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2009/11/28(土) 趣味でしないが出来ない世の中など滅びろ
明日からナギサの芝居再開します。よければぜひ

 明日は、大阪学院大プロ研さんがアメリカ村でゲリラプロレスをしますが、うちのレフェである、野口がレフェリーします。私は彼が言うのが遅いので見に行けません(知ってたらオペ断ってたね)、でも面白いと思います。

 役者は足りません。くそ、ディベートとコントはあっさり集まったところを見ると、結局は金と拘束期間か。いくら魅力なプラン、魅力な企画だしても、決め手が金と拘束期間なら、練習短く本番短く手近の劇場で金のかけない公演になってしまう。それなら、もう就職しようよ、フリーターじゃなくてもできるよ。向上心もって、でかくして、遠征しててのは時代に合わないのかね。

 北海道だよ、3万で北海道行けるんだよ、なぜ魅力に感じないのか理解できんわ、暇なはずの学生より、ある程度年いった人の方が「北海道?行きたい、行きたい」て(実際行ける行けないはともかく)ホイホイ言ってるのが不思議、普通若者のが腰が軽いはずだし、社会人より学生のが軽く行けるはずなのだが。10ヶ月前からいくから行こう開けといてつってもあかないのは己の怠慢ではあるが

 にしても就活で出たいのに行けないてのが腹が立つ、そう言ってる人にではなく、この不況に。私の年はそんなびびんなくても余裕でとれた(一応、私芝居と免許取得と教育実習と同時にしてたのに、さらに最終まで残ったところは何個かあるのよ、最終で「仕事より芝居が大事」的なこと言わなきゃ内定とってたと思う、そもそも就職するきあんまないし嘘つきたくないからそういったまでで)のに、今年の子は芝居と一緒に出来なくてかわいそうだ。

 本当に腹が立つのは、なぜ企業の面接は直前に入れるかということだ。大学の受験日は、ほぼ1年前から発表しているので、それを訓で予定が組めるのに、就活は直前に面接連絡が入るから何ヶ月も前から芝居の予定を入れられないとかってことになるのだ。はっきりいって何様だと思う。まだ入社していない学生に対し、うちに入りたいなら長期予定などたてずに直前に面接入れられても優先しなさい的な態度、労働者と雇用者は平等なはずなのに何様だ。

 それこそ、芝居の予定ってのはちょっと特殊例だが、大学時代ゼミ発表の順だった人が2日前に面接連絡が来たためその日発表できたくなったといった事例があった。んなもん、せめて1週間前に連絡してくれてさえいれば、代替発表者を用意できたろうに、企業様はどこまでえらいのか(かといって、今大学連盟が企業に「面接は休日にしろ」と要望しているのも逆に何様かと思うが、人事担当者が面接のために休日出勤するいわれなどない、じゃあ大学が面接官の休日出勤手当を出すのかて意味でね)

 やはり日本は雇用側が強すぎる、もっとフランスみたいに労組が威張りくさって、すぐストおこすわ、サボタージュしまくれる国になってほしい。国際競争力が弱くたって良いじゃないか、よく「仕事なんて選ばなきゃある」などというのがいるが、「んなもん多少無能だろうが選べるくらいに選択肢を広げろ」というのは決してわがままじゃなく、他の弱肉強食の下等動物と違う崇高な人間様は言える当然の権利だと思うんだがね

2009/11/26(木) インドの価値
 本日から練習開始しました。あいかわらず、初日に全役者が確定していません。ピンチです。もうピンチにはなれた。うーむ、公演決定から10ヶ月もたってるのになにしてんだか。

 北海道と言えばすぐ集まると思ったんだがなあ。私は、ロップが隠岐でやると聞いた瞬間「絶対行きたい」と思って、ロップが10月というのを前提に今年の予定(演劇の予定も、バイトも人としてのその他のスケジュールも)決めたので、隠岐以上に一般アンケートでも行ってみたい土地で上位に入る北海道ならたいていはそれ前提でスケジュール組むだろうと思っていたのだが、どうも「旅行で行きたい土地」と「芝居で行きたい土地」てのは違うみたいだ。=になってる私が特殊なようで、これだと東京だ、福岡だっていっても、全然魅力に思ってもらえず、また苦労するかと思うと腰が引ける。最終的にはインド公演をしたいのだが、集まらないだろうなあ。私はインドで芝居した経験というのはものすごく価値があるというのをわかってもらえる人と芝居出したいんだけど。
 
