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2010/03/25(木) 試合結果
 そういや、プロレス芝居のくせに結果を全然発表してなかった。

 第0試合
○ リッキー•クレージー(7分14秒 コブラツイスト固め) ×クレージー•キラー

 毎度おなじみ、「適当なプロレスちゃうで、けっこうやるんやで」と客席に見さすための、上演開始直後のガチ目試合。シモンVS高田戦はもうなれてるだけあって、いい試合だが、札幌の初日、なぜか高田が殺気立っててシモンさんが怖いと思ったて試合になったのはびっくり。私は高田のセコンドとしてレフェリーの次に近い位置でみてたが、役者としては「キラーもっとやれ」と言わなきゃならないので「いつもと違う、どっちか死んじゃう」て主宰者としてびびってた(でも、実際は社長としても、リッキーとの対立は芝居なんだから、内心怪我を心配して定員だがね)。


 第1試合

○ メイヤー市長(7分35秒 体固め)×Pマウス

 最高に危険なネタPマウスの第2弾、初演時の反省点だった黒子が見えるようになる課程が、なんでも見える眼鏡という安易な設定だったのを、黒子がズボンをぬいだら下半身だけ見えるというのに変えたのは「演劇的手法、普通のプロレスでは出来ない、プロレス芝居ならではの手法」という点でいいものができたと思う。

 


 第2試合 ビバイダー(8分54秒 10カウント) クリオネ男、テレビ爺さん、湯上がり男、まりおっこり 
 
 プロレスをより向上させるにあたりガチ試合はある意味、プロレスのレベルをあげるという正解があるが、ネタ試合は頭脳勝負だから本当大変。

 その点で、勝ち抜き戦。北海道名物の怪人を出すてところまでいくのは紆余曲折だったが結果的に「地元ネタで受ける」ことをやったのは大成功だった。クリオネ男は、智内さんがつくったクリオネの陳腐さが最高。

 テレビじいさんは鉄板だった。テレビ父さんのパロなのに、ただのテレビしか生き甲斐のない独居老人という「テレビ塔要素0」時点で馬鹿馬鹿しいが、ネタ的にもすばらしい。

 また、湯があり男も「川崎を面白くする」という難題の結果、「湯上がりでタオルまいてる姿が似合う」というわけわからん発想でよくあそこまでいけたと思う。だいたい「観光客にお湯をかけた怪人」てすでにかけるの意味が違っている。ここはお風呂の遊園地、なんてったって宇宙一という、北海道では鉄板なサンパレスネタあってこその怪人だったので、京都ではいまいちだったが。にしてもせっかく湯気を立たせて入場する予定が、川崎はお湯も沸かせない無能というのはとても面白かった。みんなの母さん若林が、もう良い私が湧かすと言うわ、HIROFUMIがなぜか気張って僕に任せてくださいというのとか、舞台裏が面白かった。

 そして、フレディの知名度を見誤ったフレディーまきゅもっこり。札幌でうけなかったから、急遽、マリオとまりもっこりをかけたまりおっこりに変更したのは功が絶大だったとはまではいえないが、現状のまま行くよりは良かった。

 そして、怪人が面白すぎて、目立たなかったビバイダー、人造人間ビバイダーて美唄市民でも駄洒落になってるてわかるのかね、炭坑夫らしさまるでないし、入場曲で地味に「ガロ」てフレーズがあるのは我路とかけてるなんて、細かすぎて誰も伝わらないネタである。

 
 第3試合 ○ピンクサディスト七瑛 ドクトル栗山 (11分19秒 ピンク固め) ×マリー•ザ•セクレタリー バハムード橋本

 内閣女子プロの原点、「女の子にここまでやらせていいの」てとこをつけたと思う。そのおかげでどっちの都市でもベストマッチ賞。

 第4試合 ○大下眞次 上蔀優樹 (12分41秒 一本背負い→体固め) ×アブドーラ•マノノコ•ブッチャー タイガー•ちっく•シン

 大下、上蔀は初プロレスでよくやったと思う。特に上蔀は、松山の捻挫で急遽メイン抜擢がここまで伸びて良くやった。。まの、ちっくの悪役ぶりは磨きがかかった。実況が言う通り普段決して二人とも悪人顔じゃないのに「顔の作りが悪い」て言われるのがすごい


 メイン ○小渕龍介(6分38秒 )×クレージー•キラー

 おなじみ歌を歌いながらの感動のフィナーレ試合。私は札幌の楽日声が出なくなって歌をシモンさんに譲った消化不良はあるけど。怪我の功名で、京都ではTフレーズごと交代するというださかっこいいことができた。

 
 今回の劇中劇はある意味「内閣プロレスの手法で最短で試合をする決定版」みたいに書けた。プロレス芝居に置いていちばん難しいのは「結局なんでこいつら闘うのか」をお客さんに納得させなあかんのだ。メジャー団体はそれを新聞や雑誌でやってくれてるが、内閣は事前に因縁をお客さんに伝えられないから、芝居が始まってから闘う理由を演技で補完しないとならんのね。

 その意味で「田舎町同士で、合併を求めて隣町が責めてくる」てのは非常に有効な手段だ。これが「隣国同士」なんかでやると一気にリアリティがあって、きなくさくなってむしろダメなんだが、田舎町同士だとそんなわけねえだろてファンタジーになって、怪人とか物とかだしても違和感がなくなる。だからといって、架空の団体同士とか悪に秘密結社とかになるともっと時間書けて設定を説明する必要が出て来て、結局強引なこの設定が短時間で出来る。

 これは、内閣のパッケージとして劇中劇だけきりとって、全国どこに呼ばれても「岩見沢が美唄を攻める」てのに似たシチュエーションにして上演出来るという優れものだ。「茨城が栃木に攻める」「津軽が南部に攻める」「島根が鳥取に攻める」「岡山が倉敷に攻める」とか微妙なライバル関係な都市をあてはめたら地元では大受け確定。地元ネタもふんだんに入れれるし。


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