。例年と馬場が違うということで、12じゃ少し短いて馬のが好成績てデータを無視し、12が適距離て馬の評価をあげて、でもキンシャサは入れてない。キンシャサみたいな、たいした実績無いのに毎度毎度過剰人気する馬は切り続けるのがセオリーだからねえ。むしろ、マーチSも2・3・4着(と8着)馬のボックスのが惜しかったな。てか、また事前に書くの忘れてた。前もって書けて言われてたのに

2008/03/29(土) 人の噂も四十九日
 残務処理もせずにゲーム三昧、決算とうちあげの段取りとアンケート分析しなきゃならないのに、四国統一後は、毛利と同盟し、小競り合いしていた宇喜多討伐で岡山から本州に上陸、姫路城の赤松→石山本願寺と進んで紀伊半島で勢力を伸ばしていた雑賀衆をとりこみ、いよいよ信長と全面対決。二条御所を攻め落とし、近江・丹波までは制圧し、孤立した丹後をせめたら、越前方面・美濃方面・伊勢方面の三方向からどう進行するか。まったく、社会人になってからするゲームではない

 で、こんな生活しているのは良くないからではないが、もともとの予定通り四十九日で北海道に。しかしまあ公演終った後でよかった。1週間早く死なれてたらでれへんかったわね。

 お芝居したおかげで、親父が死んだ悲しいと感じずにすごせた。この49日間中10日ぐらいは、1日中親父が死んだということを忘れていたと思うし。まあ、思い出しても日に数回程度で済んだのは助かったわね。

完全に残務処理が終ってからゆっくり帰る方が楽(たぶん、近いうちにまた長期ではかえる)ではあったが、こういう法要イベントてのは、いわれがどうこうというより49日後くらいはいったん帰って来いという意味でやってるのではないだろうかね。

 家に帰ったら仏壇も来ていた。洋風でお洒落な仏壇であった。家自体が普通の仏壇があわなすぎるのでおかんが洋風なのがいいといったのと、もしもの事があった時、わしが京都に持って行きやすいように軽いのにしてくれと言ったのでこうなったようだ。納骨も明日にはしないようだ。そもそも親父は次男だから入る墓がないし、どうも法的にはおいといて良いし、親父が好きだった場所に粉にして散骨でも、共同墓地でもいいらしいのでこれからよい方法にするとのこと

 そこらへんは、科学的・合理的な両親でよかったと思う。親父は生きてるうちに自分のために色々してくれるのは喜んでくれたが、故人のためにどうこうを好む人間ではなかった。死んだら無、そのためにどうこうはやってくれるな(「戒名なんて金かかってばからしいからすんな」とか言ってたし)、理科教師としてその生涯をかけ、教え子に騙されたらあかんと、アコギな霊能者と戦った男だ。ならば故人のために儀礼にのっとったことをしては意思に反するということで、もう母とわしの都合でやることになるであろう。

 おかんは、これを機に自分の葬式は仏教形式にはするなとか、モーツアルトのレクイエムをかけろとか、合唱をしてくれとか明確な遺言を残しているようだ。これで世間体を気にせずわしが演出できることになるだろう。わしもきちんと書いておこうと思う。と、いうか意外とこうせなあかんと凝り固まってるだけで、葬式も自由に出来るてことが世間に認知されたらそうるつ人は増えないものか。ウェディングプランナーみたいに、葬儀プランナーも商売にならないかなあ。お芝居そのものじゃなく、イベントを企画・演出するようなことで飯を食いたいというのが最終的な我々のやりたいことなのでどうにかならないものか。私の今一番好きな裏金融漫画ミナミの帝王は、今悪徳葬儀屋の話をやってるのでうまく参考にしたい

2008/03/26(水) 姉小路家は滅亡しました
 演劇人を騙すなら公演後に限る。たいていの演劇人は公演後はぼーっとしていて思考能力が低下しているからだ。いいカモは、思いがけない成功を収めた劇団。そこに近づいていって、有名な劇場のプロデューサーを騙り、「感動した、おたくの劇団を特別に安い値段で貸すから今すぐ振り込んでくれ」と言えば、浮ついてる劇団は喜んで振り込むと思う。アトコンはそういった交渉を話すには事務室ないのでこの方法はきついが、交渉ごとが出来そうなロビーがある劇場とかでいかにもな名刺とか作って契約書もいかにもなのつ食ったら騙される劇団もあるんじゃないかな。まあ、詐欺師が金のない演劇人を狙うわけはないがね

 私も今思考能力が低下している。いい意味ではない。前回・前々回のプロレス芝居後はアップ系の低下の仕方。今回はダウン系だ。芝居の出来も、反響も今回が一番なので、やっぱり集客のいまいちさ(過去最高とはいえ、延び率がもう少しほしかった)にうちひしがれている。正直、努力しても仕方なかった親父のことより、努力すればもう少し伸ばせた分だけショックだ。まあ、動員に満足いったことなど7階やって、前回だけなのだがね。前回の延び率が異常だっただけで、ほかは全部少しづつだし。

 前回も前々回もすぐに、次の展開を考えられたが、今回は次という気にならない(芝居の出来と、親の関係も含めて)。アンケートの分析はこれからしたうえで、どういう方針にするかが問題だが、それ以前にやりたいことがなくなってしまうと続ける意味がない。かといって、休めばいいというのは甘えだ。体力が減退してるとかなら休むのは有効な手段だが、自分の中の手ごたえがどうであれ、世の中での取り上げられ方では上がっているのだから、機をのがしてはならないのである。

 今までと違うのが今回やたら見に来た人に感想を聞きたいという欲がうすいことだ。私は人の評価を気にするから、とにかく終わった後は見に来ていただいた人を食事に誘って聞きまくるものだが、今回はおとなしい。気になっていることは気になってる(ネットで検索しまくってるし)のだがね

 なもんで今は廃人状態。昨日も火曜日のシュウイチ(坂口修一さんの一人芝居)に以降と思って、いける状況なのになんとかくおっくうでいけない(私はめんどくさがりやだが、芝居を見に行くことにかぎってはめんどくさがりはしない)し、色んな行動がおっくうだ。こういうときは本当に危険だ。私が競馬に手を出した最初は、芝居が終わって急にすることがなくなって、後輩に競馬場に誘われたのが最初だ。あれはまずかった。あそこで、ちゃんと読書なり有効なことをしていれば競馬なんかやらずにすんだのだ。とにかくこうい時は安易な娯楽に逃げがちである。もし、今金を持ってたらキャバクラとかいきかねん、私はなぜ女の子と酒を飲むのに金を払わねばならないのか理解できない(風俗は理解できるのよ、私の周りには無料で楽しく酒を飲んでくれる女友達はいっぱいいるが、無料で風俗サービスをしてくれる女友達はいないから)が、たぶん今はいったら楽しいと思う。

思えば、昔から「野球が好きになったら、金を使いすぎてまずいから野球には手を出すまい」と思いながらだしてしまった結果、関西にまできて。プロレスも競馬もすんでのところで、手を出すまいと思ってたのに出してしまった。芝居が終わるたびに手を出すまいと思ってたものが増えるとまずすぎる

てことで、すでにはまってるものなら被害が少ないと、ゲームを買ってきた。信長の野望。はっきりいって信長シリーズは、社会人になってから手を出すものじゃない(時間がかかりすぎる、学生時代までしかやれない)。現にここ3年やってなかった。しかし、とうとう復帰してしまった。雨垂の猪口さんの日記で長宗我部プレイをしているのを見て火がついてしまった(私もいつも、長宗我部でやる。京都の劇団の主宰は長宗我部が好きなのか?)。私が卒論で書いたころは全然マイナーだった長宗我部家臣団も、たいようのマキバオーの登場人物名に抜擢されて有名になったと思う、騎手の福留隼人も、広報の吉田さんも。今日は一晩かけて四国統一した。本当に劇中のさよこの台詞どおり、長宗我部だし四国統一するまでやった