 普通3万で北海道5泊は行けないんだからむしろ安いんだがねえ。ただ、北海道じたい別に行きたくない遠いて行った奴には頭きたな、人が愛着もって芝居やりたいていってる故郷に向かってその言い草は。と、いうことで、まだ募集中です、あ、女子は一応うまったので、男子ね。いや、女子増やしても良いけどさ。脚本なんかいくらでも書き換えられるし

 と、いいつつも、まあ普段よりは残りわく少ないのでなんとかはなるでしょう。ただ、替えが利かない人間がすでに断られたのが何人かいるので、そこの書き換えはきつい、うちはあて書きなので役者がかわれば脚本自体書き直さなくてはならない、こんなことなら再演にしなければよかった。そういう意味じゃなく、第7次に出た多くの出演者は「絶対に北海道のやつには見せたいおばか」たちなので、見せられないのは無念すぎる、こうなったら今回だけじゃなく2回目の北海道もやって、見せつけにいかなくてはならないとすら思う。というか、一緒に北海道に旅行に行きたいので、芝居関係なく招待したいくらいだ。

 とまあ、嘆いてても仕方ない、ほぼ無理と思われていたHIROFUMIもなんとか連れて行けるし、あと少し。役者がきまれば、脚本も書き直し出来るし(第7次の欠点は、劇中劇がテキトーすぎるという点なので、そこはちゃんと本編とリンクさせるものに書き換えます)、まあせいぜいがんばりますよ

2009/11/24(火) もっと光を
予告した通り、週末ナギサでやった芝居で照明オペをしています。演劇フェスティバルでお世話になった松浦さんのYOU企画という団体です。韓国の女性作家さんが書いた静かな男女2人芝居という、私の芝居とは対極です。

 私は長いこと、芝居に関わっていますが、私ほどオペレーターに向かない人はいないでしょう。なにせ集中力が無い、この世で他のどの作家が書いた芝居より好きな自分の芝居ですら集中してみれない私が人の芝居を集中してみるなんて不可能です。役者なら良いんだよ、台詞間違えたってごまかしきくもん、実生活だって言葉を言い間違えたり、人の話を聞いてなくて返事をしなくて間があくということはよくあるのだから。しかし、照明は間違えたらごまかしようがない、しんどい。しかも、松浦さん、昼ステと夜ステ間にきちんとなおすんだよ、内閣なんか1回目終わったら、もういじらないで休憩中はだらだらする(せいぜい、その日おこった時事ネタを差し込むとか、悪のりアドリブを仕込むとか)。すごいね


 ということで、たいへん緊張しましたが、まあ無難にこなしました。音響は神田川がやってて、まさか響さんとオペを組むとは思わなかったと言われました。芝居は、たいへん静かな芝居です、きっかけ台詞が聞き取れなかったくらいだぜ、でもイメージよりわかりやすいよ。来週も、土曜日と月曜日(日曜はないからきつけてね)、13時と17時なんで見に来てねー

2009/11/21(土) にゃんまげにとびつき
 おかんが京都にやってきて、本州でどっかに旅行に行きたいと申したので、色々パンフを見せて前日に決めるという強行で、結局志摩にある合歓の郷リゾートというところが、普段よりかなり安い日だったので行って来た。そこじたいが、広大な敷地にホテルが3つあって、マリンスポーツやゴルフやアーチェリーなどいろんなレジャーができるリゾートなのだ、ようは今は寒いのであんまそんなことできないから安いのだ。よって、寒くて私もなにもせんかった。まあ、親子でテニスとかしてもしゃあないし。

 近鉄周りゃんせで行って来た。伊勢志摩といっても、伊勢神宮や鳥羽水族館はいったばっかりだし、母も行ったことガルので、まずは、志摩スペイン村に行って来た。15周年だそうだ、よく15年持ったという感じの寂しいテーマパークだった。けっこう怖いジェットコースターとかにものった。おかんは酔うので一人で。マスコットのダルはかわいい。

