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2008/08/06(水)
役者紹介その1
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練習も進んで、そろそろ今回始めての現場の人のこともわかったので、城から少し筒役者さんを紹介していきます
三好淳志 京都大学の劇団「劇団ケッペキ」に所属していた三好君のことは、かなり前から知っていました。彼はよく汗をかく役者です。私は芝居中汗をかく役者が好きです。いや、普段から汗っかきな人は臭いのであまり近づいてほしくないですが見てる限り彼は普段は汗っかきではありません、舞台上で熱演をしたい量の汗をかくてのがいい。
ということで、熱演するしうまいし一度一緒の現場でやれればと思っていたので嬉しいです。この1ヶ月彼を見るに、芝居に対して実に真面目な姿勢を持っています。内閣はええかげんに役作りする奴が多いので、ここまで本を読み込んでストイックにやる彼は貴重です。正直、「ちゃんと裏設定まできちんとしてる生ゴヅラでよかった。脈絡が破綻してることがウリのプロレス芝居だったらいろいろつっこまれてたな」と思います。
そんな彼は、今回主役、党のお偉いさんから無能だから操りやすいと総理になれただけのダメ男で、支持率最悪の史上最低総理ながら、ゴヅラを倒すため最後は頑張る芹沢内閣総理大臣を演じます。楽しみです
馬渡亜衣 昨年、ブルセラセブンの奥さんあんな夫人を好演した、総裁が所属していた学生劇団劇団紫の後輩のあいちゃんが再びやってきました。実は馬渡と同じ時期に在学していないというのが信じられないくらい彼女とはつるんでいます(それだけ私が卒業したのに、後輩と馬鹿やっているということだ)。彼女は馬鹿です。酒を飲んで暴れて反省をするのに、また暴れます。酒乱です。まわたりあいをアナグラムにすると「あたまわりい」になるそうです。本当に頭悪いです。
だからこそ、頭の悪い先輩を尊敬するなんて頭悪い発言をして、何回も出てくれるのでしょう。そんな彼女に私とちっくはヒロインという大役を与えました。いや、内閣の主役とヒロインて脇が濃すぎるので、実はあんま美味しくないんだけど。彼女の役は、若狭沖に現れた怪獣ゴヅラを調査する調査団の家城助手です。官邸に報告に来てダメな政治家たちにあきれながらも、その普通の一般人としての発言が庶民感覚を忘れていた総理をかえていきます。
声の小ささがセイブに負けているので、そこの勝負が課題です
サンフレスコ中野 同志社小劇場からやってきた、フレッシュ(というと喜ぶ)中野君です。彼はいい奴です。なにより可愛くて仕方ない。そして、適度にお馬鹿です。馬鹿すぎて、一般社会には相容れないという内閣の平均値ほど酷くはなく適度に馬鹿というのがいいです。
彼はパク・ヨンハに似てるため、内閣ではパクちゃんと呼ばれています。彼は、私が何度か同志社小劇場を観に行った際、「ダメな人・情けない人の役がうまい」と思ったため「ダメな人ばかりでる笑の内閣向き」だとひそかにリストアップしていた男です。
で、いざ呼んでみると、本読みの段階では絶望的に下手だったため「もしかして間違えて呼んだのでは」と不安になりましたが、立ち稽古になった瞬間水を得た魚のようにはつらつとしたので安心です(どうやら、朗読だけが苦手のようだ)。ダメ男の演技は心配ないし、いちいち演技があざといのがいい。あざといってのは、ナチュラルな芝居を求める劇団では弱点ですが、あざとさを奨励する内閣ではいい武器です
そんな中野君は、芹沢総理の唯一の親友で政権NO2の官房長官に任命されながら、党内でも選挙が弱く、ゴヅラの被害が広がっても(被害者の心配じゃなく)自分の選挙の心配しかしないダメ官房長官、尾形を演じます
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