2008/03/25(火) さらば寺澤
今回の公演は寺澤哲引退興行であった。無理して3月にした理由の一つであることは間違いない。

 寺澤君は、照明家としてとても優秀です。本当に顔が広い。いろいろな所で活躍していました。内閣しか見ていない人は、あの照明は普通だと思ってるかもしれないが、あんなすごい派手な照明を使っている劇団はなかなかありません。まともな業者に頼んだら300万はかかります。それを友達だからって6万くらいでやってもらっているのです。

 なぜ、そんなことができるかというと彼は貯金をはたいて機材を仕入れた際に、もってる間の貸し出しと引退する際に売り払えば回収できると踏んで投資として高い機材を買いまくったことです。実に頭がいいですね。彼は多方面から、引退を惜しまれていますが、はなから引退せず続けるつもりであればこのような投資が出来ないのだから、この道はやむをえないのです。

おそらく、彼は続けたとしても自分一人食えるくらいの腕はあります。これは演劇にかかわる人間としてはかなりすごいことです。しかし、彼は演劇人にしては非常に非常に珍しく結婚願望が強いので堅気に戻るようです。

さらに、DOSで出会っての長年の友人として桃鉄をしたり、実家を合宿所にさせてもらったり、楽しかった彼の引退公演は絶対うちの現場にしたかった。てことで、今回は彼がしたいことを全部やらすつもりでした。その結果は「試合までしたい」であった。

オペでありながら(おかげで試合中の代理のオペさんまで用意した)、途中で一試合するというのは前代未聞だが、練習でも問題なしとみて参戦させた。設定は、悪の組織に洗脳されてその手先となったため、正義側は哲を倒せば照明オペがいなくなり大会が続けられない、哲に負ければ終わりというしょうもない設定である。

で、やつはうまかった。フランケンシュタイナーは本当にきれいだった。別に普通の選手がフランケンがうまくてもどおってことはないのだが、照明オペが奇麗だというのはそれだけでうけた

さらにせっかくならともっと笑いのネタを増やすことにした。試合の決着、哲の洗脳を説くシーンだ。ここで、哲に縁のある人たちからのビデオレターを流すことにしたのだ。

私はこの時期はよく学生劇団の卒業公演を見に行くが、よくカーテンコールで後輩が卒業生に花束をあげたりすることが多い。私はそれを見たら微笑ましくはなるが、でもよくないことだと思う。カーテンコールは、お客様への感謝のためにあるのであって自分たちが満足するためのものではない。お客さんの前で先輩を祝福してあげたいというのは、演じ手の都合であって、みんなが私みたいに微笑ましくなるならいいけど、中には早く帰りたい人や、冷めちゃう人もいるかもしれないからだ。

で、私はそういったことへのアンチーゼというかあえて逆手に取ったギャグとして引退セレモニーを劇中でやるというのが面白いんじゃないかと思ったんですね。で、ビデオレター。これはうけた。百発百中。寺澤は有名人で、おそらく見に来た人の半分以上は知ってるだろうが、知らない人まで受けるかは心配なある意味最強の身内ネタだったが、知らない人にも受けてよかった。ビデオレターは、劇団衛星代表蓮行氏ら大物や、ヤルキメデス代表ナカノ実験室氏、照明を手伝った大学の音楽系団体の後輩、紀伊田辺からわざわざ来てくれた高校時代の友人。そしてお母さんとお客さんを驚かすには十分なラインナップ・

さらに調子こいて楽日は、哲に内緒で実の妹さんに来てもらって用意した花束を渡すというサプライズ(段取りが関係する人以外、その場にいるほとんどの役者にも教えていない)で、爆笑の渦。あらためてひどい芝居だと思う

 彼が芝居をやめるのは非常に痛手です。寺澤さんほどの、腕をもった照明家はいます。いますが、内閣で手をだせる値段ではありません。内閣が手を出せる照明家ではクオリティがおちます。なによりも、彼のように途中でオペをしながらプロレスまでして、実のお母さんがビデオレターを送って、妹が花束を私に来てくれる人は絶対いません。Lマガで、内閣の隣のページに紹介されていた音響王子の児島さんという方ならしてくれるかもしれませんが(面識ないうえ、そんな実力のある音響さんは雇うお金ないけど)。

今回彼は最後ということでチケットも一杯売ってくれました。私は代表者だもの47枚売ったから当然1位ですが、彼も30枚は呼んでるので2位です。てかほかの役者は誰一人かなってません。本当にありがたい話です。そんな彼に拍手を。今までありがとう

 

2008/03/24(月) みなさん感想書いてください
 みなさんこんにちは、笑の内閣総裁高間です。第7次笑の内閣、野口雄輔鼻負傷をはあじめ数々の打撲、石原和子楽屋に閉じ込められる、前回も主役でありながら3ステ目から喉を潰した木村直幸、またしても喉を潰す(彼は紫時代から4ステ中3ステ目というちょうど真ん中からつぶすので、今回は奇数だし大丈夫だろうと思ったら律儀にも3ステの後半からでなくなった)という、とても無事と言えないようなアクシデントが多々ありましたが、けがは気合できりぬけ、楽屋があかないのは眞野のタックルできりぬけ、木村の声が出ないのは、逆手にとってギャグにしようと実況の渋味に吹き替えをさせる(普通の芝居じゃ絶対許されないが、内閣なら許される!まるで幼稚園児の舞踊劇みたいだった)できりぬけ、無事終了いたしました。無事じゃないのは私の懐具合かな。おそらく2桁以上自己負担せねばなるまいて。でも、親父の遺産があるから大丈夫だ!

 私はどんなに出来がよくても、動員が満足しないと満足しません。てことで、今回も奇数内閣は減るというジンクスをのりこえ、増えました。増えましたがこの程度の増加では満足はしてません。もっともっと見に来ていい作品でした。それくらい今回は出来が良かった。アンケートの回収率の異常なよさ(正確な計算はしていないが、95%は超えてるはず。ふつうは75%くらい)、その中身の評価、客席の笑い声と如実表わしているかと思います。役者もスタッフも幸せそうです

 とりあえず公演が終わって、飲んでたら終電を逃してマンガ喫茶で一泊するも狭くて寝れなくてずっとミナミの帝王読んでて、バラシも15時終了の予定が19時までかかってクタクタなのでここまで。みなさまにはお願いがあります。ぜひ、ご自分の日記・ブログなどに感想を書いてほしいのですね。すでに、そこそこの方に書いていただいているようですが、どこかの知らない方が木村君が佐々木蔵之介に似てるとか書かれていて、このままだと調子に乗るのでぜひ叩き潰してほしいです。残念ながら2ちゃんの演劇スレはここ数週間ずっと人大杉になってしまってるので、ブログしかありません。こういったネット工作が次につながることがある。というか、読みたいのでお願いします。

2008/03/23(日) 土下座中
 今日から春の甲子園が開幕しましたね。高校球児が本当偉いと思うのは、選手宣誓で絶対受け狙いのアドリブをしないことです。もし、内閣の連中だったら絶対突然、ファックだのクンニだのGスポットだの言い出すと思う。ようは、これらは私が今回は本にない下ネタ禁止と言ってるのに皆がかってに言った台詞です。しかもテンションあがったすえの自覚症状なしだから厄介だ。まさか、私が役者のアドリブに苦しめられる日が来るとは。でも、結果オーライでうけてるからいいけどさ