 今日は伊勢ちょんまげワールドに行って来た。にゃんまげに飛びついてきた。にゃんまげは無表情で、非常にくだらないキャラだ。色々芝居が見れた。あそこにいる役者さんは、いちおう芝居で飯を食っているのだろうか?お客さんの反応も異様に良いので、幸せだとは思うが、ここも寂しい、スペイン村は修学旅行がいたし平野にあるのでまだましだが、ここは山間地なのでなお寂しい。

 そこそこ田舎なので、バスや電車が少なく乗り継ぎ計算が大変だった。それでも伊勢うどんや手こねも食えてよかった。しかし、テーマパークはどこも厳しい。

2009/11/17(火) みんな大好き沢大洋
 ロマンポップの公演が無事終了しました。風邪で咳が出まくるので現場は遠慮して家で待機しながら公演の成功を祈るという立場になってしまって、すごく寂しかった。もっと、現場でみんなと一緒にいたかった。悔しい。そして、向坂から頼まれ、今までロップが弱いところを細くするような宣伝をしてくれといわれ、評論家の人たちだったり店舗関係であったりと色々したがあまり結果が出なかったのがすごく悔しい。今回は、本当にいい作品だったしいろんな人に見てほしかった。

 最初、隠岐でやると聞いた時に、絶対に行きたいと思った。私は役者としては下手でよそから呼ばれるようなレベルじゃないので、自分が出来ることをやって潜り込みたいと思っていた。まあ、役に立ったかは別として関われてよかった。だから、ほかの身の回りの役者の人が隠岐と聞いて「これは行きたい、予定とかぬいてなにがなんでも」て思わなかったのはちょっと不思議、あんた隠岐ですよ、自分がある人の前で「唯一見たことがある劇団にでたことがある役者」になれるチャンスなんて滅多にない。何度も書くが、もっと隠岐でやった劇団というのはみな一目置くべきだと思う。別に隠岐でしたことを評価されてないとは思わないが、それでももっと評価されてよい

 そして、作品はさらによかった。かなり、評価は高い。大洋は本当にいい役者だ。向坂自身は、いつもとかなり違う「わかりやすい」に特化した演出が、いつも以上に評価されていることは、手放しでは喜べないかもしれない。しかし、沢俊則氏というとても魅力的な人物の実際のエピソードを基に作ったこの話は、そのまま熱くなる話だった、ある人が「こんな話は、卑怯だ。感動するに決まってるじゃないか」と褒めていたのが印象深い、卑怯おおいに結構、いい芝居をつくるためなら、どんな卑怯な手を使ってよい。

 本当に、十分満員だったけど、もうひとまわり入ってほしかった。ロップは売れるべきだ。内閣の次に。

 さてさて、次は今週末、ナギサで松浦さんが芝居をします。私は、別に深く関わってる訳ではないのですが、仕事先でするということで照明オペになりそうです。
 21 23 28 30という、2週にわたって、土曜月曜という変則日程です。13時と17時で、2500円ワンドリンク付きです。まだ、見てないけど、内閣よりよほどバーでやるにふさわしい静かな芝居です。見に来てください。

2009/11/13(金) 拘束
風邪は苦しんだが回復したので、芝居を見てきた。札幌の劇団だ、全国をワゴン車で回って、いろんな場所で芝居をしているらしい。47都道府県を制覇が目標らしい。うらやましい。私は、昔から地図好きで、境界線がある白地図をいったことがある市町村を塗りつぶしていくというのが好きだったので、芝居でそういうのをやりたい。内閣の芝居は人数いるわ、当日イン当日アウトしづらいわ、金かかるわで難しいけどさ、それ以上に旅意欲がない役者が多くてなあ。なんでみんな遠征行きたがらないのかがやっぱりわからん、合田の「内閣は46道府県をまわったあと、最後に東京に行ってほしい」という言葉がしみる

 なんで、そこの劇団を知ったかというと、代表さんが経営する居酒屋がZOOの会報に広告を出していたからだ、ずうずうしい私は、そこにもスポンサーになってもらおうと電話をかけたら偶然京都にくるってことで見に行ったのだ。飲み放題1200円というお得ななので「打ち上げで使う」というのをカードで使えた。雰囲気的に演劇人のたまり場になってそうなので、そこを拠点に使えば動員も増えよう。とにかく、高校までのつてしかない土地なのだから、いかに身内を増やすかが勝負。

