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2008/03/26(水)
姉小路家は滅亡しました
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演劇人を騙すなら公演後に限る。たいていの演劇人は公演後はぼーっとしていて思考能力が低下しているからだ。いいカモは、思いがけない成功を収めた劇団。そこに近づいていって、有名な劇場のプロデューサーを騙り、「感動した、おたくの劇団を特別に安い値段で貸すから今すぐ振り込んでくれ」と言えば、浮ついてる劇団は喜んで振り込むと思う。アトコンはそういった交渉を話すには事務室ないのでこの方法はきついが、交渉ごとが出来そうなロビーがある劇場とかでいかにもな名刺とか作って契約書もいかにもなのつ食ったら騙される劇団もあるんじゃないかな。まあ、詐欺師が金のない演劇人を狙うわけはないがね
私も今思考能力が低下している。いい意味ではない。前回・前々回のプロレス芝居後はアップ系の低下の仕方。今回はダウン系だ。芝居の出来も、反響も今回が一番なので、やっぱり集客のいまいちさ(過去最高とはいえ、延び率がもう少しほしかった)にうちひしがれている。正直、努力しても仕方なかった親父のことより、努力すればもう少し伸ばせた分だけショックだ。まあ、動員に満足いったことなど7階やって、前回だけなのだがね。前回の延び率が異常だっただけで、ほかは全部少しづつだし。
前回も前々回もすぐに、次の展開を考えられたが、今回は次という気にならない(芝居の出来と、親の関係も含めて)。アンケートの分析はこれからしたうえで、どういう方針にするかが問題だが、それ以前にやりたいことがなくなってしまうと続ける意味がない。かといって、休めばいいというのは甘えだ。体力が減退してるとかなら休むのは有効な手段だが、自分の中の手ごたえがどうであれ、世の中での取り上げられ方では上がっているのだから、機をのがしてはならないのである。
今までと違うのが今回やたら見に来た人に感想を聞きたいという欲がうすいことだ。私は人の評価を気にするから、とにかく終わった後は見に来ていただいた人を食事に誘って聞きまくるものだが、今回はおとなしい。気になっていることは気になってる(ネットで検索しまくってるし)のだがね
なもんで今は廃人状態。昨日も火曜日のシュウイチ(坂口修一さんの一人芝居)に以降と思って、いける状況なのになんとかくおっくうでいけない(私はめんどくさがりやだが、芝居を見に行くことにかぎってはめんどくさがりはしない)し、色んな行動がおっくうだ。こういうときは本当に危険だ。私が競馬に手を出した最初は、芝居が終わって急にすることがなくなって、後輩に競馬場に誘われたのが最初だ。あれはまずかった。あそこで、ちゃんと読書なり有効なことをしていれば競馬なんかやらずにすんだのだ。とにかくこうい時は安易な娯楽に逃げがちである。もし、今金を持ってたらキャバクラとかいきかねん、私はなぜ女の子と酒を飲むのに金を払わねばならないのか理解できない(風俗は理解できるのよ、私の周りには無料で楽しく酒を飲んでくれる女友達はいっぱいいるが、無料で風俗サービスをしてくれる女友達はいないから)が、たぶん今はいったら楽しいと思う。
思えば、昔から「野球が好きになったら、金を使いすぎてまずいから野球には手を出すまい」と思いながらだしてしまった結果、関西にまできて。プロレスも競馬もすんでのところで、手を出すまいと思ってたのに出してしまった。芝居が終わるたびに手を出すまいと思ってたものが増えるとまずすぎる
てことで、すでにはまってるものなら被害が少ないと、ゲームを買ってきた。信長の野望。はっきりいって信長シリーズは、社会人になってから手を出すものじゃない(時間がかかりすぎる、学生時代までしかやれない)。現にここ3年やってなかった。しかし、とうとう復帰してしまった。雨垂の猪口さんの日記で長宗我部プレイをしているのを見て火がついてしまった(私もいつも、長宗我部でやる。京都の劇団の主宰は長宗我部が好きなのか?)。私が卒論で書いたころは全然マイナーだった長宗我部家臣団も、たいようのマキバオーの登場人物名に抜擢されて有名になったと思う、騎手の福留隼人も、広報の吉田さんも。今日は一晩かけて四国統一した。本当に劇中のさよこの台詞どおり、長宗我部だし四国統一するまでやった
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