ヒビサマ今日の一言
ヒビサマの挑戦に力を
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2010年11月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新の絵日記ダイジェスト
2015/05/14 名誉男性鈴子への抱負
2015/04/12 名誉男性鈴子 早割1日前
2015/04/03 残業代支払いよりずる休みのが悪いと思ってるのか?
2015/04/02 養子話
2015/04/01 養子をもらうことになりました

直接移動: 20155 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 月 

2010/11/19(金) 22日再提出
22日に再提出されると見られる、青少年健全育成条例の改正案。16日に吉田都議と電話した際は、吉田氏はまだ見ていないとのことなので、どういう内容なのかはまだわからない。が、今日の朝日新聞にはこういった内容であるとかかれていた。

 非実在青少年という単語は削除し、強姦など刑法に触れるような性行為や、近親相姦など社会規範に反する性行為を「不当に賛美、誇張」した漫画やアニメで、登場人物の年齢ではなく描かれた性行為などで判断する

 もしこれが本当で、規制派が妥協して出したとしたならば、ことの問題を全くわかっていないというか、大バカというか、これは前回案よりはるかに悪化している

 自然な解釈ていえば、ようは大人だろうが難だろうが、犯罪を描いた作品はすべてアウトである。ミステリー漫画は金田一でもコナンでもアウト。ルパンも盗みしてるからアウト。もうなんでもあり。

 しかも近親相姦が駄目なんでもっと訳が分からない。近親相姦は現実の世界では違法でもなんでもない。近親婚は認められないが、近親相姦をしたって逮捕されない。が、創作物の世界では近親相姦したら違法。現実で合法な事ですら、非現実世界でアウト。もうわけがわからない。

 これは規制派が、反対派はロリコンで18歳未満というところに噛み付いたと思って条例分を変えたとしか思えん間抜けさだ。根本での問題である「不当に賛美、誇張」というのが曖昧すぎる=担当者の恣意的判断が入り込む。そもそも違法行為の創作物を読む=悪影響を与えるという間違った学説に剃っているという点が突っ込まれているというのがまったくわかっていない。というか、わかってるならやはり狙いとして恣意的判断を残したい=気に食わない表現をつぶしたいと思ってると解釈せざるを得ない

 例えば、レイプ表現を見せたくない、子供が読むような漫画にレイプがあってほしくないという気持ちはわからんではない。が、レイプという存在を教えなければ、子供がレイプの加害者にも被害者にもならないわけではない。しかし、現実にはレイプをする卑劣な輩はいるわけだ。だからこそ、「夜道は気をつけろ」とか「安易に男の子の部屋に一人で言っては行けません」と教育する事が真に子供の安全を守る事ではないか。レイプという存在を教えなくたって自然と性欲は湧くわけだ。だからこそ「無理矢理しちゃだめよ、必ず同意を得てからしなさい、てかセックスは出来ればもう少し我慢して大きくなってからにしてちょ」と教えるのが加害者にさせない教育ではないのかと


 もし、本当にこんなふざけた条例案をやろうとしているのならば、これはもう現在の「のるてちゃん」では対応出来ない。この案の問題点を加筆する必要がある。

 正直、今から加筆するなんて、福岡の脚本も書かなあかんし、宣伝準備もあるし、役者の負担になるし、やってられないが黙ってみてられん。

 なにより、こんなふざけた案でも、民主党が妥協する可能性がある。「賛成の見込み」とかいた読売は飛ばし記事では会ったが、吉田都議ははっきりと「当選回数が多い人たちは、妥協する可能性がある」と言っていた。だからこそ「反対の声がでかい、やはり反対しないと駄目だと思わせるために、どんどん手紙、メールを送ってくれ」とも言われた。

 正直な話、情けない話ですが、私にはその余裕がないのです。民主党、共産党、生活者ネットの反対3会派にはご案内状とビラを送ったけれども、一人一人にまでは送れていない。吉田さんからも「民主党都議は50人以上居るし、50枚おくって」とも言われたが、そもそもビラが足りんのだ。

 だからこそ、皆様にはご協力願いたい。民主党都議には出来うる限り、のるてを見に来てほしい。のるてさえ見れば、反対に回る筈だ。と、いうことで、この条例をヤバいと思っている皆様、「条例反対と、のるてを見に行って」というメールでも手紙でも(ファックスは駄目です。相手の紙という資源を無駄に消費させるので)送ってください。


 この条例案が杞憂で、22日に出された案が骨抜き状態で妥協して可決していい内容なら万々歳(正直、規制派のメンツをたてとかないと自公が過半数を奪還した時にやばい規制案をだされる可能性もあるので、骨抜き案なら可決させた方がいい。が、現状のような案では絶対に妥協してはいけない)だが、そうはいかないだろう。反対の圧力とのるての力で絶対に廃案に追い込まなければ、演劇の表現の未来は終わり。のるてよ今こそ戦うのだ。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.