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2008/03/20(木)
親父の遺言
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仕込み2日目だ。本当に便利な場所にある小屋だ。搬入口が狭くて仕込みはしづらいけど。でも、総裁は仕込みで役に立たないからロクな作業してないけどね。今日もひたすら営業。スポーツ新聞に本日のプロレススケジュールに載せてほしいと頼んだ。東スポはファックスして下さいとおっしゃってくれた。まさかどの新聞より先に東スポに載ったら笑うなあ 夕方になってリングが出来たので、練習。今回のマットはさすが3回目だけあって、かなり固くなった。しかし、その分怪我のリスクが。今日も何度かひやっとするシーンが。内閣のプロレスはあくまでお芝居だから、もし途中で怪我があっても負ける予定だった選手が勝つわけにもいかないから怪我は致命的だ。なにより、本職のレスラーさんじゃないうえ、多くはヨソの劇団さんからお借りした客演さん、怪我して返すわけにはいかないのだ。
私は常々、おもしろければ、なにをしてもいい。人を笑わすためなら警察に捕まってもいいと言ってるが、怪我だけは別。笑が取れたとしても、笑をとった人間が傷つくのはよくない。前見た映画「ガチ☆ボーイ」で私が一番感動したシーンは、実は主人公が段取りを覚えられないと発覚した時、ほかの部員は「別に出来るならいいじゃないか」というのに対し、部長だけは「段取り通りやらなきゃ危険だ、安全第一に決まってるだろ」と言った台詞だった。その、部長自身も主人公のプロレスへの愛を知ってるからやらせてあげたい、でも代表者として怪我をさせるわけにはいかないという葛藤に感動した
そして、親父が死ぬ前に最後に会って話した会話は、1月に帰った時に別れる時。その時の会話は「プロレス芝居も3回目やし、かなりレベルもあがってるからDVD出来たらみてや」に対し「レベルあがったからって、調子乗って怪我だけはさせんなよ」だった。まさに、怪我をさせないことは親父の遺言である。てことで、気つけていきますわ
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