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2008/03/21(金)
父の死を乗り越えるために
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昨日怪我について書いたのもつかの間、今日はさらにヒヤッとする場面が、胸に入るはずのハイクックが、高くなりすぎて鼻にヒットしたのだ。食らったのは普段強気な男なので(大丈夫じゃねえだろと思う場面でも大丈夫だということが多い)、自分で止めたというのはかなりひやっとした。最悪鼻骨折か、02年W杯の宮本みたいになるのかと思って病院に行かせたが、幸いたいしたことなかった。よかった
いやしかし、疲れた。西部が2週間で今回は1週間だし仕込み期間半分やなと思ってたが、よく考えたら西部は24時間入れるけど、アーコンは12時間なんやから4分の1なのである。短い。今日は夜ゲネする予定が明日になってしまった。万が一トラブルがあった場合、今日やってれば一晩考えれるが、明日なら3時間くらいしかない。不安だ
と、いいつつも明日が本番です。早い、早すぎるが、しかし嬉しい。お芝居も集客も不安でいっぱいだが、それでも好きで芝居やってるんだ。人生で一番嬉しい3日間になるはずなのだ。
今回ほど芝居していてよかったと思う時はない。今回は練習期間中に、親父を亡くすというほんまにつらいことがあった。日記には平気だ平気だ、遺産がっぽり入るの楽しみやわーと書いてるが、実際は悲しいにきまってる。もし、今の時期ちょうど芝居をしていなかったらほんまに悲しくて悲しくてしかたなかったと思う。でも、今私は幸いなことに悲しいなんぞ言ってられる状況ではない。悲しいけど、稽古場にさえ行けば、一緒に芝居してくれる仲間にひとたび会えて楽しくて仕方ない。そしてこれからほんまに楽しい3日間を過ごせる
だからこそ終わった後が心配すぎる。次やるにしても、とりあえずはしばらく毎日稽古場に通うということはなくなる。耐えられるのか?
それを回避するのはただひとつ。もう十二分なくらい満足する公演になって、しばらく余韻にいたったうえで、さらにステップアップするめどが立ってすぐ次の準備が忙しくなるしかない。そのための方法は2つ。満足いく芝居にすること。これはもう出来る。間違いない。そして、もうひとつ。満足のいく動員だ。もう、これは皆様にご協力いただくしかない。
私をショックから立ちなおさせるため、なんとか見に来てください。ほんまにおもしろいです。絶対笑わせます。お願いします。
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