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2008/06/13(金)
煙草増税論
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高間響の多事総論、本日はタバコ税値上げ問題についてです。
私は、はっきりいうと賛成反対どちらにも与するだけの主張を持っています
まずは賛成意見
税金１００％の共産主義とか、石油が出まくって公共サービス全部無料でＯＫて国でない限り、税金をどこからどの割合で取るかってえのは、一番重要なテーマであるわけです。今日も市民税支払え通知が届いて、あまりの高さにクラクラするわ。くそー、ダミーで六地蔵にでも住所うつして宇治市民になるかな。そう考えると、できるだけ自分は払わなくていいところからぎょうさん取ってもらえることが一番望ましいわけだ。
その観点から行くと、煙草を吸わない私にとって煙草税はどんどん値上げしてほしい。もう、それに越したことはない。１０００円になんかあげたら辞める人が増えて、かえって税収が減ると心配する声が多いが、心配ない。おそらく１０００円にはしない、十分な調査をして、何円に値上げしたらどれくらいやめるかなどやめる人の割合と値段を計算し、一番税収が上がる値段（やめない人が多い中で、一番高い値段）に設定すると思われる。日本の官僚は有能だから、そういう計算は出来るはずですね
喫煙者の皆様は弱い者いじめだとか、町でも吸いづらいどこまで迫害する気だと、怒ってらっしゃるようですが、そもそも最初に手を出し依存するようになったのはだれの責任ですか。早くて小学校高学年とかでしょうが、それまでに煙草は有害であり、酒と違って人生に何も役に立たないという教育は十分受けたはずです。煙草依存は、先天的なものではない、人間は先天的なもので差別されるべきではないですが、明らかに社会からマイナス評価を受ける者に手を出しておいて、迫害するなとはおこがましい。
ましてや、税金をたくさん納めているなどと威張るなど笑止。煙草に限らず、たくさん税金を払う人間はでかい顔をするが、じゃあ税金をいっぱい払うために金儲けをしたり煙草を吸っているのかという話だ。みな儲けたいから儲け、煙草を吸いたいからタバコを買ってるわけだ。もし威張りたいなら「あ、今日はその煙草税金分は払わなくていいよ」といわれても「いやいや、喫煙するからには社会貢献する必要はあるから、税金分も払います」と言ってはじめて威張れると思う。
タスポが不便だなんだと言われてるが、簡単に作れるし今なら写真も無料で取れるし、どこが面倒なんだと思う。私に言わせえば、自販機だけてのが甘いのだ。煙草を吸いたいなら、煙草免許としてタスポを持たせ免許がないとかえまへんてことにすればいいのだ。こうすれば絶対に２０歳未満は買えない。
さらにいえば、私は煙草の吸いすぎで肺がんになったという人まで健康保険が効くというのは頭にくるので（なぜ自業自得で病気になった医療費を非喫煙者の私の保険料で賄ってやらなければならんのだ）、タスポをもった期間に応じて自己負担の額を増やしていただきたい。２０から３０年くらいずっともってた人は当然負担１０割。健康をないがしろにしたむくいはきっちりうけていただきたい
もし、これが税収アップではなく煙草禁止につながるならそれはそれで喜ばしいことだ。全く役に立たない物など、百害あって一利なし。
もちろん、これにより減収となる煙草農家や煙草小売店への補償は考えねばならない問題であるが、私が政権をとった場合は実現いたします
と、いいながらまったく逆の反対意見ももっている
この国の無駄遣いの構造は、まさに深い。それを解決せず安易な増税をたくらむなどもってのほかである。
しかも、煙草という特定の人間以外は反対しない、増税の理解がしやすいところから狙い撃ちにするところが姑息だ。上記には減収はないと書いたが、日本の官僚の見通しの甘さからいえば、あげたことにより今の１箱３００円の税収すら下回る可能性もある。そうなれば、次に狙い撃ちにされるのはなにか。
確かにたばこ増税は私には損はない。しかし、無駄遣いの解決ない増税というものを許せば、次に自分に損になる物が来た時に対抗できなくなる。あの品はよくて、あの品はダメとかで国民同士で仲間割れせずに、団結しどんな品でも増税事態を許さんと自分に利害関係がない時点から戦っておくこと（無駄遣い削減に転換するまで時間を稼ぐこと）が重要なのだ
さらにいえば、本当に愛煙家をここまで迫害する必要があるかとの話なのだ。歩きたばこなどは危険で論外ではあるが、例えば野球場はここ数年でスタンドはほぼ全面禁煙になった。私としては別にどうでもよいことはあるが、しかし生で野球を見ながら煙草を吸うというのが至福の喜びであった野球ファンがその楽しみを奪われたというのはあまりにかわいそうとも思う。フランスみたいにバーまで禁止なんてやられた日にゃ、煙草吸いながらお酒を飲むのが好きなお客様が来なくなっちゃってえらいことでっせ。営業妨害や、やめてくれや
さらに、本当にたばこと肺がんに因果関係があるかなど、実は科学的根拠があるかも微妙であるにも関わらず、煙草有害が既成事実化しているというのは、危険なことである。物事は常に科学的に正しいか否かを判断基準にすべきであり、迷信を基準にすれば誤ることは歴史が証明している
もし、この目的が税収アップではなく煙草禁止ならば、まさに恐ろしいことだ。嗜好品というのはなくならない、よって煙草非合法になれば非合法になれば、煙草の売買には必ず闇の業者が入り込む。禁酒法時代にどれだけアメリカマフィアが儲けたか。私はむしろ大麻だって解禁していいと思う。大麻はたばこより害が少ないし、闇の業者が儲けるくらいなら、大麻できっちり税収を増やす方が得策だ。
てことで、私はどっちの立場でもあるのです。つまり、どっちの立場の人に話しかけられても、そうですねえって相槌うてるんだな。あー風見鶏ですなあ
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