 で、どうやら劇団員をそのお店で働いてもらって、給料を出してというようにやってるらしい。これは私も昔考えたシステムだ、興業で利潤をだすのは不可能に近いので、飲食店を経営して給与はそこでだし、閉店時間中に練習にすればあわせられるって寸法だ。演劇喫茶みたいにして、いろんなイベントしてね、役者にファンをつけてその店にいけば会えるみたいにすれば

 問題は飲食店経営はそんな簡単ではないということだ。似たようなコンセプトだった、昔つとめてたメイド喫茶は無能な経営によりすぐにつぶれた。今勤めるバーのオーナーは、栄枯盛衰激しい木屋町で20年以上を誇っているのだから、かなりすごい人なのだと思うが、そのオーナーにしてバー経営に専念しているのだ。演劇の片手間で出来ようはずがない。ましてや、内閣だと抱えなければならない人数が多すぎる、うちのバーグループですら合計8人なのだから、それ以上の規模にしなくては、そんなん簡単にそこまで儲かるなら、出勤しないオーナーとして不労所得で儲かるシステムにして、芝居するがな。

 また、全劇団員を一括で従業員とするメリットは、休みをあわせやすい、練習時間をあわせやすいてあるが、逆に公演日は休業しなければならない(しかも往々にして公演日は飲食でイチバン儲かる週末)というデメリットもあるし。動員を増やす手立てのひとつとして、劇団員のバイト先の友人てのは貴重なものだが、全員同じ職場ではその広がりがないのもマイナス。

 とまで、書いても出演者をある程度自由に拘束出来るメリットは計り知れない。金も生み出してないのに、パトロンに払ってもらって全員食わすというのが無理以上、なんとかうまい方法はないもの

2009/11/11(水) 遺言
 高熱が出ている。病院行って現在暫定陰性だが、まだ疑いはあり、3日前同じ場所で話していた、かなちゃんはインフルだそうだ。練習開始前に免疫が出来るならいいが。今回の参加者はうつりにきてください。みんな、練習前に免疫つけよう。

 もし、私が死んでも、ビラにきっちり高間響追悼講演と書いて、ちっく演出で北海道とアーコン公演まではしてください。たいした額ではありませんが遺産は今までの感謝も込めて「参加費無料というか多少ギャラを払う」ことと、また優秀な制作さんを雇って動員を増やすために使ってください。ただし、やむをえず公演中止の場合は、母と彼女で等分してください、公演にかかるお金は横領されないようすべて領収書を発行し、暫定相続人である母に提出を義務づけます。私は死のうとも、公演が中止になるなら死んでも死にきれない。

2009/11/10(火) はっぴいうえでぃんぐ
 1回生からつきあっていた、劇団紫の後輩カップルが結婚するものの、結婚式はしないということで、千本ちゃんがサプライズパーティーをしよう(それを口実に、同窓会をしよう)と持ちかけてきた。私は現地にいない彼女にかわって、会場選び担当に。普段我々が飲み会で使っているようなところよりは、おしゃれで格式が高い物の、そこまで料金は高くなく、かつわがままがいえる店ということで、ナギサしか思い浮かばなかったのでナギサにした。私は働きながら参加出来たので、じつに儲けた。

 千本が「ちょっとひびきの店にでも飲みにいくか」と誘ったら、20人ちかく店で待ち構えててクラッカーで出迎えるという、派手な演出でケーキカットあり、店長がキャンドルサービスセットもかしてくれたのでそれもありとよいことができた、よかったよかった。

 全然あってない連中にも久々にあえてよかった。みな、見た目どころか、人間的な小ささもあまりかわってません。フリーターで芝居を続けている私がかわっていないのはまだしも、まともに社会人をやってるやつまでかわっていないのはどうかと思います、そもそもまともに社会人をやっているのが少ないのがどうかと思います。まともに社会人をしないなら、芝居に復帰してほしいです。

 私も25歳、そろそろ友達の結婚式シーズンですが、演劇人は晩婚かつしても金がないので、平均より行ってません、金がない人はナギサでやってください。いつでもしてあげますよ。私は西部講堂でプロレスありの式をします。花嫁をさらう悪役レスラーは高田です。高田君それまでよろしく

