|
2008/08/16(土)
檀家より新規顧客を獲得するほうが重要ではないのか
|
|
|
と、いうわけで坊主が来る前に帰ってきた。こっちも15に帰る、もう飛行機のチケットとった後だっつってんだから、融通利かせてくれてもいいもんだが。
まあ、親父はそういうことを信じてないのでいいんだがね、親父の意思を尊重するなら「旅行は高い時期は避けろ、安い時期に休みを取っていけ」が信条の人だったので、盆に帰ることじたいが間違いだ。
結局はこういう行事は、故人どうこうより自分や周りを納得させるためであると思う。私は無神論者で、死んだら無と考えるから基本は故人のためになにかしたって無意味だと考える。それでも、盆に帰って仏壇の前で手を合わせるのは、母や親戚と親父の追悼する話をするのが、自分にとっても楽しい(親父が死んだのは悲しいんだから楽しいというのはちと違うのだが、悲しむためにわざわざ帰りはしないので、ほかに適当な表現がない)し、親戚にとってもそうしてほしいだろうからするんであろう。特に、祖父祖母とははっきりいって親父が先に死ななきゃ、ここまで話すことなかっただろう。
さいわい、親父もオカンもリベラルな考えなので、私の負担になるような追悼はしなくてもよいようだ。遺骨も親父は次男なので(北海道はあんま長男次男のこだわりはないので、祖父祖母の墓に入れてもいいんだがね)新たに作るかどうかなど色々方法を考えたが、結局墓はつくらずに家に置いといて、母も死んだら一緒に入れて、その時私が住んでる場所の近くの共同墓地に入れるんでいいということに落ち着いた。わざわざ高い金だして墓をつくらなくてもいいし、お参りもしやすいし実に楽だ。ありがたい親だと思う。私ももし死んで、その時今の彼女と結婚してたり子供がいたとしたら、どう埋葬してもらおうがかまわんが、負担にならないようにしてくれればいいですな。
なので、同窓会が終わって、ずっとダラダラして、芝居の事務作業ばかりしてた。今までまともにお盆とかしたことないので、母と2人調子こいて色々勉強してなすびに足つけたり、迎え火とかやってみたりしたのよ(ちなみに帰ってほしくないので、送り火はしないそうだ)。まあ、同窓会と休養だけでも帰った価値はあるかな。あと、猫にあえた。本当にうちの猫はかわいすぎる。仕事にならん
|
|
|