 今日もいろいろありましたよ。書きたいことが山ほど。でも、寝ます。あとから書きます。しんどいです。せっかく街中でやるんだし、休憩中にみんなでゲーセンとかいけたらいいなとか思ってたけど甘すぎた。とりあえずいえるのは、動員が満足いってないこと。こりゃ芝居引退決定だというどうしようもないというレベルではないのだが、前回で欲深くなったためもう一声ほしいて感じ。

 と、いうことで本当に本当にお願いします。いやほんまに、こんな面白い芝居を見ないなんて人生の損失だと思います。今回、内閣ではじめて感動したてアンケートがあったのですよ。あと、一歩。本当にあと一歩です。笑の内閣あと一歩でございます。一度ご来場された方も、明日は特にあの場面変わります。と、いうか大胆にもエンディングをまったく別のものにします。本当に来てほしいです。お願いいたしま

2008/03/22(土) 突入せよ、まのともき」
開幕しました。ああ、やっぱり1日2回はせわしない。試合してない私がそう思うのだからレスラーはもっとしんどいことだろう。せっかく、便利な場所にいるのに全然遊びに行けん。小屋代?気にするな。1日1回で採算取れるぜって言ってみたいもんだ。

 動員は、まあ夢でうなされたような少なさではないが、もう少しほしかった。ミスで(まあ、私のミスではないが。指示ミスといえば指示ミスかもしれないが、ちょっと想定外だった)1人逃してしまったのが悔しくてたまらない。しかももう来れないらしいんだな。たった一人に悔しがりすぎやろと思われるかもしれないけど、そのたった一人でも違うのだ、知人てこともあって見てほしいしね。ナギサで、混んでた時なんとか空席があったのにうまくご案内できずに返してしまった時も、たった一人とはいえ相当悔しかったが、同じくらい悔しい

 出来は、まあお客さまに救われた。結果オーライではいかん。明日はもっと笑わせなければ。今日のハイライトは、楽屋のドアノブが故障して、本番中着替えをしていた石原さんが閉じ込められ、出番があと2分で大ピンチという時に、眞野がドアに体当たりしてぶちやぶったことです。ある意味、楽屋のが劇的。

 てことで、土日はもっと見に来てほしい。ほんまに

2008/03/21(金) 父の死を乗り越えるために
 昨日怪我について書いたのもつかの間、今日はさらにヒヤッとする場面が、胸に入るはずのハイクックが、高くなりすぎて鼻にヒットしたのだ。食らったのは普段強気な男なので(大丈夫じゃねえだろと思う場面でも大丈夫だということが多い)、自分で止めたというのはかなりひやっとした。最悪鼻骨折か、02年W杯の宮本みたいになるのかと思って病院に行かせたが、幸いたいしたことなかった。よかった

 いやしかし、疲れた。西部が2週間で今回は1週間だし仕込み期間半分やなと思ってたが、よく考えたら西部は24時間入れるけど、アーコンは12時間なんやから4分の1なのである。短い。今日は夜ゲネする予定が明日になってしまった。万が一トラブルがあった場合、今日やってれば一晩考えれるが、明日なら3時間くらいしかない。不安だ

 と、いいつつも明日が本番です。早い、早すぎるが、しかし嬉しい。お芝居も集客も不安でいっぱいだが、それでも好きで芝居やってるんだ。人生で一番嬉しい3日間になるはずなのだ。

 今回ほど芝居していてよかったと思う時はない。今回は練習期間中に、親父を亡くすというほんまにつらいことがあった。日記には平気だ平気だ、遺産がっぽり入るの楽しみやわーと書いてるが、実際は悲しいにきまってる。もし、今の時期ちょうど芝居をしていなかったらほんまに悲しくて悲しくてしかたなかったと思う。でも、今私は幸いなことに悲しいなんぞ言ってられる状況ではない。悲しいけど、稽古場にさえ行けば、一緒に芝居してくれる仲間にひとたび会えて楽しくて仕方ない。そしてこれからほんまに楽しい3日間を過ごせる

 だからこそ終わった後が心配すぎる。次やるにしても、とりあえずはしばらく毎日稽古場に通うということはなくなる。耐えられるのか?

 それを回避するのはただひとつ。もう十二分なくらい満足する公演になって、しばらく余韻にいたったうえで、さらにステップアップするめどが立ってすぐ次の準備が忙しくなるしかない。そのための方法は2つ。満足いく芝居にすること。これはもう出来る。間違いない。そして、もうひとつ。満足のいく動員だ。もう、これは皆様にご協力いただくしかない。

私をショックから立ちなおさせるため、なんとか見に来てください。ほんまにおもしろいです。絶対笑わせます。お願いします。

2008/03/20(木) 親父の遺言
 仕込み2日目だ。本当に便利な場所にある小屋だ。搬入口が狭くて仕込みはしづらいけど。でも、総裁は仕込みで役に立たないからロクな作業してないけどね。今日もひたすら営業。スポーツ新聞に本日のプロレススケジュールに載せてほしいと頼んだ。東スポはファックスして下さいとおっしゃってくれた。まさかどの新聞より先に東スポに載ったら笑うなあ
 
 夕方になってリングが出来たので、練習。今回のマットはさすが3回目だけあって、かなり固くなった。しかし、その分怪我のリスクが。今日も何度かひやっとするシーンが。内閣のプロレスはあくまでお芝居だから、もし途中で怪我があっても負ける予定だった選手が勝つわけにもいかないから怪我は致命的だ。なにより、本職のレスラーさんじゃないうえ、多くはヨソの劇団さんからお借りした客演さん、怪我して返すわけにはいかないのだ。

 私は常々、おもしろければ、なにをしてもいい。人を笑わすためなら警察に捕まってもいいと言ってるが、怪我だけは別。笑が取れたとしても、笑をとった人間が傷つくのはよくない。前見た映画「ガチ☆ボーイ」で私が一番感動したシーンは、実は主人公が段取りを覚えられないと発覚した時、ほかの部員は「別に出来るならいいじゃないか」というのに対し、部長だけは「段取り通りやらなきゃ危険だ、安全第一に決まってるだろ」と言った台詞だった。その、部長自身も主人公のプロレスへの愛を知ってるからやらせてあげたい、でも代表者として怪我をさせるわけにはいかないという葛藤に感動した

そして、親父が死ぬ前に最後に会って話した会話は、1月に帰った時に別れる時。その時の会話は「プロレス芝居も3回目やし、かなりレベルもあがってるからDVD出来たらみてや」に対し「レベルあがったからって、調子乗って怪我だけはさせんなよ」だった。まさに、怪我をさせないことは親父の遺言である。てことで、気つけていきますわ

2008/03/19(水) 狭い、まののせいか
仕込みですよ。こちとらどこのホールも馬鹿でかい駐車場がある北海道で芝居をはじめ、京都にきても郊外ばかり。それがはじめて三条御幸町なんか都心も都心(北海道で例えると今まで白石区や手稲区でやってたのがいきなりススキノでやるようなもんだ)、道が狭くて搬入がたいへん。

しかしちょいと休憩となった時にこんなに店が充実してて、終わったあとも飲みに(知り合いのバー営業に)いける場所で出来るなんて。まあ本来お客様に来て頂くてこと考えたら便利な場所でやるのは当たり前なのだが
ちなみにぶち切れた私が仕込み期間中は遅刻は罰金やていったらみなしやがらないでやんの。打ち上げのたしにしようと思ったのに現金なやつらだ

明日の舞台は完成。3日しか仕込みないとかなれてないから短いよう

2008/03/18(火) 内閣街頭テレビにうつる
いよいよ明日から小屋入りです。なんと、三条通1928ビルの前の街頭テレビには明日から、うちの宣伝映像がエンドレスで流れます。ほんまに、暇なら見に行ってよ

