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2010/03/04(木)
どうなってるんだ北教組
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今日から京都公演に向けて練習再開ですが。北教組の幹部逮捕されましたね。なぜ先週逮捕してくれなかったのか。今回の向坂の役は「組合活動をしすぎて、指導には全く来ない顧問」でしたが、前回の「土地ころがしにはまって来ない顧問」の設定を変えたのは、ひとえに親父の知り合いや私の恩師はみな組合幹部なのでネタにして笑わせたい、怒らせたいというのがあったからです。向坂は期待通り演じてくれましたが、どうせならこれもネタに組み込みたかった。あとで、知ったがこの裏金献金問題は北海道では充分通じるネタ(京都ではほとんど報道されてないので、あまり通じないと思っていれなかった)だったらしいので、いれておけばよかった。「先生これから組合の集会に行くから部活は休む」より「先生これから小林千代美に裏金届けに行くから部活は休む」のが絶対面白いもんなあ。「町村の野郎、親父が特高だからって、負けた腹いせに警察動かしやがったな」くらい言っても受けたかもしれないなあ。しかし町村は相変わらず上から目線で本当にむかつくなあ。酒や武部も政治信条的には相容れないが、オヤジギャグ好きや酒で失敗する人は友達なら好きだ。が、町村は人としてもまわりにいると嫌だなあ。比例復活のくせにもう少ししおらしくならないものか。喜んでるけど補選になって、いったん辞職する勇気なんかあるのかね、もし子分出して当選しても次回の調整がめんどくさいだろう。
と、いうようにまず今回の芝居の手ごたえの一つが、北海道ネタの受けの良さだ。「よく調べましたね」とアンケートに書かれたが、そりゃまあ私の出身地ですから元々知ってたわけなんですけれども、これはたぶんカットしちゃうからネタばれ上等で載せるけど、「網走ってガス漏れや断水する町でしょ」「それは北見だ」て台詞で大爆笑が起きた時は、楽屋の方が大爆笑だった。演出の私ですらそこは笑いがとれる台詞じゃなく、ただのつなぎだと思っていたのに
とにかく、北海道ネタでないところまで深読みされたもん。「I was born to love you」で入場するレスラーの時なんか、稲葉が出て来ると思われたり、あの劇場で稲葉ジャンプされたら壊れる。あとで聞いたが、北見断水問題てのは私が思ってた以上に北海道では大ニュースになってたみたいで。サハリンのコンスタンチン君の火傷のニュースが誰でも知ってると思ってたのに道外ではまったく通じなかったのと逆だ。今度地方公演をやる時は、現地ニュースが現地でどれくらい話題になってるかをよく調査してからいこう。
まあ、ただうち京都でも「部落ネタ」とか「兄弟仲が悪いかばん屋」とか際どい地元ネタやってるしね。こういう風なネタを持ってくる劇団が単純に札幌になくて新鮮だったのもしれんけど。
と、いうことで今から話し合いです。役者からはさまざまな改善案を文章で出してもらったが、まあ、方針としては、大幅変更カットはせず、グダグダな部分の精査だけします。なにぜ、すでに北海道で結果をだしてる芝居ですから、わざわざいったん崩すリスクを置かす必要などない!
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