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2008/09/25(木)
もったいない
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何度も書くが、今回うちからだした2つの出し物については、名作であった。
「朝まで生ゴヅラ」はもともと、私の脚本の中ではかなり完成度が高かったが、書き直しでさらに洗練したこと、演出が馬鹿馬鹿的にやる私から、お芝居としてきっちりつくるタイプのちっくに変わったことにより、お芝居としてしっかりしたものになったと思います。面白いけど、お芝居としては・・という評価が多いので、内閣でも芝居としてしっかりできるということが出来たんではと思います(もちろん、丸井さんの言う通りディティール面で惜しいところは多々あったが)
特に書き直しで閣下の友人、中條厚生労働大臣をだしたことによる閣下の心情を細くしたことは、物語の深みをましたと思う。鍋田さんが演じた閣下てキャラはかっこよすぎる、閣下はおそらく私が生み出したキャラの中で一番かっこいい。芹沢総理と波川のラインは自分で書いといて感動するわい。ありゃ人間ドラマだ
まあただ、コメディとして物足りないて評価があったのは事実。上記とは逆になるが、内閣の魅力は芝居っぽくない無茶苦茶さて評価もある。今回、豆腐早食い以外はスタイリッシュに作ったことについて、笑い声の量が減ったとかんじる部分はあるし、ちっくはけっこうそれで悩んでいた。難しいところではある。両立できれば理想ではあるのし、私は今回のは満足してるのだがね
まあ、それでも笑いはきっちりとれたし、山本弘氏も日記で取り上げてくれたように、怪獣マニアにはツボなネタもいっぱいあったし、政治風刺としてもよかったし、しょうみ万博の出し物のひとつとしてカウントするのはもったいなかったともいえる。どうしてもプロレスを休んで、普通のお芝居一本だけするという踏ん切りがつかなかったことも、今回のような興行をする理由の一つであったが、十分単独公演に耐えうる作品であった。
と、いうかむしろ現在の政治情勢から行けば、単独公演にした方が話題になったのではという後悔もある今の話題の政治話てとこをガンガンついた宣伝と、なにせ生ゴヅラ単独なら予算が半分以下になる(舞台美術はかかるが、派手な証明はいらんわ、衣装代墓か湾は、ゲストギャラもいらんわ)など、短期的に見ればメリットはあったろう。実際、市議会議員は見に来たわけだしね。いや、本当に来るとはなあ、意外とフットワーク軽いんだなあ。右京区にお住まいの方は青木よしか議員を、左京区にお住まいの方は鈴木正穂議員をよろしくお願いします。鈴木さんはブログによれば三国志プロレスの方を見たらしいけど
ただ、それがプロレスやびっくりするイベントを期待する内閣ファンの期待にこたえられるかはわからない。さらに、この先単独公演を使用に生ゴヅラは今が一番面白い時期だとは思うので、さらに面白く再演は出来ないだろうてことだ。この先政権交代すれば、この話は全然風刺じゃなくなって面白くなくなるからなあ。最低、交代して小沢が総理になってやめて、菅―鳩山―岡田―前原と総理が変わって、小沢が閣下のような黒幕ポジションになって、でも前原はダメ総理(別に前原じゃなくてもいいけど、民主党政権で芹沢っぽいダメ総理になりそうなのというと前原が一番似合う)て状況なら受けるとは思う。それを左京区でやるってのはすごく大胆だが
三国志プロレスの方は、衣装はよくて、試合内容もすごくてではあるが、参加者・お客さんともちょっと時期尚早だったという感想が見られた。やはり、ストーリーがないと物足りないそうだ。内閣に出てるレスラーの努力は本当に頭が下がる、レベルも向上しているし。私は受身が取れないから試合は出来ないが、そんな皆さんに気持ちよくやりたい試合が出来る場を提供することができることは誇りに思っている。
だからこそ、試合だけでも魅せられるか、三国志という難題に挑めるかは挑戦だったわけで満足してる人もいるわけなので、ここも難しいところではあるが。なんというか、したい試合をさせてあげたいし、内容はかなりまかせているし、私自身が見たいのはみんなのレベルがもっとあがった試合なのだけど、お客さんの多数が違うのだと口うるさく修正しなくてはならん立場だし。マット買っちゃったもんで、プロレスは継続する形になるが、マンネリは怖いし、やりたいアイディアはいっぱいあるができるか怖いし、受けるか怖いし、そうとう考えねばなるまい。
まあ、三国志プロレスに関しては、元々単独では無理であったが、もっと潜在的な三国志ファンに売り込む手はあった。もう少し違うビラ作ってたらm梅田でやってた大三国志展に拒否されることも無かったろう。まあ、真面目な三国志展に見に北お客さんがうちにきた怒るだろうが
まあ、悪い孔明やブサイク周瑜はかなり冒涜してるので、狂信的孔明ファンや周瑜ファンに怒られなくてよかった。曹操がチビとか、劉備がデカ耳の情けない偽善者てのは、実は歴史に忠実なのだけど、イメージぶち壊してるから起こられないか不安だったし
いや、それにしてもお客さん少なくてもったいない2つの作品でしたな。
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