内閣は旗上げ以来、仕込み機関中無料という吉田寮だの西部だのでダラダラ仕込みをしていたので、お金がかかるホールで3日で急ピッチで仕込む(普通はそれが当たり前)なんてはじめてたので不安不安。終わるのかね。いやしこみは終わるだろうが、前々から小屋に入ってから芝居の直しいっぱいしてたからそれが不安

と、いいつつ実寸のリングが上がってからもっとなおさなあかんプロレスはともかく、芝居部分は手ごたえはある。青春物王道という脚本に関しては間違いなく最高傑作(自分の好みでいうと別な作品なのだが、一般層に受けるという点では群をぬいてる自信はある)。出来に関してもよいと思う。なにより、みなが(手ぬいてるという意味じゃなく)いっぱいいっぱいじゃないのに見れるというのがいい。

たぶん、今回終わったともみな前回・前々回のプロレス芝居ほど感動しないと思う。その感動しないというのはいい意味でだ。前回までは、みな感動するくらい頑張らないといい出来にならないということだ。今回は感動するほど限界までいかなくても、いい出来になっているというこだ。これはみなの成長だと思う。今後売れていくためには、毎度毎度感動するほど頑張ってるのでは体力と涙腺が持たない。まあもちろん、小屋が真夏の西部と快適なアトコンて違いが一番だろうが

もうあとはさんざん書いてる集客の心配のみ。正直内閣やってて、本番直前は毎回毎回芝居の出来より集客の方が心配だ。この性格なら、演出家より制作のがいいのかもしれんと思う。でも、これは自信の裏返しだと思ってもらえればと思う。作品には自信がある。正直、日本語が通じる相手なら誰でも来い。1億人来られたって満足してかえさす自身がある。だから、心配は集客。集まってくれさえすればよい評判は立つのだから。きてきて、お願い

2008/03/17(月) 総裁怒る
 通しをした。いける。2時間以内でいける。合格だ。あとは、向坂のアドリブで無駄な尺延びがしなければ。アドリブで演出を怒らすなどわしの得意技だったのに(ゆえに、私が演出のときは寛容)、怒らすなんてたいした奴だ。おもしろけりゃいいんだけどねなにやっても

 しかし、いろいろ頭くることも増えた。今日はとうとう遅刻で爆発した。本当にこの期に及んで遅刻する奴が多すぎるのはあたまきた。昨日遅刻の件に関してかなり口をすっぱくした翌日にここまででるというのが許せん。総裁は、見てのとおり怠惰でルーズな人間何尾で5分や10分みたいな油断の遅刻にはむしろ寛容な方だが、平気で寝てましたとか何様だ。私は人生で寝過ごしたことが3回しかないから、こう毎日毎日遅刻できる人の気持ちなど理解できない。

むかつくのはみな、バイトはしているというこだ。バイトでここまで遅刻したらクビだ。てことは、やろうと思えばできるはずなのだ。なめてんだろうな。悲しいかな。役者てのは演出家の数に比べて不足してるから、そこまでやっても干されないしね。ホール期間中は罰金制にしたが効果があるかどうか。頼むからこれ以上怒らせないでくれ。

チケットに関してもあたまにくることばかり。もっと必死こいてチケット売ってくれと思う。最低限、アドレスに入っている半径100キロ以内くらいの人全員には、0・1%くらいの確立でも全員に案内送ってほしい。案内を送られない限り、いかない人はいっぱいいあるが、来たせいで行くつもりだったのに来なくなる人はいない。リスクなどなにもないはずなのだがねえ、むろんしつこいて怒る人もいるだろうが、見に来ない、見に来れないてだけで相手を責める気はないが、たかが公演案内メールが来ただけで怒るような人は友達ではないと思う。

まあ、売らない売れないのはまだいいが、どうもせっかく予約をとったのに、きちんと制作に報告してなかったり、予約しますてメールきたのにその方に「予約承りました」て返信を送ってない人が多々いるそうなのだ。ほんまに、人様から大事なお金を頂く商売だということがわかってないのか。今日も「××さんかに予約したのに返信がないから高間さんにお願いします」とか来て確認したら返信してないとかぬかすのもおるわ、前回など私に来た予約をわざわざ売れてない奴にまわしてやったのに、そいつが制作さんに予約せずに受付でもめるという最悪なことも起こるわ。

いまだに置きチケ(学生劇団には、受付で××さんのチケットでというと前売り値段だったり、その役者が設定した値段で入れるという前売り当日をわける意味がなくなる摩訶不思議なシステムがある)があるレベルの意識が抜けてないんじゃないのか。内閣はすでに大人数がきて受付が混乱するから、前もって予約させて把握しないとうまい人員配置が出来ないてことでとっくも昔にやってないくて、その説明はチケット配った時に十分しているのだが、いまだに「置きチケないの」と聞いてくる役者が多々いるのはクラクラする。そもそも頼んでる制作さんなんか置きチケなんて言葉知らないぞ

なんというか、いくら主宰だからってここまで面倒見なきゃならないのか?頼むから作品にかかわることだけに集中させてくれ

2008/03/16(日) 花粉症疑いあり
 一昨日は龍谷の卒業式やし未踏座の連中を見送り(龍大生でもないのに)、金曜日は佛大の卒業式なので送る。見送ってばっかりだ。総裁も見送られたい

 なにかというと、花粉症になったかもしれないのだ。一昨日から突然鼻水が止まらなくなったが、鼻水意外に風邪らしい症状がないのだ。危険である。北海道には杉がない。つまり18年は蓄積していないから、人よりかかるわけがないのだが、しかし人より許容量が少ないのかもしれん。

 親父が死んでも帰ろうとは思わなかったのに、花粉症になるなら嫌だし北海道に帰りたくなった。

 とりあえず今回の動員で負ければ(毎回そうだけど)帰るしかねーな。と、いうことで私を京都に残してください。チケット今までよりはそこそこの売れ行きですが、それでもまだまだ満足いきません。とにかく、私の知り合いには見てほしいんです。もう、私という人間のことを私の芝居をみずに評価してほしくないんです。とにかく、とにかく、だまされたと思って見に来てください。ほんまに演劇が面白くないという認識を変えて見せます。とにかく、絶対にぜったいにぜったいにおもしろいのでみにきてきてください

2008/03/13(木) 卒業しない人がいっぱいいた卒コン
今日は29代の追い出しコンパだった。

 本当は私が参加しているのはおかしい。なぜなら、本来なら土曜日にやるべきイベントだから。土曜なら私は仕事柄いけない。しかし、多くのOBOGの方々を呼ぶならやはり土曜しかないのだ。場所も木屋町での飲み会ではなく、奈良の近くのバンガローにいって一晩中泊まりで騒ぐてのが慣例である。

 なぜ、こうなったかといえば、仕切りのまずさである。実際は簡単なことだ
 
 2ヶ月以上前から、3月の第1週か第2週かどちらかダメな日があるかを4回を催促する(基本的に内定先の研修も土日は拘束しないので、その時点であいていれば以降はあけられる)
 次にさっさと決定し、以降は予定入れるなと念を押しさっさと場所を押さえる(2月前にはやらないととられる
 返す刀でOBOGさんにご案内を送る
 
これでかなり出席はできるはずだ。確かに今の4回は返事をよこさない。今の4回が関わる飲み会の幹事を、内閣で何度もやっている私はその苦労は身にしみている。しかし、3回もせかし電話をかければその場で答える奴らでもある。この程度の幹事ができないのでは先行きは暗いぞ
 
