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2010/03/10(水) 映画は印刷 芝居はコピー
演劇人が食えない原因の一つに、演劇てのは生ゆえに1回ふえるごとに、人件費だ会場費だの、作品以外にかかる金が多いというのがある。これが映画だと、作品を作るまでの初期投資は演劇より上だが、一回作ってしまえば上映するのにそれほど金がかかるわけではない。映画は版代がかかる分、一枚二枚ならコピーより高いが、何百枚になれば圧倒的に安い印刷みたいなもんだ。演劇はコピー。

 なんで、ある程度でかい劇団にならないとロングランなんかできない。私がよく見ているフリンジて制作さん向けのサイトに「劇団はロングランすべきでる」という記事があった。「小劇団てのはほとんど週末だけの公演が多くて、その公演の面白さが口コミで広がる頃には終わってしまっている、それは問題だ」てことだ。まったくもっともである。

 それを実感したのが今回の札幌公演。知名度0の町に乗り込んだわけだが、言うまでもなく我々は面白い作品をもっていったので、あきらかに楽日には1日目とても評判が良かったというのを聞いて、来たという人がいたのだ。また、楽日に「初日に来てさえいれば劇団員全員連れて来れたのに悔しい」てアンケートもあった。私も悔しいですよ。

 しかし、そんなにロングランなんかできないのですよ。単純にプロレス芝居だから、プロレスラーだって、4連戦くらいしかしないのに、普段は役者の我々が1週間連続でやったら死んでしまうてのもあるが、お客さんが増えたところで、そんなに長くホールおさえたら破産してしまうし、今回札幌はたしかにホール代無料でしたけど、我々はフリーターですから何日もバイト休んだら来月死んでしまう。正社員じゃ、そんなに有給取れないしね。となると、必然的にロングランはしたくても出来んのだ。まあ、フリンジの文章もそうは書いてないが行間を読むと「そんな劇団はアマチュアとして細々とやった方が良いよ」て書いてあるのだけど。我々はそんなレベルに達してないよと。

 てことで、今回の内閣も1週間やれば絶対に動員は口コミで伸びると思ってますけど、金がないので3日間だけです。役者の体調考えれば、5ステージやるなら、1日1回5日間やるべき(さらに週末休めない人間を見込めば、3日間5ステージするよりその方が絶対動員は伸びる)なんだが、金がないのだー。てことで明日から仕込みで金曜夜には本番の強行スケジュールだ(そして、強行に見えるが、京都の中ではむしろ、3日目夜に本番てのはかなり緩い方なのだ)。ゲネは金曜午前中だから、はっきりいって、プロのレスラーでも3日連続ダブルヘッダーなんかしない(もちろん、プロよりは危険なことはしてないけど)

 そんな強行をする我々だからこそ、口コミ頼りじゃなく、今からがんがん宣伝してもらわないとならないんです。札幌と違って京都では、すでに面白い作品を作って来た実績はあるし、今回の作品も札幌で大受けしたという実績もある。全然未知のものじゃないじゃない。がんがん見に来て。チケットかって。お願いちゃわん


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