|
2009/03/18(水)
デモ決行と、予算可決
|
|
|
３・１８有料化抗議デモしました。１５人くらいという小規模でしたが告知が遅いから、もうバイトいれてたとかて人が多いから仕方ないや。まあそれは表向きで高間が扇動したデモなんかいけるかてことかもしれんけどさ。正直口では困った困ったといいながら、忙しさにかまけ行動しない人に腹がたたないわけじゃないが（今日バイトを休む損失より将来的に増える負担金のが高くなるわけだし）、本気で行きたかったて返信くれた人もいたし、私こそ公演にかまけて告知が遅くなったんだから人のこたいえん。むしろ５日だけでこれだけ人が集まったことに感謝したい。
まずプラカードづくりウィルビーの西さんかどやさんが手伝いにきてくれた。最初は有料化反対とか説明会ひらけとかまともなプラカードを作ってたのだが、だんだん楽しくなって「チャラにしてくれ」「市長はキングボンビー」「役者は貧乏」「神様もう少しだけ」「言いたいことも言えないそんな世の中じゃポイズン」とかふざけたものばかりになった。
１６時半に市役所前に移動、私は孔明の衣装、ちっくはガチャピンにかなちゃんはメイドに辻は魔王に川崎はトランプマンにと仮装パレードにしかみえん
京都新聞、毎日新聞、京都民報、ＫＢＳさんにきていただきました。あれだね、私が話したことをいちいちメモとってもらって一言話すたびに写真を撮られるのは気持ちいいな。
そして出発。借りた拡声器が壊れてるという悲しい事態のため肉声になり、すぐに声がかれたが大洋や谷内さんに助けてもらって完走、意外に早く歩けて４５分の予定が２５分ですんだけど。有料化反対、説明会をひらけの二個をシュプレヒコールしただけだが声上げて歩くてのは気持ちいいや、バシバシ新聞に写真とられるし。
その後市役所に戻り総評の抗議集会に合流、なんと生まれてはじめて街宣車に乗る。これまた気持ちいいや。実際に演説もしたがこれは反省ばかり、もっと泣きに訴えて同情を誘いやすい挨拶にすれば良かった。よくみたら私以外みんなちゃんと原稿用意してんだわ。私も用意すりゃよかった。ただでさえ他は保育士労組、学童保育士労組、国保を抑える会とみんな生活かかってる（うちだけ趣味や）とこだし切実さが違うしな。
新聞にものったし
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009031800150&genre=A2&area=K00
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20090319ddlk26040540000c.html
そして、昨日の京都市会において来年度予算は可決され、青少年活動センター優良かも正式決定しました。おそらく我々が妥協案として要求した、上げ幅の縮小や、2900万という収入見込みに達しなかった時に来年見直すための付帯決議というのも行われなかったようです。
2月頭に聞いた段階で覚悟はしてました。市にもメンツがあるし、案をだした以上撤回はしないだろうと。
それでもある意味無駄とわかりながら戦ったのは、ここで戦わなければ来年も値上げされる。ヤクザの論理とかわらんが、今回の値上げ対象を見たって、抵抗がめんどくさそうなところはスルーされている。私には市の1ヵ月半前に言うわ、説明会開かないわて態度は、普段演劇やってる最近の若者なんてしょせん対した抵抗しないだろうってなめきったものを感じたらこそ、自分らをないがしろにすんならそれなりのことはさせて貰うぜてことはする義務があると思ったからだ。損益どうこうより美学の問題でしょ、値上げされる仕方ないって泣き寝入りなんてかっこ悪すぎる。
あとは楽しいしね、テレビで市民運動とかみてて、一度こういう運動してみたかったのさ、でも反戦だ環境だて自分に利害がないことに対し運動するのはめんどくさいし芝居してる方が楽しいので、今までしなかったけど、今回は楽しかったですよ。デモとかも一度してみたかったし、衣装来て声上げてなんて気持ちいいし
もっと嫌らしい言い方をすれば、ある意味チャンスだと思ってましたよ。ほとんどの演劇人がたいした動きもせずにいた中で、これだけ動いたおかげで、本来なら出会えないような演劇の先輩や議員さんとも名刺交換して交流を持てたので、それはいずれ財産になるはずだ。私は自己顕示欲の塊だから、デモの指揮だって「高間はすごい、行動力がある」て言われたい、思われたいてのもある。稽古場代が10万増えても、この運動のおかげで動員が50人以上増えれば＋になるわけですしな。今回けっこう動いた中でも、頭いいなと思う演劇仲間はみんなチャンスだと認識してたしね。たいしたことしてないライバルには差つけられたかなとは思う。行動派て評価と、デモしたのはネタとして使えるああ得した得した。
青少年活動センターに関しては、7月以降利用は一時凍結すると思う。有料化しても、民間の稽古場に比べれば多少安いのだが、多少なら24時間荷物置きっぱなしに出来るとこ借りた方が楽だし、やろうと思えば外でも出来る。なにより、市の歳入目論見は私は絶対外れるともう、いやそううまくいくかと思わせてやりたいのでボイコットだ。
今後この運動をどのように展開していくか、少なくともこの案が今の稼働率を維持できると甘く見たザルである（我々の懸念を議論しつくされていないこと）は、賛成派の寺田一博市議からのメールでもわかっている。そこらへんはもっと調べて徹底的に追求していきたい。
そして、次回公演のディベート芝居はどこか1日、この問題を取り上げる。私が今もくろんでるのは、その公演のゲストに門川市長に出演してもらうことだ。早速、オファーのメールを送る。出演は難しいだろうが、ぜひ勝負してもらいたい。市長の財政再建は茨の道である、討論で２０代の就職もしてない芝居馬鹿のガキどもすらねじ伏せされないようじゃ出来ませんぜ。
とにかく、残念な結果にはなりましたが、今まで手伝ってくれたみなさんありがとうございます。これからも、がんばります。私は自己利益が一番ですが、それが京と演劇界全体のためのことになることを信じて
|
|
|
前の月