結果副産物として私が出席できたのは嬉しいが、しかし木村も渋味もどす恋もこれからも毎日会うし、深谷は内閣の飲み会で昨日会ってるし、炬燵ちゃんくらい。いつでも会える私よりも、懐かしい長いこと飲んでない先輩方(つまり私の同期たちね)と最後のねぎらいをかけさせてあげたかったなと思う

でも、まあ自分のことだけ考えたら楽しかったからいいや。それにしても今の2回生は酒の飲み方を知らない。酒乱ばかりでどうすんだ

2008/03/12(水) 送別会だよ
今日は毎年恒例笑の内閣送別会をしました。内閣は毎年3月芝居から足を洗う人や京都から去る人をを見送るために送別会をします。毎年毎年別に正劇団員でもない客演の人を送る私はいい人だ。

今回は浪崎、深谷、スピ、そして寺澤。それぞれに思い出があり、私が彼らに給料を払うだけの財力さえあれば「就職なんかしないで芝居続けろ、てか内閣で雇うよ」ていいたいやつらだ。悲しいかなそんな財力はないから笑顔で彼らの第2の人生を見送る。ありがとう

計21人も集まってくれた。飲み会して色紙を送った。楽しかった。浪崎へのよせがきは「とても素敵な変態ぶりでした」とか「いつまでも変態でいてください」とか、変態て単語さえ出てこなきゃ感動できなのに人に見せられない色紙になっていた

2008/03/11(火) 勝敗ライン
 おかんのブログでまで宣伝してもらった。しかしチケットの売り上げは不安でいっぱいだ。前回の289を上回れるだろうか

 前回に関しては、どう考えても下がる要素がない。時期・メンバー・前々回の評判・ナギサでつとめはじめたことによる、私の知り合いの呼びやすさ・制作さんの宣伝能力ほぼすべてにおいて+材料ばかりだったので、下がるわけがないと思っていたし実際1・5倍増を果たした

 しかし、今回は、役者の数が減っている。時期が年度末と忙しい、金土日だけで月曜日がないため接客業の人間が来にくい。宣伝期間が短い、とマイナス材料もあるし、なによりも前回はいっぱいいっぱいの動員だったのだ。

動員にはその劇団の基礎票があって、前々回ははっきりいって役者も100%本気になって呼んでいなかった(稽古中酷かったので)し、上記のような制作方針だし、時期的なマイナス材料もあって、基礎票が固めきれてなかったのだ。だから、基礎票さえ固めれば動員が上がるのは当たり前なのである。しかし、前回は役者もほぼ呼べる知り合いは全員呼んでたようだし、さらに評判を聞いた浮動票もどんどん取り込んでいての289である。つまり、上回るにはもう一度役者に基礎票をがっちり固めてもらった上で、さらに評判を聞いた浮動票を大幅に増加させなければならない。

読者の中にはそこまで気にしなくてもとか、動員を気にする暇があったらもっと作品をよくすることを考えろと思う方もいらっしゃるだろうが、興行会社てのは結局動員でしか図れないのだ。作品の評価てのはもう人の感じ方なので千差万別だが、数字は嘘をつけない(嘘をつくとこも多いけど、プロレスの動員なんて嘘ばっかだし)。

特に日本という国の演劇は、ある時期までチケットを売るのは非常に困難だが、ある時発売即ソールドアウトを実現してしまうと、それ以後は売る努力しなくてもよほど酷い作品を連発しない限りソールドアウトになってしまうのである(ようは、前評判さえよければ発売即完売になってしまう。はじまってからの劇評によって見に行くのを決めるなんてレベルの高い文化ではないのだ)。ようは、早くそういう状態にしてしまいたいのだ。そうすれば、今しているアドレス帳に入っているすべての友達にメールをし、電話をしという苦労などしなくていい。そのためには数字という形で動員をあげるしかないのだ。人は抽象的な劇評よりも動員を信用する

で、いろいろ頭の中でシュミレートして勝敗ラインがでてくる

200−これ以下まで動員が下がれば敗北どころの騒ぎではない前々回まで落ちたことになり見込みはない。200を割れれば即引退。親父も死んで見込みもないことなど続けられない

289−もちろん前回動員、下回れば敗北。右肩上がりは当たり前。10人や20人減ったくらいなら引退はないだろうが、考えねばならない

300−最低限の目標。現在の京都演劇界は全体的に動員が下がっており、300を超えるか否かで、ランクが変わるので重要なラインだ。これでも敗北には変わりないが

341―採算ライン。最初に立てた予算で支出は約91万1千円の予定であった。もちろん実際に使うお金は変動があるのだが、大幅に変わることはない。となると、役者からの参加費で40万集めているので、チケットで51万稼げるかが勝負なのだ。51万1千円÷前売り1500円は340・5である。つまり341でなんとか+になる。無論、スポンサーさんなどに送った招待券で入った人や高校生以下(500円)が多ければもっと呼ばないとならないし、逆に当日券(500円アップ)で入る人が多ければもっと少なくていい。なので、本当にこれで+−0になるかといえばそうではないので、あまり意味をなさない数字ではあるが。最初にだした数字で言えば、いちばん重要なラインである。ここまで来てようやく引き分け

362−前回が4ステージで289なので、平均動員が72・25人である。今回は5ステージなので、その平均を上回るには362人(平均72・4)が必要。簡単な計算

370−今回はチケットを売った人間にマージンを渡せない(小屋代が高いため)。しかし、それではあまりに可愛そうなので、いっぱいうってみんなで打ち上げをただにしようと士気をあげている。基本的にチケットを占いスタッフさんはごめんなさいしたとしても役者は17人(私は抜いてもいいが、これに今回チケットを売りまくる照明寺澤はいれないどまずいので結局17で計算が妥当)。2500円のところで打ち上げしたとして42500円+をださなければならない。これはチケット29枚分である。となると、さっきの341に29を足して370。一応これを370オーバーならかなりいい記録。勝利宣言をだしていいと思う

383−これも単純な計算。前々回が195で前回289だから、都合94人増だったことになるので、今回も94人足して383。これを上回れば大きい

400ー一応今回挟み込みでこれだけ持ってきてくださいと言う予定の数字。キリがいいし、これを超えたら万々歳。近年京都で400を上回るのはなかなか聞かないのでかなりの糧にはなる。ここまでくれば大勝利宣言ができる

415−一応満員座席数が83の予定なので、全ステージ満席で415.もちろん、全部バラけるわけではないので1回で83人以上いらっしゃった場合は、増設可能にはなっているのだが。

433―前回は前々回より149%増であった。ならば、今回も289の149%てことで433、この増加率を上回るとかなりすごい

500−夢のまた夢の数字。と、いうか83MAXでいくら増設、立ち見をしても100人まで行けるかは厳しいので現実的には不可能なのだが(万が一これだけ来て下さったとしても入場制限がかかり結局500は入れない可能性が高い)、これ行けば伝説。一気に大阪も目の前だ。

あとは1回の動員が前回最高の92を上回ったり、前回最低の49は下回らないことは目標。さあ、どのラインになるか。がんばろう

2008/03/09(日) 総裁は商人だった
 高間です。弥生賞をあてました。やはり予想をさらさないとあたるようです。ちなみに
◎ ベンチャーナイン
○ マイネルチャールズ
▲ アインラクス
△ フサイチアソート
× ブラックシェル
でしたよ。三連単とか、軸固定とか当たる気しないので馬連BOXで1000円。結果970円も返ってきた。万歳万歳。あれ?

