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2008/03/01(土) ブレヒトだよの感想だよ
  劇団衛星の「ブレヒトだよ」を見てきた。去年お世話になったからとか、仲介した野口やどす恋が日替わりゲストで出てるからとかいやらしい理由ではなく、本気で周りの人に見てほしいと思った。演劇で生計を立てようとする私の無謀な挑戦への理解と、演劇への世間の理解を深めてもらうために回り全員に見せたい(とりあえず春から銀行員の浪崎は見るべきだ、やつは23日のチケットを購入していたのに早く買いすぎて忘れていた)。あと、土日3回しかないけど

 総裁が演劇で飯を食いたいといってるのは、よく夢があっていいねと言われるが、そんな美しい話ではない。私は人より嫌なことが我慢できない、好きなことをしないことが我慢できないゆえに、たかだか生活を安定させるために別な仕事が出来ないだけなのだ。芝居をしないで生きることが出来ない、普通のサラリーマンをする能力がないからやむを得ず芝居で生計を立てることを考えているのだ。

それを決定的にしたのは2005年9月11日。当時大学4年だった私は、一応就職しながら芝居をする道を探るため就活はしていたのだが、その日郵政選挙によって小泉政権が勝ったことは(すなわち新自由主義者の勝利は)=日本的和を持って尊としをなす助け合いの世の中からアメリカ型弱肉強食の時代になったことの他ならず、まともに就職して平凡なサラリーマンになったとしても幸せになるだけ稼げない危険がでてきた=可能性が低いバクチだろうがなにかで一山あてなあかんと思ったからだ。ならば、それが興味もない株の投資より芝居に関わるビジネスがよい。その日から総裁は就活をやめた(そしてそれまでより貧乏になって食生活のレベルがさがりよく風邪をひき、安定を求めた当時の彼女に逃げられ、親父に心労をかけ寿命を縮めた)

と、まあきばって書いたが、果たしてどうやったら私(および劇団員)をバイトさせずに暮らさすだけのお金を得られるのかなど見当がつかない。ようは、私がマネージャーになって彼らの仕事を管理するしかないのだが、そもそも我々の活動にお金を払う人間がいるのかが問題だ。もちろん、現時点でも私が逆にクライアントの立場でも、内閣にお金を払ってでも呼びたいと思わせるプランはあるのだが、それを人に伝えられるかと言えば・・・

となると、まずはとにかくスポンサーになるのだが、現在京都の企業さんを中心に、まずいきなりなってくれってのはあれだから、総務部や広報部などの担当の人につないでもらって資料と招待券を送らせてもらうということをしてるが、まあこれがしんどい。1日10件はノルマに電話をかけてるが、1日1・2件「送って下さい」と言われればまだいい肩だ。しかも送っただけで実際見に来ていただけるか、来ていただいて協賛していただけるかと考えたら、ハードルは高すぎる。だいたい、企業さんのリストアップをするだけでも難しいのだ。今やってるのはパープルサンガのスポンサーになってる企業さんへの電話だ。
サンガなら確実に京都の企業だし。まああっちは天下のJチーム、こっち無名の劇団じゃ条件は違うが、サンガは毎年J1とJ2をいったりきたりするが、内閣の動員は常に右肩上がりだから成長力は上のはずだ。サンガが急にボールがきたので思わず返しちゃうFWを買うくらいなら、内閣がリングを買う方がいいはずだ!

 で、衛星さんは「おそらく日本で唯一のフリンジ(小劇場)専門のプロ劇団」なのである。すでに役者としての向上心がないから自分から客演をすることがない総裁が、自ら門戸を叩いたのも(元から作品が好きだったとか、蓮行さんの演出方法が見たいとか、演劇関係者の知り合い増やしたいとか、彼女がほしいとかもあったけど)、その方法を目に焼き付けておきたいからであった。ほんまに、衛星さんのさまざまな活動。それによってどのように収入を得ているのか、など聞きたいことは山ほどあるのだ

 で、あるならば、前回より今回の現場こそ稽古場に潜入してきっちり聞いておくべきような芝居であった。とにかく、自分の中でさまざまな問題提起をさせられる芝居であったし、内閣に関わる奴らにはこれを見て食うためにどのような問題意識を持つべきかを知る機会になると思うから絶対見てほしい。で、ここまで書いておいて長くなったし、感想書こうと思ったらネタバレが出てきちゃうから、中身の詳しい感想は日曜がすぎてから書く。タイトルがウソになった。ひどい話だ。Mコバはきっと最後まで読んで「結局感想書いてねえじゃねえか」と怒ることだろう


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