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2008/04/07(月) 演劇にもマーケティング
 
 正味、すでにもう良い作品をつくることよりどうやったらお客さんを呼べるに興味がうつりかけている。はっきりいって、会場に来てくれさえすれば安定して満足して帰ってもらえる作品を作ってる自信はある、あとは来てもらうだけだ。と、いうことで最近は文学作品よりビジネス書ばっかりといな、ほんまに作家なんかいという状況になっている
動員を増やすのはとにかくマーケティングマーケティングマーケティングしかないようだ。演劇界におけるアンケートというのは、質問といってもせいぜいご来場のきっかけ位で、あとは演出家・役者がただ感想を聞くためというものが多いです。もちろん、それを励みにみんな頑張っているのでそれも大切ですが、ビジネスとして考えた時に作品の出来しか聞いていないというのは非常に問題です。
 演劇界はたとえば、チケットの値段という興行収支に一番大事なものについても、「大体同じレベルくらいのヨソがこれくらいとってるから」など非常にアバウトに決めています。しかし、本来モノの値段とはお客様が我々の提供する商品に対して、どれくらいの値段を払っていいと思っているのかを把握せずして設定できるはずがありません。(普通に役者から参加費を払わずに利益をだそうと思ったら、前売り3000円当日3500円、高くしたことにより動員がへると考えたらもっとあげにゃならんのだし)
『会場にしても、公演時期にしても、主催者側である劇団
の都合によって決められているのが現状では、演劇はいつまでもお客様が増えるわけはない!』
そう、考えまして商売の基本であるマーケティングを徹底しようと思ったのだ。と、いってもまだ内閣だけでヨソの劇団に呼びかけてないだが。ということで今回3枚つづりで滅茶苦茶項目の多いアンケートを用意したのであった。はっきりいって全部こたえる気にはならない量だ

で、ほんまにこんなん書いてくれるんか心配だったが、全部書いてくれた人は抽選でDVDプレゼントというセコイ餌をまいた甲斐もあって、過去一番良い回収率は得た。回収率てのが一番作品の質を図るものなので素直に嬉しい。そりゃ過去最高傑作やったしね。まあ前回は作品どうこうじゃなく、あのクソ暑い西部で終わってまで残ってられっかというのもあったから飛躍的に伸びたとまではいえんが

実際の中身については、ここでわーわー書くわけにはいかんが、なるほど予想通りてのもあれば、予想外なのもあった。ありがたい結果もあれば、耳の痛い結果もある。例えば動員がそこまで伸びてないのにご新規率が思ったよりは高かったのは、宣伝という点では嬉しいことだが、前回まで来てくれた人が固定化出来てないてのは痛いし。集客のほとんどがやはり知り合い(75%近く)てのは痛い結果だし、内閣のプロレス路線をどう思うかについては、絶対・どちらでもいい、面白い作品ならのが多いと思ったのに、・独自路線でおもしろいぜひ続けてのが方がけっこう多かったのは喜ばしいことだった。

例に挙げた料金についても、耳が痛いものもあった。 やや高いを1000円、高いを500円、やや安いを2000円 安いを2500円(別途5000円がいい、3000円でも払うと値段を書いた人はそれを足して)平均すると、1420円となった。なかなか厳しい評価である
 
しかし、やや高いに票を入れた人の満足度100点満点中の評価を見ると妥当と答えた人と、平均点に差が見られないケースが多い。やや高いに入れた人をよく見ると、学生が多い。低所得者=どんなおもしろい芝居でも1500円は高いというケースが多く。まさに悪いのは我々ではなく格差社会をつくった小泉・竹中であり、これは、演劇界全体で考えねばならない問題である。もっと、高所得者に狙いを定めるのか、現状のまま若い世代の数を集めて利益を増やすのかは課題である

また、妥当といのもクセモノである。妥当というのは必ずしも1500円から1円でも高くなれば、やや高い、1499円になればやや安いと答える票だけではない。本気で1500円がよいと考える票と、1000円でも2000円でも妥当と書く票があるわけだ。そこの心理を組んだ上で、値上げ・値下げも検討するべきである。

と、いうかねえ。ご新規さんや最近来た人はほとんど妥当・やや安いに入れてるのよ、やや高い高いに入れてるのはほとんどわしと仲が良い人たちなんだわ。ようは作品の質云々の前に、高間響に1500円も払えるかて先入観があるんじゃねえか、むかつくわー。前よりなあ、笑の内閣のステイタスはあがっとんじゃ・・・とでかい口たたくが、わかりますよ高間さんまったく立派になってないアホのままだもの、地位が人を作るてのは大嘘ですな

まあでも実際はアンケートというものは、書いてくれた人は好意的と判断せねばならない。もちろん、書いてくれなかった人の中には時間がなかったという人もいるため、実際好意的な人も多いのだが、あくまで厳しい評価を前提に検討せねばならないし、なにより本当は、来なかった人のアンケートが一番ほしいのだけれども(前回見た人は見限ったのか、都合が悪かったのか、1回もきたことない人はなぜ触手が動かなかったのかを聞きたい)、。それを考慮に入れられないから、(一応、評価関係の集計は割合集計と実数集計=例えば100点満点の平均点は答えた人の平均と、無回答の人が全員0点として計算した平均点の2つだしている)難しい話なのだが

 実際は、かなり詳しいデータを算出したレジュメがあります。一応、個人情報を完全に抜いたものならば、閲覧してもらうことは出来ます(何歳の人がどういう傾向があるといったものは個人を特定できる危険があるので渡せない)。そういうデータがほしい劇団さんや制作さんがいるかはわからんけど。私はヨソの劇団が、動員がどれくらいで、身内率がどれくらいで、ご新規率がどれくらいでとかてデータがあれば多少金払ってでもほしいので、バーターでほしい人がいたら連絡ください


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