さてさて、劇団の日記のくせに芝居の活動全然書いてないが頑張ってますよ。はっきりいって、芝居はなんとかなると思う。なにがいいって、今までの脚本は私の演出能力を超えた難しい本(を作・演を兼ねてるのに書くのはおかしいのだが)だったが、今回は私でも演出できるレベルの話(低レベルという意味じゃなくね)だからかな。そりゃ、維持でも上の大会行きたい演劇部員の気持ちはわかるが、父親を恨む生き別れの娘の気持ちなんかわかんねーよ(なら書くな)

昨日は、「リビング」という生活情報誌に載りました。京都新聞を購読している方には挟み込まれていたようです。しかもこれ女性のための総合生活情報誌で、その中の「行ってみよう」というコーナーにありました。どうみても男くさい(いわゆる男っぽい芝居じゃないが)、中2男子向きの、内閣が女性のための情報誌に載るというのはおもしろすぎる。また、一緒に紹介されているイベントが狩野派の浮世絵師河鍋暁斎の特別展覧会だったり、作家・雨宮処凛の講演会だったり、いいのかな?

これも営業頑張ってる甲斐ですな。自分にサラリーマン適正があるとは思わなかったが、もしかしたら営業は出来るのかもしれない。劇団の主宰者で士農工商に別れると思う
訴えたいメッセージ、志があるから採算無視でやる(武士は食わねど高楊枝)の士
後進を育てるため(富良野塾みたいな)の農
職人肌で、人から頼まれた作品をしっかり作る工
商売重視の商
 ほとんどの人は士だが、私は商人だな

2008/03/06(木) ブレヒトだよの感想だよ ネタバレ
 そういや本番が終わっていたので、ブレフトだよのネタバレ感想を書こうと思う。

 まず、意外だったのはブレヒトだよの「だよ」がいわゆる「8時だよ全員集合」の「だよ」のような「だよ」だと思ったら、それを言うなら××だよというツッコミの「だよ」だったことだ。

 それはどうでもいいのだが、ずいぶんといろいろ考えさせられた。この国の演劇文化について、演劇で収入を得るということについて。

 今、道路特定財源で得たお金を、道路のすばらしさを伝えるミュージカルにつぎ込んでいたとかいう問題があがってるが、あのニュースを見た時私は怒りを感じなかった。むしろ、「うちの劇団も、お役所からそういう話が来るようになりたい」と思った。

 この話では、銀行強盗のプランを防犯訓練として銀行に売ろうとする劇団が出てきた。話を読むと蓮行さんは常にうまい銀行強盗の仕方を考えているらしい。私も最近の愛読漫画が「ミナミの帝王」なだけあって、うまい詐欺のやり方ばかり考えている。しかし、実行するには小心者すぎるので、そのプランを逆に取り締まる方に買ってもらえて、本当に犯罪するよりは儲けられないけど、捕まるリスクはないてことになれたらうれしいことである。

 で、最後の黒木さんの語りで語られた演劇の扱われ方の不遇さに関してはもっと考えさせられた。日本は本当に芝居に金をかけてくれない。しかし、同時に金には限りがあってパイがあるわけだ。私は演劇がすばらしいものだと思ってるし、それに多額のお金を使うことは世の中をよくするために必要だと思うがそれを多くの人に理解してもらえるかというと別の話だ。

たとえば、サッカー評論家は日本が世界で結果を残せないことに対し、もっと将来を見据え投資せねばというが、じゃあその金はどこが出すんだと言われた時に、私はサッカーに税金が多額に投入され自分が貧乏になるくらいなら、サッカーは弱いままでいい。サッカーが強かろうが、弱かろうが、関係者の収入には影響するだろうが、私の人生には関係ないからだ。

だからこそ、私がそして演劇人が楽に生活するなら、汚い言い方をすればいかに演劇をしない人間金を吐き出させるかを考えなきゃならないのではないだろうか。しかし、吐き出させるだけじゃほんまにひどい話だ。見返りとして、十分な楽しさであったりなんだりをかえさなきゃならない。何が出来るだろうか
と、いろいろ考えた。銀行内部の話もためになった。どす恋・野口はおいしい役立った、。いい経験になったと思う。終わり

2008/03/05(水) 内閣、ガチ☆ボーイとかぶる
今日はナギサでロケをした。うのさんも映像出演することになった。うのさんにとって初演技、見に来てね。

その後、映画「ガチ☆ボーイ」を見に行った。宣伝で知ってる人も多いと思うが、学生プロレスを舞台にした青春映画である・・・か、かぶってる。偶然とはいえ、時期が時期だけにぱくってると思われるじゃないか。最初にこの映画の存在を知ったのは1月の帰省中。しかもその理由が、北海道でロケが行われてて、親父が倒れなきゃ母がエキストラに行く予定だった(まさかあれほどあっさり、「知らなかったの?」と言われるとは思わなかった

しかも、原作は劇団モダンスイマーズという劇団の芝居らしいじゃないか。そういえば、昔大洋が俺も卒業公演でプロレスの芝居がしたいというのを聞いたことがあった。どうやらこれだったらしい(結局プロレスシーンがどうするんだといわれて落選したらしい。しかもその時大洋は「プロレスをやってる劇団があるのは知ってる」と言ったのを聞いて、肥後は「そんな馬鹿な劇団があるわけない」と思ったらしい)

それでいて、主演は佐藤隆太だ。そこまでうまいとは思わないけど、野口雄輔に比べればうまい。ヒロインのサエコなら、サトコのがうまいと思うけど、しかしあっちは天下のダルビッシュ夫人だ。鑑賞中もふと、「あー、もうこん時はダルに中出しされてんだな」と思うとドキドキですよ。どう、太刀打ちしたらよいのか

 と、不安になりながら映画館に行くとすいていた。数えたら私含めて12人しかいなかった。いくら平日だからって、5時40分開始なら仕事終わりでも来れるし、今日は水曜だからレディスデーじゃないか。しかもまだ公開5日目だぞ。大丈夫か?これはライバルじゃないかも

 という期待はいい意味で裏切られた。おもしろかった、予告編でさんざんいってるからネタばれしていいだろうから書くが、ストーリーは要約すると「事故により、1日寝ると記憶がなくなってしまう主人公が学生プロレスに入り、試合の段取りを覚えられないためガチで試合をする」という話だ

これの画期的なところが、ようはプロレスに段取りがあるというのが見る人に認識されてないと成立しないことだ。つまり、プロレスは段取りがある=だからこそ面白いエンターテインメントなのであるという考え方が、すでに映画の基本設定にできるほど常識であり市民権を得ているということではないだろうか。そして、この映画はさらに、段取りがあるからといって所詮八百長だよと馬鹿には出来ない、努力しなければ出来ない、だからレスラーは凄いんだ!という一番大事なことも伝えている。ようは、私が訴えたいことをほとんどつまっているのだ

ストーリーは単純に楽しめた。脚本的にも演出的にも粗も多い(特に1プロレスに反対していた父親や妹の心変わり、2ブックが覚えられない主人公を試合に出さないと言ってたキャプテンの心変わり、3彼女にプロレスがダサいと言われて辞めたレスラーの心変わりの描写がぜんぜん描けていないのはあかん、特にあれしか描けないなら3のキャラはだす必要がない)が、それを上回るベタベタな面白さがあるし、さしいれがプロテインという小ネタもあるし、好きな子に告白して失恋しても次の日は記憶がなくなるため、何度も何度も失恋してしまうという描写は泣ける。

そして、最後のプロレスシーンはすばらしい。スタントなしでやったというのだから、技のキレがいい、特にブレーンバスターをされる時佐藤隆太はきちんと足がピンとたっていた。特にプロレスに詳しいとその他の演出もいろいろ見ごたえがある。内閣の面々と見に行っていろいろ討議したい内容である。

あと、舞台が北海道なので中央バスだの車体だの、から揚げをザンギと言うなどで懐かしい表現がたくさん。舞台が北海道学院大てのも、北海学園大と札幌学院大をあわせたような名前でニヤリだ