2009/11/07(土) 再現可能な笑の内閣
 妹とか、娘とか通り越して孫みたいに可愛い後輩である四方ちゃんのユニットL3や、アフタートークやしゃべり場でお世話になった水本さんの新たな劇団ステージタイガーがでる、linxてもんにいってきた。

 これは、3月から内閣の常連さんになっていただいている石田さんというお客さんが、6団体集めて20分の芝居を上演するというイベントだ。この人はすごい観客だ、お世話になっている人にとても悪い表現をするのをお許しいただきたいが、あえて良い意味で「観劇依存症患者」といいたい方だ。まあ、制作サイトで問題になっている、関東にいるようなマナーの悪いステージジャンキーとは対局な、たいへんありがたい方なので、その人のイベントなら見に行かなくてはと思える人だ。

 1周り以上年上の方に偉そうに言うのもなんだが、演劇関係者というより、観客という立場から演劇好きが講じてイベントをするという行動力がすばらしいと思った。あの面々から呼べるであろう動員力に比べて会場が狭いとか、ドリンク付きがいかせてないとか、進行がもうちょっと見やすくなればとか、不満もあるのだけど、まあ次回もあるようなので、ぜひ次回はうちも呼んでほしいなあ

 演劇ってのはほとんど、上演劇団の主催興行なのだが、これはかなり非効率である。例えば、ライブハウスでやってるライブなんて、単独ライブなんか稀だ。お笑いコンビも、単独ライブより何組かあってってのが多い、音楽や漫才に比べ搬入搬出が時間かかるというのもあるが、高校演劇は当たり前に日に何組もやってるんだしできないことはないだろう。

 うちも、最近京都演劇フェスティバルとか、吉田寮祭とかでそうした経験をしてきたが、そうやって自分の金銭的リスクや、めんどい仕込みバラシを回避出来て場数が踏めるてのはありがたい、そうした場がどんどん増えてほしいとは思う。いや、ナギサコントライブをそういった場にしたいんだけど、なかなか参加団体が集まらんくて、出来てないのだが

 ただ、こうした方式を劇団もメジャー化していくための問題点も感じた。ようは、まだ今日もあるのにこう書くのは失礼だが、親しい子なのであえて書く、L3のものについては、明らかに彼女らの主催興行でやっていたことに比べ見劣りしていた。別に手を抜いていたとは思わないが、現実的に練習時間や他との兼ね合いで自由度が利かないこともあって、主催興行よりクオリティが下がるのはやむをえないと思う。

 で、単純に、無理して新作せんでも机上のクローンでやって一番反応よかったのをやればいいのにと思った(いや古野のスケジュールがあわなくて2人だからむりだったのかもしらんが)

 この各劇団が、いつも無理した新作ではなく、前日にちょっと練習すればクオリティの高い物をいつても再生可能な短編持ちネタとして持つというのはこれから重要になってくるのではと思う。吉田寮祭りで面白かった、ベビーピーのジョジョ劇や、ファックさんの山登りのネタなどは、多少新しい部分尾あるが私も前見たことがあるストックネタである。しかし、その場にいる人の過半数が初めて見るならそれでいいし、面白い物は何度見ても面白いからだ、考えてみれば、音楽は単独ライブだって全部新曲などありえないし、漫才コントだって、TVでもけっこう同じネタをしているのに、演劇も無理しなくても良いのではないか

 で、内閣はどんな持ちネタをすればいいかと思うと、プロレスはマット運搬と実行するための拘束人数(レスラー最低2、リングアナ、レフ、実況、解説、コーナーを人がやる場合は×4)と人がいすぎて、ぱっとやるのは難しいんだわ、普通の芝居よりアドリブが危険なので練習時間もかかるし。となると、皇族コントか、コンドームやウヨっていいともや貧乳仮面て手もあるが、楽でクオリティならディベートかな、最低5人いればできるし、ほぼアドリブでいけるし、笑えるし、もはや演劇と言えるかだが。まあ、固定劇団員がいないとつらい

2009/11/05(木) 高校時代の補完
年始に高校も同窓会が開催してくれそうで良かった。チケット売りたいからって、無理矢理開催をお願いしたかいがあった。中学は去年やったばかりだけど、こっちもやってもらおう。あとは、同窓会としては開催しづらい高校演劇仲間にどう売るか

