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2008/04/17(木)
ポジションチェンジ
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笑の内閣はミーティングをいたしまして、このたび、ポジションチェンジをすることになりました。
具体的には私高間響は演出を降ります。脚本は書きますしある程度稽古場に口出しし(チョイ役としては出る)、作品の最終決定権は副代表のちっくに移譲されます。私は、代わりに企画最高責任者、および最高経営責任者、およびスケジュール管理責任者、いわゆるプロデューサーとCEOとマネージャーをします
なんのこっちゃと思うかもしれませんが、ようは私もちっくも笑の内閣が生み出す演劇は絶大な自信を持っています。今もそこそこのお客さんには来ていただいてますが、もっと来てさえくれれば、もっと注目さえしてくれれば絶対に面白いと思ってくれる。絶対に売れるという自信があります。
しかし世の中面白い作品を作っているだけで売れるわけではありません。いやらしい言い方をすれば政治力も必要です。決して演出がやりたくなくなったわけではありませんが、私はすでに、いい作品をつくることより、動員を延ばすこと世の注目を浴びることの方に興味が移りました。その仕事をもっとするには、毎日稽古場に行き演出するというには余力がありません。
私は元々演出としてはダメです。まず演技指導が出来ない。細かいことが気にならない。確固たる理想がない。優柔不断。言動不一致。リーダーシップのなさ。ちっくとて一流の演出家ではありませんが、これらの点はすべて私よりマシです。それをいったらプロデューサー家業というのも私の得意分野ではないし、理想を言えば、そういったことを内閣のためにやってくれるプロフェッショナルが居れば我々は好きなように創作だけやってられるのですが、それはお金を払わなきゃいません。そして見た時、今の我々の中でそれが一番出来るのは私です。これはベストな適材適所ではないですが、いる中ではベターな適材適所なのです
私はこれかから企画責任者として、公演だけでなく出張プロレスだとか様々な企画、CEOとして経営管理、そしてメンバーのマネージャーとして役者個人の売り込みなどをしていきます。
馬鹿だと思いますね、そんなこと自分でやらないでそういう会社に入ればいい給料になるのに。なんで、儲けにならない自分たち企画やら、経営やらマネージメントをしなきゃならんのか
でもやる。一度しかない人生を悔いなく生きるため。失敗したっていいじゃないか。失敗したら世のため人のため池田大作とでも刺し違えるよ
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