あとは原作の蓬莱氏が、この脚本を書く際に、1・「プロレスを描きたくて、それを面白くすうために高度記憶障害という設定にしたのか」2・「高度記憶障害の主人公を出したくて、それを面白くするためにプロレスを舞台にしたのか」のどちらかが気になるところだ。なんだかんだで、私はそもそもプロレス芝居をするのは「プロレスを舞台にしたら面白い芝居がかけそうだから」ではなく、プロレスがしたいからそれを面白くするにはどういう設定にしたらようだろうということを考えているので、蓬莱氏が1だった場合、このアイディアは「高校演劇の予選突破の手段としてプロレスをする」というよりプロレスをうまく使えていて、アイディアとして負けてしまっていることになる。が、2だった場合でもそこで、プロレスを持ってくるというアイディアには脱帽してしまう

正直面白くて、ヤバイと危機感を持ったが、逆に言えば「青春で、プロレス」というのが時流になったということではないか。ならば、内閣は完全に時流に乗っている。なら、もうせこいことはいわんぞ。この芝居、高校演劇が舞台だし60分以内で終わるように書き換えも出来るから、どっかの高校使ってくれないかなとか思ってたが、それどころか映画化まで目指す方向で行こう。

蓬莱氏は謙虚にも、原作が自分であるということも全是名ピールしないわ、モダンスイマーズの役者も一人も映画に出演させないわととても謙虚だったが、うちはもし映画化したら、ヨーロッパ企画のサマータイムマシンブルースのように、上田さんの名前もばっちり書くわ、役者も出すわでしよう(少なくとも、眞野とちっくだけは別な役者では出したくないてか、かえがきかん)。私の役は渋目の悪役で男前なので佐藤浩市がいいです。高間響を演じられるのは佐藤浩市しかいません

2008/03/04(火) 第7次役者紹介
笑の国家公安委員長
中川文香   
演劇実験場下鴨劇場
 愛知5区
 総裁の出身劇団紫とならび、内閣の全公演に誰かしらが出ている府立大の劇団下鴨劇場。今回こそ途切れるかと思いきや最後に新星。なんと、88年うまれハンカチ世代、まーくん世代だ。あと一月遅けりゃ平成であり、なんとも嫌になってくる。そんな彼女も高校演劇時代部員1人でありながら、1人芝居で県大会に進んだ猛者である。
 とにかく、正規も客演も狂人揃いの内閣にあって、彼女は常識人である。とにかくほっとくとすぐ下ネタ暴走がはじまる練習中にあって、それについていけずにぽつんとなってしまいがちな彼女をフォローするのは大変で、本当にかわいそうだ。解決案は、彼女も狂うことだと思う

 そんな彼女は、役者が足りないのにスタッフオンリーに固執しかたくなに役者を拒否する(でも、それでみなが納得するほどスタッフが出来るわけでもなく出たくないだけ)2年女子をします。しかも、ライバル高の部長(HIROFUMI)に憧れているというかわいそうな役です

 笑の内閣特命担当大臣
金融・経済担当
(京都ロマンポップ)
 高田会計  
   奈良3区
 京都ロマンポップからのもう一人の参戦者。昔、小武道をやっていたというガチでやったら実戦やったら最強の戦士である。もちろん、強さは関係無い内閣のプロレスとはいえ貴重な戦力だ。
彼もまた、ロップだけあって下ネタ度は高くその点も戦力。とにかく、とりたてて馬鹿な言動はしないが、そこはかとない馬鹿発言ですっかり内閣にはまっているといえる

 そんな彼は、自分勝手なプロレスばかりしたため所属団体をクビになり、高校生たちに指導することになった若手レスラーを演じます

笑の内閣特命担当大臣
 男女共同参画、沖縄北方担当
 (劇団立命芸術劇場)
山田茂樹 
   山形1区
 1月も末にもなってどうしても出たいと言ってきたためビラにはのらんわ。写真なし、普通ならもう遅いわと却下するとことだったが、なんと実は12月から内閣のメンバーづてで出たいといってたが、間にはいった人間が私に知らせてなかったというひどい話だったらしく、これで断るとうちの名誉に関わるので特別にOKとなった。
 しかしまあ、HIROFUMIなみに空気が読めない言動が多いのがたいへんである。場を凍らす発言が多すぎる。彼とHIROFUMIとの会話は、一見会話になってるのによく聞くと、ぜんぜん話がかみあってない(のに成立してるように聞こえる)という衝撃的なものである
そんな彼は、リングアナ役として一番最後に合流したのに、さぞ最初からいたかのように振舞う放送部部長を演じます

笑の内閣特命担当大臣 
(副総理・行革サミット担当)
  嵯峨シモン 
  秋田1区
 内閣プロレスの兄貴分、プロレスLOVEの伝道師といえるモン様も前回は初の社会人との両立などもあり不完全燃焼か。もはや、役者は引退し名義上はレスラーとして参戦する立場である。

 モン様ほど、我々の兄貴といえる存在はいない。プロレスから下ネタをふくめて、みながプロレス狂いになったのもモン様のおかげである。

 そんなモン様は、今回は高田君の役の先輩レスラーです

 ちなみに、スタッフも50着もの衣装を作るため仕事を2週間休んでくれる前回のMVP源氏さん(バイトが忙しいからて役者は断ったのに、かえって忙しくなってる、役者できましたね)。あいかわらずの腰の低さのスピ郎が音響。馬鹿映像をつくってくれる竹さん。前日までの深沢に、当日受付の福原さん。そして、正真正銘この公演が引退の寺澤とつぶそろい。お楽しみに

2008/03/03(月) 第7次役者紹介4
 笑の環境大臣  リトルサブマリン
クールキャッツ高杉
(イッパイアンテナ)  
   福岡7区
 06のプロレス芝居で、主役として見事なルチャドールをやりきったキャッツさんが、待望の返り咲き。その華麗な動きで今回も活躍してくれる事だろう。あいかわらずの下ネタの多さで稽古場でも大活躍だ。ほっとくとすぐのアドリブで「ファック」を言いまくるので困ったものだ。役者のアドリブには寛容な演出である私も、彼がやたらファックということに関しては怒るほどだ
やつは、同世代の中ではかなりうまい役者だ。小さな体で俊敏な動きという大きな武器もある。彼もまた6年で卒業し就職予定が、フリーターに傾きつつあるダメ人間であるところも素敵だ。阪神ファンという同志でもあるし、選択をしないから服が臭いのを除けばすばらしい男である

そんな彼はボケばっかりの演劇部員の中の唯一のつっこみ。中学時代、バレー部ながら3年連続初戦敗退の屈辱を高校で晴らそうとする男を演じます。この身長で

 笑の防衛大臣 ワイルドターキー
  石原和子 
(WANDERING PARTY)
   参院京都
 京都トップクラスのワンパさんからの客演ということで緊張して迎えた前回であったが、飲み会で男性に混じり下世話な話を連発し、とうとうみなからおっさんとよばれるようになった石原さん。まさかまさかの再出演となった。

普段は美人なのに、酒が入るとあいかわらずの傍若無人な態度で男性陣を恐怖に陥れるさまは、まさにあだ名のとおりワイルドターキーである。本当に、今まで色んな女性と関わったが、ここまで下世話な人はいない。男女の間に友情はないと主張する男性でもこの人と関わったら認識が変わると思う
 そんな彼女は、高校の敷地に不法侵入し傍若無人に振舞うばあさんを演じます

