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2009/01/31(土)
五條楽園
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ワンダリングパーティーのお芝居を見てきた。中身の感想については、まだ終わってないので後日書くと思う。でも、そう書いて後日書いたためしがないので、たぶん書かないと思う。まあ、稀代のトリックスター永野一夫は殺されて伝説になったけど、堀江貴文はまだ終わっていないというハンデがあったと思う。 今回興味深かったのは、会場が五條楽園だということだ。ありていにいえば遊郭街である。私は地元に帰らないくらい京都好きだが、もちろん嫌なところもあってそのもっともたるところが、やたら地区ごとにあそこは卑しいとか差別することだ。とにかく、交通の便以外の面での家賃の値段の違いが露骨。五條楽園は特にそうで(五条河原町なんて本来かなり便利な場所なのに家賃が安い、引越し候補のひとつだったもの、五条なら出勤楽だったなあ)「危険だ、なんだ」とさんざんな言われようである。しかし、そう言われると逆に行きたくなるのは事実。とはいえ、きっかけがないと行ってみようとはならない。遊郭街といえば、インリン様のパロであいりん様てネタをやるために、飛田には探検に行ったが、五條はすぐそばを何回も通りながら縁がなかった
なので、今回潜入できたことは大きな収穫であった。別に全然危険じゃなかった。会場の五條楽園歌演場はいい感じに古く。面白そうな劇場だった。出石の歌舞伎場も使いたいと思ったけど、身近にこんなところがあったのだ。プロレスはしたら壊れちゃいそうだけど(帰り際に高杉さんに「ぜひ、ここでプロレスやってよ」と言われたのだ)
この日のステージを選んだのは、そこしか予定が空けれんてのもあったが、舞台裏見学が出来るからである。せっかくのチャンスなので、色々見てきた
しかし、ちょっと腹が立ったのが、せっかくのこんなチャンスなのに、50人くらいいたのに、その中に私の知ってる演劇人が1人しかいなかったのだ(芝居を見に行って、1人しか知り合いがいないなんて、最近では滅多にない)、え、せっかくの、普段見れないような劇場を見るチャンスなんでございますよ。それを、有効活用しないなんてなんなんだ?劇団を、芝居をしようて思う人間なら、とにかく色んな劇場をリサーチして、自分たちのしたい表現を実現させるために一番最適なところはどこかを探るもんじゃないんですか?アポとって、見学するよりはるかに楽に見れるチャンスですよ。 てことで、今日土曜の夜ステも舞台裏を見るチャンスなのである。演劇人なら、作品を見るという目的は勿論、検分を広げるためにも見に行くべきだ。探究心ないものはダメだがや
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