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2009/10/24(土)
大洋に嫉妬
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隠岐から帰ってきた。体調悪くてしばらく書いてなかったけど、
書いた通り、断崖絶壁、野牛などなかなかほかでみられないものがみれて居長な体験だった。離島というものは、奥尻島だけしかいったことがなかったが、また違う。コンビニなし、居酒屋1件、カラオケスナック1件、郵便局一つ、銀行一つ、電気屋はなぜか2つ、商店が数件、漁協や旅館やお土産やや食堂もあるよて感じですぐ探検が出来た。島の人に、買い物はどうするのかと聞いたら、答えは「アマゾン」だった。ネットと携帯がないと生活できないといってた。意外とハイテクだ。
公演は、動員500名以上と大盛況。3000人ちょいの島だから、6人に一人きたことになる。中学校なんか、わざわざ別な日を代休にして全員来てくれたし。私はプロジェクタのふたの開け閉めオペレーターなので、待機場所は客席の見えない柱の陰(役者には丸見えで笑われる)だが、本当に皆さん楽しんだんだろうなという熱気が伝わった。ロップらしくないといえばらしくない作品である、なにせ向坂がでてない。しかし、下手にこだわらず島の人に楽しんでもらえるようにとやった柔軟性は評価したい(向坂は主宰演出看板だが今回の作品なら出ない方がよかったといえるし)、本当にあったかくてよい作品だ。
「みんな大好き沢先生」は、ロップの団員沢大洋の父、沢俊則先生のエピソードを基にした物語だ。ねたばれになるから、まだ書けないけど、実際に作中にあるああいった破天荒なエピソードの多い熱血教師だったようだ。
だからこそ、多くの町民の方々がこの公演に協力しこうして大成功をおさめたのだと思う。その後行われた交流会では、せっかくなので島民の方といろんな話をしたが、私は大洋がうらやましい、嫉妬する。私も大洋とほぼ同じ時期に父親を亡くし、しかもどっちも親父は教師だ。しかし、私が高間功物語を書いてのためにここまで集まるかね。環境も違うし、教師としてのタイプも違うし、親父は酒を飲めないてのはあるけど。親父もかなりかわった人だし、子供が大好きな教師だったが、休みは遊びも大事にしてたしそこまですごいエピソードはないので脚本にならんな。
とにかく、私も4ヶ月後には凱旋公演するけど、私は勝手に行くだけで、ふるさとが迎えてくれるわけではない、この歓迎ぶりにはちょっと嫉妬する。大洋ママもうちの母とは違った意味で未亡人ぽくなくてかわいらしかった、120人呼んだらしいので、ひろえの北海道でのチケットノルマは121人ですな。今回の経験と、内閣の北海道公演をえれば、私は凱旋システムを作れると思う。地元で凱旋したい人、連絡ください、国内ならやれるよ。
てことで、若干嫉妬しつつ貴重な体験が出来てよかった、ぜひ、京都でもいっぱいお客さんが入って、合計動員4桁に持っていきたい。いい話だし、ぜひ見に来てください。
帰りのフェリーで手を振ってくれた島民に皆さんをみて、今度はゆっくり遊びにきたいと思った。帰りは帰りで、水木しげる記念館(これがまた700円なのに、妖怪のリアルな人形はあるは、漫画は読めるわで濃い)いって、鳥取砂丘をみて(すでに日没後だったうえ、月すらないので迷うかと思って怖かった。ちなみに最近砂丘は緑化してるらしく草取りしたらしい、アフリカの人が怒りそうな話だ)、ひたすら運転。金がないので返りは下道、京都まで7時間。鳥取の道は時々無料高速があるが、そんなによくないのでしんどい、バイパスをくれ、脇にしょっちゅう石破のポスターがあってきもくて事故りそうだ。
ロップ京都公演は3週間後、きてねー。私からチケット買って、ほんまに頼むわ
京都公演

2009年11月13日(金) 14時〜/19時〜
 14日(土) 14時〜/19時〜
 15日(日) 13時〜/17時〜

[会場] アートコンプレックス1928

[料金] 前売り/ 1500円
 当日 / 2000円
 学生(高校生以下)/ 1000円
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