 笑の内閣官房長官 近所の狂虎
  ちっく 
  京都1区
 前回は助演出・プロレス監督として、雑用から重大な決定までこなしてくれる大活躍。ビジネス化計画をおこしてからも、片腕として、アーコン進出やスポンサー獲得の際に同席してくれる非常に頼りになる存在であるちっくさん、まさにちっくなくして内閣なし。私が生きてきて24年、最大の親友。最大の片腕とすらいえる存在だ。

 確かにやつは一見、大学中退しながらいまだに親にたかるニートだ。しかし、彼に収入がないのは、彼が働いてないのではない。私が彼に対して給与を与えていないからだ。つまり内閣において彼はすでに十分な労働をしているのだ。だからこそ、早いうちにちっくに給料を払うのが私の夢なのだ
 

 そんな彼は、失語症のため台詞がしゃべれない演劇部員を演じます。どないせえっちゅうねん

2008/03/02(日) 第7次役者紹介3

笑の農林水産大臣  山科のスプリンター
 木村直幸 
   京都2区
 どす恋とともに紫後輩としてレギュラー化しつつある木村さん、前回は主役でありながら3日目から声をつぶす大失態をおかす(よくやるんだこいつ、本番声つぶし)試合は流血しながら大健闘。紫にしては珍しく4年で卒業できながら、フリーターで芝居を続けるという負け組み人生を選択したナイスガイだ。
 木村くんの、このあからさまにダメな人ではなく、むしろ演劇人というカテゴリイの中ではかなりいい方の部類に入るのだけど、でもなんとなく言葉では言いあらわせないダメさ加減は本当大好きである。ぜひ、今回も期待大だ。

 そんな彼は、好きな女の子にかどわかされて演劇部の助っ人になる水泳部の男をやります。なんと、前編ビキニパンツ!

 笑の経済産業大臣 玄界灘の若旦那
 鍋田幸治
  (飛象社) 
  福岡6区
 元同志社小劇場、飛象社のメンバーとして、京都演劇界のいろいろな場所で活躍してきたセ鍋さんが、内閣初参戦。ドキドキしながらオファーをかけたら、意外なまでのあっさり返信。まだ、ちょっとの付き合いしかないが精神年齢レベルは我々と同じ中2レベルであるのでたいへん安心である
 まさに今回最年長だけあって叔父貴とよびたい存在だ。間違っても兄貴的存在とはよびたくないところがミソだ。

 そんななべさんは、演劇部員としては全くやる気がないが、実は誰よりもプロレスだ好きで、それゆえに最初は演劇でプロレスをすることに反発するが、説得により作演出をつとめる3年生を演じます。29歳だけど、高校生をします。許して

 笑の国道交通大臣  レジェンドオブ西部
肥後橋輝彦 
(劇団月光斜teamBKC) 滋賀3区
 馬鹿丸出しの言動、西部でのうんこもらし伝説。合宿中での交通事故。そしてプロレスLOVE。一躍内閣ぴったりのアホとして、数々の伝説を残しみなから称えられた肥後。
 こいつのアホぶりは本当に大好きだし、みなも彼を愛しているのである。数ある知り合いの中から、彼ほど内閣向きのアホはいないと紹介してくれた寺澤は人を見る目がある

 そんな彼は、演劇部の中で唯一コンプレックスのない、ただ舞台上で目立ちたいだけで入ったアホな1年を演じます

2008/03/01(土) ブレヒトだよの感想だよ
  劇団衛星の「ブレヒトだよ」を見てきた。去年お世話になったからとか、仲介した野口やどす恋が日替わりゲストで出てるからとかいやらしい理由ではなく、本気で周りの人に見てほしいと思った。演劇で生計を立てようとする私の無謀な挑戦への理解と、演劇への世間の理解を深めてもらうために回り全員に見せたい(とりあえず春から銀行員の浪崎は見るべきだ、やつは23日のチケットを購入していたのに早く買いすぎて忘れていた)。あと、土日3回しかないけど

 総裁が演劇で飯を食いたいといってるのは、よく夢があっていいねと言われるが、そんな美しい話ではない。私は人より嫌なことが我慢できない、好きなことをしないことが我慢できないゆえに、たかだか生活を安定させるために別な仕事が出来ないだけなのだ。芝居をしないで生きることが出来ない、普通のサラリーマンをする能力がないからやむを得ず芝居で生計を立てることを考えているのだ。

それを決定的にしたのは2005年9月11日。当時大学4年だった私は、一応就職しながら芝居をする道を探るため就活はしていたのだが、その日郵政選挙によって小泉政権が勝ったことは(すなわち新自由主義者の勝利は)=日本的和を持って尊としをなす助け合いの世の中からアメリカ型弱肉強食の時代になったことの他ならず、まともに就職して平凡なサラリーマンになったとしても幸せになるだけ稼げない危険がでてきた=可能性が低いバクチだろうがなにかで一山あてなあかんと思ったからだ。ならば、それが興味もない株の投資より芝居に関わるビジネスがよい。その日から総裁は就活をやめた(そしてそれまでより貧乏になって食生活のレベルがさがりよく風邪をひき、安定を求めた当時の彼女に逃げられ、親父に心労をかけ寿命を縮めた)

と、まあきばって書いたが、果たしてどうやったら私(および劇団員)をバイトさせずに暮らさすだけのお金を得られるのかなど見当がつかない。ようは、私がマネージャーになって彼らの仕事を管理するしかないのだが、そもそも我々の活動にお金を払う人間がいるのかが問題だ。もちろん、現時点でも私が逆にクライアントの立場でも、内閣にお金を払ってでも呼びたいと思わせるプランはあるのだが、それを人に伝えられるかと言えば・・・

となると、まずはとにかくスポンサーになるのだが、現在京都の企業さんを中心に、まずいきなりなってくれってのはあれだから、総務部や広報部などの担当の人につないでもらって資料と招待券を送らせてもらうということをしてるが、まあこれがしんどい。1日10件はノルマに電話をかけてるが、1日1・2件「送って下さい」と言われればまだいい肩だ。しかも送っただけで実際見に来ていただけるか、来ていただいて協賛していただけるかと考えたら、ハードルは高すぎる。だいたい、企業さんのリストアップをするだけでも難しいのだ。今やってるのはパープルサンガのスポンサーになってる企業さんへの電話だ。
サンガなら確実に京都の企業だし。まああっちは天下のJチーム、こっち無名の劇団じゃ条件は違うが、サンガは毎年J1とJ2をいったりきたりするが、内閣の動員は常に右肩上がりだから成長力は上のはずだ。サンガが急にボールがきたので思わず返しちゃうFWを買うくらいなら、内閣がリングを買う方がいいはずだ!

 で、衛星さんは「おそらく日本で唯一のフリンジ(小劇場)専門のプロ劇団」なのである。すでに役者としての向上心がないから自分から客演をすることがない総裁が、自ら門戸を叩いたのも(元から作品が好きだったとか、蓮行さんの演出方法が見たいとか、演劇関係者の知り合い増やしたいとか、彼女がほしいとかもあったけど)、その方法を目に焼き付けておきたいからであった。ほんまに、衛星さんのさまざまな活動。それによってどのように収入を得ているのか、など聞きたいことは山ほどあるのだ

 で、あるならば、前回より今回の現場こそ稽古場に潜入してきっちり聞いておくべきような芝居であった。とにかく、自分の中でさまざまな問題提起をさせられる芝居であったし、内閣に関わる奴らにはこれを見て食うためにどのような問題意識を持つべきかを知る機会になると思うから絶対見てほしい。で、ここまで書いておいて長くなったし、感想書こうと思ったらネタバレが出てきちゃうから、中身の詳しい感想は日曜がすぎてから書く。タイトルがウソになった。ひどい話だ。Mコバはきっと最後まで読んで「結局感想書いてねえじゃねえか」と怒ることだろう


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