 しかし、フェリーが14人という最悪な人数になりそうだ。15人から団体割引なんだが、これだと1人招待した方が安い。誰か行きたい人いないかね、スタッフスキルがある人歓迎。

 てのはいいんだが、ようやく役者集め本格化、2月に決まってる企画なのに飛行機値段が出来てようやく本格だ、みんなぎりぎりまで返事粘られるなあ。あれだな、普通にうまい人のが北海道行きたい行きたいてあっさりあきめて、学生レベルのが腰が重いのが不思議、逆じゃないのね。


 今回の遠征は、8年越しの夢だ。私は高校演劇で3年連続地区予選おちで行けなかった。特に最終年は、帯広開催で遠い、同学年で親友だったYがそれ以前に所属していた部活をやめたのをいいことに、主役のイメージがあうからやつをいれたいと言った顧問と二人でなかば強引に入れたのは、卒業前に彼と遠くに旅に出かけたかったからだ。私は当時の後輩にはなめられてたけど(私は今もそうだが、ダメ人間だから仕方ない。今は、人としてはなめられてても脚本や企画は面白いからそこは一目置いてくれてるだけで、当時は本も企画もないのでただなめられてるだけだ)、それでも可愛くて仕方ない子たちだったので一緒に行きたかった。

 しかし行けなかった。まあ、当時はすごくがんばったけど、今思い返せばもて力のすべてを注いでなかったしね、しかたないね。なので、親友や可愛い後輩を遠くまでつれてって、その先で芝居するてのは8年越しの夢だ。アフタートークを本山先生にお願いしたのもただ旅に行くだけじゃなく、当時と同じ審査員の先生に論評してもらわないと8年前の補完にならないからだ。あとは、他校との交流てのが補完できないのが悲しいけど、これは少しでも札幌のいろんな劇団の人と知り合って見に来てもらって補完するしかない。

 もちろん、当時は顧問の作品だったけど今回は自分の作品で上演出来るとか、当時は打ち上げで酒飲めなかったけど今回は出来るとか、上回ってうれしいこともあるんだが、高校時代の補完のためにことを起こすなんて26歳のすることかと言われそうだが、いいじゃないか。ああ蘇れ高校三年生、カムバック青春、みんなもう一度楽しかった高校生に戻ろう

2009/11/03(火) 一色家は滅亡しましら
紫を見てきた。悪ふざけも悪ふざけだ。私の悪ふざけは褒め言葉だ。私は悪ふざけが大好きだ。真剣にふざける奴は好きだ。

 しかし、下手だ。下手なうちから悪ふざけをして、それが面白いとなると、演技がうまくなることの必然性がなくなる。私のような、面白ければ法を犯しても良いという主義の人間ですらこういう懸念が起きるんだからどうなるんだろう。

 紫といい、未踏座といい、忘却といい、昨年くらいから学生劇団は人数が増えている。人が足りなくて、スタッフオンリーの約束で入った奴までキャストでかり出す学生劇団が、役者希望者を落とすような時代になっているのは不思議だ。60、70年代、学生運動という形で自己表現をした生きのいい若者たちは、80年代演劇に行ったおかげで小劇場ブームがきたわけだが、やがて90年代音楽に行き、00年代はダンスにいったので、10年代はプロレスかなと思ったけど、演劇に戻ってきてくれたようで

 しかし、質はというとである。1回生で光りそうなのが2人だけいたんだけど、具体名は書かないけどね。この先どうなるかはなあ、きっちり話したいなあ。でも、今の合田はうらやましいな、たしかに質は悪いけど合田のやりたい放題、少なくとも私の現役時は私の作風でやりたい放題にできなかったし。小山くんで盟友もいる、私は同期にああいう形の盟友はいなかった(千本は盟友だけど、ああいう形じゃないねえ、異性だし)。今、内閣だってやりたい放題じゃないし。

 なんか紫つぶれたら悲しいて思ってたけど、そこまで執着なくなってつぶれてもいいかとも思ってきたぞ、1回生の子らは合田が卒団してもまだ私が見に行きたいと思わせるだけのことやってほしいな。色のなかった私の現役時代と違って、今のあんなアナーキーな学生劇団はないはずだから


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