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2008/08/01(金)
蒼き狼がおもしろい
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やる仕事はたっぷりあるのだが、10年前に発売した、「蒼き狼と白き雌鹿W チンギスハーン」てゲームを引っ張り出してしてしまっている。間違いなく、KOEIの歴史シュミレーションゲームの中で一番面白い。総裁がそもそも歴史にはまるきっかけになったのは、その2作前の「蒼き狼U」だが、Wはさらにすごい。なにせ、日本一国の信長の野望や、中国一国の三国志とはスケールが違う。舞台は世界、主役はチンギス・ハーンだが、西はイギリス、東は日本までプレイ可能だ。チンギスと同じ時代に生きた、義経やリチャード1世、サラディンなど世界史の英雄が一同に会し直接対決(マップが広すぎるてよほど早くプレイしないと直接対決する前に寿命が来てしまうが)出来るのだ。チンギスが死んだ後の、ティムール帝国成立シナリオ(1370年)まであるから、明やオスマントルコ・室町幕府までプレイ可能。ロビン・フットにウィリアム・テルまで出てくるし。
さらに、マップ上には自由に都市をつくることが出来るので、世界中の好きな場所に都市開発ができるというシムシティ的な遊びも出来る。が、なにより、このゲームのウリはオルドだろう。敵国の妃をぶんどって、オルドというコマンドを使って口説くと、翌月には妃が妊娠することが会って、後継者たる(娘なら優秀な家臣に嫁がせて婿に出来る)子供が出来るのだ(エロゲーじゃないからそんなきわどい絵はないけどね)。田嶋先生に怒られそうな画期的なシステムである。この2つにはまった、総裁はゲームの目的である世界征服そっちのけで、都市開発とオルドばかりやって58人の妃相手に子供を241人も作るという記録までつくったのだ。
ほんまに久々にやってみた(カンボジアにいった影響で、シャヤヴァルマン7世のアンコール朝でプレーしたくなった)が、今も色あせず本当に面白い。こんな面白いゲームなのに、続編が出ないのはさびしい。まあ、最近は無双シリーズしかださすに三国志や信長すらださないが、歴史シュミレーションは手間かかるのに売れないから作らないんだろうな。経済学的には正しいがさびしい。
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